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エスリアール王城 出会い
突然の使い魔契約のあとで1
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あれからシュナイゼさんに水稀のことを説明しながら朝食に移動し、私達が席についた矢先に宰相に報告して参りますと急いで退室していった。
食べ物のいい匂いにお腹もぐぅ~と鳴り、朝から今日はガッツリ食べていく。
「あ、水稀は何を食べれるのかな?ご飯どうしたらいいの?」
私の椅子に座る膝の上でやや丸くなっていた水稀に聞いてみる。
“基本的には姫さまの魔力がご飯だにゃ。”
「そうなんだ。でもいつ、どうやって食べるの?自分じゃ、いつ分けてるのかわからないんだけど。」
“契約してから今は満腹にゃ。”
「そう…くっついてれば供給できるのかな?」
「契約をしているから、きっと主のアーヤが元気なら自然と供給されるのではないかな。」
「なるほど。水稀は私の側にずっといて平気なの?水がないと体が乾いて辛いんじゃないの?水浴びする?」
“水の中に棲んでいたけど、しばらく陸地で彷徨いても大丈夫にゃん。水浴びも日光浴も大好きだにゃ。”
「じゃあ、とりあえずご飯の心配はないのね。私がしっかり食べればいいのか。本当に何にも口にしなくていいの?」
「ふるさとでは、海藻を食べてたにゃん。」
「海藻ね、わかった。今度売ってたらおやつに買おうね。それか、お散歩先でいい水場があればおやつタイムをしてもいいかも。水稀が食べてる間に私もおやつで糖分補給。」
「それはいい案だ。アーヤ、水稀のことでちょっと気になる事があるから朝食後、中庭で二人で話したいんだが。」
「はい。私もシオンさんにまだ話してなかった事があって、二人になりたいと思ってました。」
良かった、夢の後現れたあの石のことを聞ける。ポケットの上からそっと触れて確かにそこにあることを確認した。
うん…あるね。
膝の上で水稀がふにゃ~っとあくびをしている。頭を撫でてあげるとその手にスリスリしてくる。か、かわいい…。
箱ティッシュより少し小さい体がくるんと丸まってて仕草はまんま、猫だ。
話しながらも、沢山食べて食後のお茶を頂いていると、水稀が耳をピピンとして顔を上げた。その直後…
…バタバタバタバタ!
バタン!と勢いよく扉が開かれ、現れたのは宰相のレイファンスさんとシュナイゼさんだった。
「アーヤ様、デュカーレ様、はー、お、おはようございます。ぜー、はー、アーヤ様が水獣と使い魔契約をされたというのは、本当でございますか?!た、体調などはお変わりありませんか?!」
廊下からバタバタ走って来たバタ○さんはレイファンスさんだったようだ。
「おはようございます。レイファンスさん。本当です。」
「アーヤの体調は、今の所心配ない。食事もしっかり摂れている。少し落ち着いたら?」
食べ物のいい匂いにお腹もぐぅ~と鳴り、朝から今日はガッツリ食べていく。
「あ、水稀は何を食べれるのかな?ご飯どうしたらいいの?」
私の椅子に座る膝の上でやや丸くなっていた水稀に聞いてみる。
“基本的には姫さまの魔力がご飯だにゃ。”
「そうなんだ。でもいつ、どうやって食べるの?自分じゃ、いつ分けてるのかわからないんだけど。」
“契約してから今は満腹にゃ。”
「そう…くっついてれば供給できるのかな?」
「契約をしているから、きっと主のアーヤが元気なら自然と供給されるのではないかな。」
「なるほど。水稀は私の側にずっといて平気なの?水がないと体が乾いて辛いんじゃないの?水浴びする?」
“水の中に棲んでいたけど、しばらく陸地で彷徨いても大丈夫にゃん。水浴びも日光浴も大好きだにゃ。”
「じゃあ、とりあえずご飯の心配はないのね。私がしっかり食べればいいのか。本当に何にも口にしなくていいの?」
「ふるさとでは、海藻を食べてたにゃん。」
「海藻ね、わかった。今度売ってたらおやつに買おうね。それか、お散歩先でいい水場があればおやつタイムをしてもいいかも。水稀が食べてる間に私もおやつで糖分補給。」
「それはいい案だ。アーヤ、水稀のことでちょっと気になる事があるから朝食後、中庭で二人で話したいんだが。」
「はい。私もシオンさんにまだ話してなかった事があって、二人になりたいと思ってました。」
良かった、夢の後現れたあの石のことを聞ける。ポケットの上からそっと触れて確かにそこにあることを確認した。
うん…あるね。
膝の上で水稀がふにゃ~っとあくびをしている。頭を撫でてあげるとその手にスリスリしてくる。か、かわいい…。
箱ティッシュより少し小さい体がくるんと丸まってて仕草はまんま、猫だ。
話しながらも、沢山食べて食後のお茶を頂いていると、水稀が耳をピピンとして顔を上げた。その直後…
…バタバタバタバタ!
バタン!と勢いよく扉が開かれ、現れたのは宰相のレイファンスさんとシュナイゼさんだった。
「アーヤ様、デュカーレ様、はー、お、おはようございます。ぜー、はー、アーヤ様が水獣と使い魔契約をされたというのは、本当でございますか?!た、体調などはお変わりありませんか?!」
廊下からバタバタ走って来たバタ○さんはレイファンスさんだったようだ。
「おはようございます。レイファンスさん。本当です。」
「アーヤの体調は、今の所心配ない。食事もしっかり摂れている。少し落ち着いたら?」
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