夢じゃなかった!?

Rin’

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エスリアール王城 出会い

夢渡りには御用心?!4

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「おはようございます。シュナイゼさん。」

「おはようございます。アーヤ様。今朝はお早いですね。」

「はい、早起きして雨が止むまでのんびり眺めてたんですけど、ちょっと朝食前にシオンさんの部屋に寄ってもこの時間なら大丈夫ですかね?」

「デュカーレ様のお部屋にですか?」

「はい。ちょっと相談がありまして。」

「わかりました。デュカーレ様なら起きられてそうですから参りましょう。」

「お願いします。」

「こちらに来てから初めて雨上がりの虹を見ました。シュナイゼさんも見れましたか?」

「虹…ですか?残念ながら私のいる範囲では見えませんでした。」

「そうですか。虹って珍しい分、見れたら得した気分というか元気でますよね。」

「そうですね。虹に関する言い伝えにはどれも祝福めいた類いが多いです。」

「例えばどんなのごあるのですか?」
 

「例えば、見た者へ活力を授けるとか。」

「活力。」

「虹の下には奇跡のような出会いがあるとか。」

「奇跡の出会い。ロマンチック。」

「山や川の上にに輝く虹は運気上昇の大吉兆だとか。」

「大吉兆。」

「あとは、虹が現れるような魔力が澄んだ日は神託や夢渡ゆめわたりといった奇跡が起きることがあるらしいです。」

「神託や夢…渡り?」


「神託はデュカーレ様のような神託者が神からお告げを授かることなのはご存知ですよね?

夢渡りは、誰もが見る夢とは違いある条件が満たされないと叶わない夢から夢へ渡ることらしいのです。あまり詳しくないので説明が下手で申し訳ありません。」

「いいえ、初めて聞くことばかりで大変勉強になりました。ありがとうございます。」

「勿体ないお言葉です。では、着きましたのでこちらに控えています。」

「はい。」

コンコン。 コンコン。
「シオンさん、おはようございます。アーヤです。朝早くにすみません。起きてますか?」

ガチャ

「おはよう。アーヤ、シュナイゼ。珍しいね。朝食前のこの時間に来るなんて。」

「すみません。押し掛けてしまって。」

「いや……。大丈夫だ。まずはお入り。」

その間は一体?私の上に何かあるの?シオンさんの目線がやや上に向けられていた。
 
??

「お邪魔します。」

ガチャン


「さて、そこへ座って話しを聞こうか。昨日の晩から今朝にかけて何があったのか。」

「何かあった前提?!その通りですけど。」

「昨日、作ったんでしょう?てるてる坊主。」

「はい。作ってから逆さにして吊るしてから雨バージョンの歌を歌ってからいつものように寝ました。」

「うん、それから?」
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