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こぼれ話
<野生の料理人>
三男四男に生まれてこれば、家業を兄と姉が継ぎ、家を出て稼ぐのがフツーだと思う。
冒険者を選び、討伐よりは採取を主に稼いでいた。
腹が減っていたガキの頃から食いもんへの執着は、人一倍あった。
そんな3人で、<野生の料理人>のチームを組んだ。
皆、食うのが好き。素材にも詳しくなっていき、食材にしたいと使命依頼も受けるくらいだ。
扱いが料理人並み。飯は森に生えている!でバリスが料理してたからな。
俺らも止めないし。
乾杯で飲む一杯と、美味い飯!
大きな当たりはないが、冒険者としてやっていけると自信があった。
それも、運が良かっただけだと知ったが。
知識不足か。腕を失くしかけて自信を無くした。
「食い物の方にしか、知識をつけなかったもんなあ。」
ある教会で腹痛なんていうバカな理由でいた時、バリスが子供に変な事を言われたと
戻ってきた。
「それがきっかけで、俺の腕は無事なわけだ。」
腕がない人生で、冒険者がやれたはずない。命懸けの商売だと自身で言っていたが、腕の怪我ごときで。
「もうごときなんて言えねーか。」
俺がこうしているのもセリのお蔭って事。この辺境にいるのも悪くないと思っていた。
その矢先、急遽護衛にバリスの指名。
変わりに置いてかれた執事の兄ちゃんが落ち着かなさそーだったわ。
王都から帰ったバリスが気疲れしている様子で。
そりゃそうだ。護衛もあったが、あのメンツに囲まれていればなあ。
「竜人に、あいつ狼か?」
王都で『竜の翼』は有名だ。
「なんといっても、竜人と狼獣人だ。」
5人だけのメンバーで、研究者を抱えているとか。
すっげえ高貴な御方がいるとか。商人のバックアップで儲けてるって話もある。
「どんな戦力なんだ?」
狼の獰猛性は有名だが、竜人の嘘のような話も多い。
「愛想良いのも怖くなる~」
<野生の料理人>
“食えないものには興味ない”が共通の3人でも、近寄っちゃ行けないのは知ってる。
そんな大変圧のある旅を終え、そこから復活したバリスに問い詰めた。
「なんか、セリが竜人の方に番だったらしい。」
「番、つがいかああ!」
「逃げれんなあ。」
洗いざらい話したバリスは、吹っ切るように料理に打ち込んでいる。
「創意工夫だ!一個のものから千差万別」
「ここでか?王都で料理修行だと思ったが?」
「俺にはまだ早え!」
ここで、腕を磨く?
解散も考えた野生の料理人だが、ここで後輩と話しながら飯を食うのも良いな。
冒険者を選び、討伐よりは採取を主に稼いでいた。
腹が減っていたガキの頃から食いもんへの執着は、人一倍あった。
そんな3人で、<野生の料理人>のチームを組んだ。
皆、食うのが好き。素材にも詳しくなっていき、食材にしたいと使命依頼も受けるくらいだ。
扱いが料理人並み。飯は森に生えている!でバリスが料理してたからな。
俺らも止めないし。
乾杯で飲む一杯と、美味い飯!
大きな当たりはないが、冒険者としてやっていけると自信があった。
それも、運が良かっただけだと知ったが。
知識不足か。腕を失くしかけて自信を無くした。
「食い物の方にしか、知識をつけなかったもんなあ。」
ある教会で腹痛なんていうバカな理由でいた時、バリスが子供に変な事を言われたと
戻ってきた。
「それがきっかけで、俺の腕は無事なわけだ。」
腕がない人生で、冒険者がやれたはずない。命懸けの商売だと自身で言っていたが、腕の怪我ごときで。
「もうごときなんて言えねーか。」
俺がこうしているのもセリのお蔭って事。この辺境にいるのも悪くないと思っていた。
その矢先、急遽護衛にバリスの指名。
変わりに置いてかれた執事の兄ちゃんが落ち着かなさそーだったわ。
王都から帰ったバリスが気疲れしている様子で。
そりゃそうだ。護衛もあったが、あのメンツに囲まれていればなあ。
「竜人に、あいつ狼か?」
王都で『竜の翼』は有名だ。
「なんといっても、竜人と狼獣人だ。」
5人だけのメンバーで、研究者を抱えているとか。
すっげえ高貴な御方がいるとか。商人のバックアップで儲けてるって話もある。
「どんな戦力なんだ?」
狼の獰猛性は有名だが、竜人の嘘のような話も多い。
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「なんか、セリが竜人の方に番だったらしい。」
「番、つがいかああ!」
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