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9歳
嫌なの?
「王都で学びを深めるのがよろしいかと。」
メイド主張が強い。マリーの教育を受け、ステラの振る舞いは『お客様に見せられるくらいにはなったわ』と言われている。そのマリーが引退して、繁忙時期には手伝いに来てくれる。ご家族は心配だろうけど。助かっています。
そして、ステラがこの主張を混ぜてくるのはもう習慣のようになっていた。セリが行けば、専属のメイドとして連れて行ってもらえると覚えている。
女1人が気楽に行く道行きでもなく、護衛と馬車があって急いで3日はかかる。そして王都に行けば確実に騙されそうなのは、未だに地が出て隙のある性格からだ。
「なんで躊躇うのよ!王都よ?華やかな世界に足を踏み入れるべきよっ」
この主張は的外れだ。家として、社交には出ていないし、どちらかと言うと陰謀渦巻く世界だ。それに、ステラの浮かれ具合にも不安を覚える。
「浮かれて、王都に慣れていないのが丸わかりなメイド。」
「目をつけられて、売られるな。」
「浮かれて仕事にならないでしょうね?」
キッチンでの片付けに参加できないセリに、合わせたバリス。それに加えてサディスがひと言。
疑問系で語尾は上がったけど、“仕事しない”と確信していそうだ。
サディスは人事権があり、ステラの上司でもあるから評価を無視できない。
「逃げられないんだからね!」
「王都へ行きたいってのが再燃した?」
「今いるのが王都から来た冒険者だからな。」
そこから話を聞いて行きたいらしい。
「何をそんなに行きたいんだか。」
「俺は、そこまでセリが行きたいくない方が疑問だが。」
「親類っていう、面倒事が待ち受けてるのに?」
この辺境までは嫌がらせは届いていないものの、噂話や王都の屋敷には何かと問い合わせがあるそうで。
ガイサス宛に手紙で報告に入っている。私にも見せてもらったのは、以前は聞かなかったから。
「あー、貴族だからなあ。搦手か粘着質でな~。」
冒険者の時に、面倒だった相手が貴族だというがセリも貴族だ。
「セリュート・ヴェーネンも貴族だよ。社交に出ない病弱な後継者らしいよ。」
「そうか?辺境で冒険者とともにいる後継者様って話も聞くぞ!」
噂が両極端で、どこから流れているのだろうと思っているところだ。
「真面目な話、王都に行きたくねーの?」
「いや、そこまで。魔導具の部品を見たいとか書店で本を見たいっていうのはある。」
コツコツと冒険者に真似事をしたおかげで、高価な物も手が出せる。もちろん思うままに買うって事はないけど。
屋敷を離れる理由としては、弱いなと思った。
メイド主張が強い。マリーの教育を受け、ステラの振る舞いは『お客様に見せられるくらいにはなったわ』と言われている。そのマリーが引退して、繁忙時期には手伝いに来てくれる。ご家族は心配だろうけど。助かっています。
そして、ステラがこの主張を混ぜてくるのはもう習慣のようになっていた。セリが行けば、専属のメイドとして連れて行ってもらえると覚えている。
女1人が気楽に行く道行きでもなく、護衛と馬車があって急いで3日はかかる。そして王都に行けば確実に騙されそうなのは、未だに地が出て隙のある性格からだ。
「なんで躊躇うのよ!王都よ?華やかな世界に足を踏み入れるべきよっ」
この主張は的外れだ。家として、社交には出ていないし、どちらかと言うと陰謀渦巻く世界だ。それに、ステラの浮かれ具合にも不安を覚える。
「浮かれて、王都に慣れていないのが丸わかりなメイド。」
「目をつけられて、売られるな。」
「浮かれて仕事にならないでしょうね?」
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サディスは人事権があり、ステラの上司でもあるから評価を無視できない。
「逃げられないんだからね!」
「王都へ行きたいってのが再燃した?」
「今いるのが王都から来た冒険者だからな。」
そこから話を聞いて行きたいらしい。
「何をそんなに行きたいんだか。」
「俺は、そこまでセリが行きたいくない方が疑問だが。」
「親類っていう、面倒事が待ち受けてるのに?」
この辺境までは嫌がらせは届いていないものの、噂話や王都の屋敷には何かと問い合わせがあるそうで。
ガイサス宛に手紙で報告に入っている。私にも見せてもらったのは、以前は聞かなかったから。
「あー、貴族だからなあ。搦手か粘着質でな~。」
冒険者の時に、面倒だった相手が貴族だというがセリも貴族だ。
「セリュート・ヴェーネンも貴族だよ。社交に出ない病弱な後継者らしいよ。」
「そうか?辺境で冒険者とともにいる後継者様って話も聞くぞ!」
噂が両極端で、どこから流れているのだろうと思っているところだ。
「真面目な話、王都に行きたくねーの?」
「いや、そこまで。魔導具の部品を見たいとか書店で本を見たいっていうのはある。」
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(※黒幕については推理的な要素はありませんと小声で言っておきます)