夢じゃなかった!?

Rin’

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エスリアール王城 出会い

移り香side***ラナ&レオナルド2

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数える程しかしたことがない親友への相談。今まで過去に話したことと言えば…。

私の正体がバレて、レオが秘密にしてくれる代わりに私は何があってもレオを裏切らず、レオの頼みは断らない、という約束をした。

そして、お互いに素を隠さずに言い合える関係が始まったのでした。

信頼をおける相手レオだからこそ家族に反対されても自分が魔法講師になりたいこと、家出に必要な物と手順について相談しましたね。

振り返ってみれば、どれも相談はレオとの酒の席でしたか。

久しぶりの相談です。私はこういったことにうといので、レオならきっと私よりも知っているでしょうし、教えてくれると思うのですが…。

それにしても、はぁ…。


レオに言われるまで当たり前過ぎて気づきませんでした。違和感なくみょう馴染なじんでしまっていたから。

はぁ…。今日の服、クリーン魔法かけるのが勿体もったいないですね。

勿体もったいないですね…。」

「ん?何か言ったか?」

「いえ。何でもありません。」

「ちんたら歩いてないで行くぞ。」

数分歩いてたどり着いた居酒屋ジン。
レオが先にドアを開けるとチリンチリン~♪とドアが開くと同時に音が耳に入りました。


ドアの内側には来店客を知らせる鈴がついていて何となく閉まるドアの鈴を目で追って振り替えっていると、レオが店員と人数や部屋の希望を話す声も聞こえていますが、どこか遠いように感じます。

私は少し前までに幾度か聞いた不思議な鈴音すずねを思い出しました。


シャラン…シャラン♪


彼女の持つ鈴は今までに聞いたことのない鈴音すずねでした。あの鈴も…もしかしたら石同様にアーヤさんを主と決め、力になろうとしているのでしょうか。

「おい、行くぞ。個室あるって。聞いてんのか?おい、ラナ!」

「………はい?呼びましたか?」

「ドアなんか何が珍しいんだか。何度も言わせるな。行くぞ。」

はぁ…また、訳のわからない考え事か。

「ああ、すみません。今行きます。」


店内の個室は狭すぎず、大人の男性四人でも向かい合えそうな広さの二人用テーブル席だった。

着席して適当なつまみと、軽食、酒を注文して一通り注文品が届く。レオナルドから少し緊張した面持ちのラナに切り出した。


「で?俺にしたい話、相談って何だよ。」

「こうしてレオに相談するのは本当に久しぶりですね。折り入ってお聞きしたいことがあります。

…レオ、学院の近くで美味しいライスが食事できる店はどこか教えてください。」

「はあ~?!」
 

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