【完結】貴方が捨てたと思った女は、 惜しいと思うくらいに強くて美しいの!それが私が贈る“復讐”。

BBやっこ

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おしまい、よ。

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公爵家での大きなパーティ

ドレスを装備した私は1人で、寄ってくる知らない男は適当に流す。

目的の男を探す。
ここの公爵家には、騒ぎになるのを了承して頂いた。同志に感謝だ。

男の側に、女はいない。

もうすでに出回った話に、噂好きはコソコソと聞こえるような声で話し
男たちも様子見に遠巻きだ。


「おや、麗しいお嬢さんまた会えて光栄です。」

話しかける人間が私しか居なかったようね。
「婚約者のストレスから解放されて、美しくなったの。」


周囲はこちらの会話に目を耳を向ける。


「そんな酷い男がいるのですか?」

驚きですという顔ね?
「嫌な女、空っぽな女は目に写す価値もないんですって!
そんな男、婚約者として人して価値があると誇れるのかしら?」



『私は貴方の婚約者です、認めてください!』

『価値がない女なんて、同じ空気を吸いたくもない。』

地味で、勝手に決まった“金づる婚約者”の顔が浮かんだ。
「メイリーン?!」


「名前は覚えていてくれたのね?」
以前ジャクリーンって間違えたもの。反省する頭も少しはあるのか。

「婚約者のストレスから解放されて、綺麗になったかしらね?」

磨かれた、知的な女性

派手さはなくても、魅力はあった。


婚約者だった頃と比べ肌も良くなり、食事も喉を通った。

「ねえ、捨てた女はどうしたと思う?」

良く見えるって凄い。
男の格好、仕草の洗練された姿は頭の中でさえ、マシに見えていた。

女を引っ掛け、抱いて捨てる男でも。

今は滑稽にしか見えない。


「今日は女性がいないようね?残念、もう遊んでもらえるのは娼館の方くらいかしら?

無理ね。
以前貴方に捨てられた子が、充分にあった事を触れ回っているもの。」


驚きと戸惑いの顔。
もう貴方に近づく女も男さえいない。


「社交界で、生き残れるのかしら?
貴女が傷つけた女は、終わったことと忘れたかも知れない。

でも、

平等に
私がしてあげる。

それが元婚約者のつとめっていわれたら嫌だけど


私の夢見が良くなるから
さっさと落ちぶれて、消えなさいよ!」


クスクスと笑い声

当然の報いだ!と言い捨てる男の声





「さようなら。

クズもゴミも捨てないとね。」

男は警備に連れられ呆然と退場した。

帰っても、家も落ち着けないだろう。そこそこの賠償金は、放任の罰として出た。
それに加えて
評判が落ちる事、事実であることばっかり流しておいた。


社交界で、どのツラ下げでいられるのかしら?

まあ興味もないわ。
復讐の終わり。


可愛いいものだったでしょ?

これからも、女はまた作れば良いじゃない。



やれるもんなら、ね。


私の復讐の一幕は終わり、皆、なんでもなかったかのように

パーティの曲に紛れていった。
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