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エスリアール王城 出会い
はじめての先触れ魔法6
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「ええ、魔力に関する専門店で、アーヤさんに見合う物を用意できそうなのですが店主が職人としてアーヤさんの魔力とピアスの調整や術の発動を確認したいと言っておりまして。
受け渡しの日にアーヤさんも一緒に来店して欲しいそうなんですがお願いできますか?」
「私は大丈夫です。特に予定もありませんし。」
「良かった。ありがとうございます。」
「ここから遠いのですか?」
「遠いですね。私の故郷なのですが、転移でご案内します。」
なるほど。もしかして、この国以外なのかも。
「いつ頃になりますか?」
「明後日の開店時間午前10時に合わせて5分前にお迎えに来てもよろしいでしょうか?」
「はい、よろしくお願いします。この場所で待っていればいいですか?」
「そうですね。こちらに参ります。」
「…時にアーヤさんとデュカーレ君は何の魔法練習をしていたのですか?」
「えっ?練習はしてましたけど、わかるんですか?」
「ええ、まあ。魔力の感知は得意なので。」
「実は、私が自主練をしたくてシオンさんに頼んで魔力循環の練習をしていたんです。」
「自ら循環の練習をするとは、意欲があってよろしいですね。地道な努力ですが、大切な訓練なのですよ。」
「それで練習が一段落して、休憩をしながら頭を悩ませていたらラナ先生から先触れが来たんところでした。」
「悩み…ですか?」
「はい。」
「アーヤ、先生になら相談しても大丈夫だと思う。話してみたら?」
「そうだね。ラナ先生、まだお時間大丈夫ですか?悩みというか、相談したいことがあるんです。」
「この事は、他言無用でお願いしたいのですが…。」
「待ってください。防音結界を展開します。………。はい、もうよろしいですよ?」
は、速い。無詠唱ってやつですか?!
「えーと、まずですね。私の趣味と言いますか、歌うことが好きなんです。
それで、おかしなことに私が歌うと妖精や精霊などが寄って来たり集まりだしてしまうんです。
しかも、エルフの村で神託の泉という人気のない場所でただ、感謝を込めて思いっきり歌った時に…エスリアール国の聖獣の麒麟が現れてしまいまして。」
「…歌に妖精、精霊それに…聖獣ですか。」
「その聖獣の麒麟様が私の歌を気に入りまして、お名前まで教えてくださったんです。
また歌って欲しいとか、何かあれば力になるとおっしゃっていたのでこの国を離れる前にもう一度歌っておこうかと思うのですが、城の中じゃ、もしまた現れてしまったら大騒ぎになってしまうし。
でも出国してからじゃ尚更歌いずらいしどうしようかと悩んでいたんです。」
「…事情はわかりました。」
貴女という人は、本当に私の想像もつかないことをなされるのですね。本来ならば、聖獣の出現など一個人の力ではできないというのに。
しかも、聖獣の方から名乗ったですって!?聖獣の名はつまり真名ですよ。事の重大さをわかって…はなさそうですね。
「…私から提案があります。明後日、ピアスの受け取り後、この城から離れた森に転移して私が結界を展開するので、そこで歌われたらいかがでしょう?」
「いいんですか?」
「ええ、受取日はお休みを頂くので大丈夫です。私にもその歌をお聞かせ願えますか?」
「ただのストレス解消も兼ねた自己満足な歌なのですが、それでもよければどうぞ。」
「ありがとうございます。楽しみにしております。」
「あまり期待しないでくださいね。」
受け渡しの日にアーヤさんも一緒に来店して欲しいそうなんですがお願いできますか?」
「私は大丈夫です。特に予定もありませんし。」
「良かった。ありがとうございます。」
「ここから遠いのですか?」
「遠いですね。私の故郷なのですが、転移でご案内します。」
なるほど。もしかして、この国以外なのかも。
「いつ頃になりますか?」
「明後日の開店時間午前10時に合わせて5分前にお迎えに来てもよろしいでしょうか?」
「はい、よろしくお願いします。この場所で待っていればいいですか?」
「そうですね。こちらに参ります。」
「…時にアーヤさんとデュカーレ君は何の魔法練習をしていたのですか?」
「えっ?練習はしてましたけど、わかるんですか?」
「ええ、まあ。魔力の感知は得意なので。」
「実は、私が自主練をしたくてシオンさんに頼んで魔力循環の練習をしていたんです。」
「自ら循環の練習をするとは、意欲があってよろしいですね。地道な努力ですが、大切な訓練なのですよ。」
「それで練習が一段落して、休憩をしながら頭を悩ませていたらラナ先生から先触れが来たんところでした。」
「悩み…ですか?」
「はい。」
「アーヤ、先生になら相談しても大丈夫だと思う。話してみたら?」
「そうだね。ラナ先生、まだお時間大丈夫ですか?悩みというか、相談したいことがあるんです。」
「この事は、他言無用でお願いしたいのですが…。」
「待ってください。防音結界を展開します。………。はい、もうよろしいですよ?」
は、速い。無詠唱ってやつですか?!
「えーと、まずですね。私の趣味と言いますか、歌うことが好きなんです。
それで、おかしなことに私が歌うと妖精や精霊などが寄って来たり集まりだしてしまうんです。
しかも、エルフの村で神託の泉という人気のない場所でただ、感謝を込めて思いっきり歌った時に…エスリアール国の聖獣の麒麟が現れてしまいまして。」
「…歌に妖精、精霊それに…聖獣ですか。」
「その聖獣の麒麟様が私の歌を気に入りまして、お名前まで教えてくださったんです。
また歌って欲しいとか、何かあれば力になるとおっしゃっていたのでこの国を離れる前にもう一度歌っておこうかと思うのですが、城の中じゃ、もしまた現れてしまったら大騒ぎになってしまうし。
でも出国してからじゃ尚更歌いずらいしどうしようかと悩んでいたんです。」
「…事情はわかりました。」
貴女という人は、本当に私の想像もつかないことをなされるのですね。本来ならば、聖獣の出現など一個人の力ではできないというのに。
しかも、聖獣の方から名乗ったですって!?聖獣の名はつまり真名ですよ。事の重大さをわかって…はなさそうですね。
「…私から提案があります。明後日、ピアスの受け取り後、この城から離れた森に転移して私が結界を展開するので、そこで歌われたらいかがでしょう?」
「いいんですか?」
「ええ、受取日はお休みを頂くので大丈夫です。私にもその歌をお聞かせ願えますか?」
「ただのストレス解消も兼ねた自己満足な歌なのですが、それでもよければどうぞ。」
「ありがとうございます。楽しみにしております。」
「あまり期待しないでくださいね。」
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