10 / 35
育った街へ
5
しおりを挟む
「わからん」
研究者からのお言葉に重厚感を感じる。しかし何か分からない事がわかった。
「魔力は感じるけど、魔物?」
「魔力と言っていいのか。」
キースとグスタフの検討も定まらない。
「魔物じゃないけど似た生物、か?」
ロードがまとめたが、何なのかは不明。
「危険は今のところないようだが、気になるな。」
研究者の興味を引いたようだ。
「何か食べた?」セリが入れた食べ物は、減っている様子はない。
「警戒しているから、食べないかあ。」
捕まえた責任?上、弱らないか心配だ。
「水を入れたよな?」ロードの言う通り
そういえば、水の器を再度満たした。
キッチンの水だけど。
「肉食か?いや、それにしてはサイズが小さい。
そもそも蜥蜴が食べる物は、小さな虫か。あとは…」
「この鱗って魔力を帯びて光ってると思うんだよ。水の魔力で。
色で言ったら風もありそう?あ~もうっ。ちょっと鑑定に持ってく?」
あ、収集つかなくなってるかも。
考えが展開しているグスタフに、
どの方法を取ろうか、提案をポンポン言っていくキース。
カナンがグスタフの喋りに情報を足していて、
シュルトが聞き役でキースを落ち着かせている。
ロードは私の側にいるが、ゆったり様子を眺めている。
(これが『竜の翼』の普段の感じかなあ)
ヒートアップしている人を受け持つ担当とかありそう。
暴走気味の様子だけど、受け答えはしっかり相互に通じている。
面白いメンバーだなあ。
ここに新加入したのだ。役に立ちたいと思うセリ。
視界の縁に入っていた蜥蜴を見ると、チロリと舌を出した。
小さな水球を浮かせて近づける。水は飲んだから数滴分の大きさに。
「水、飲む?」
口元に魔力操作して近づけた。動かないかなあ?
パクリっと口に入れた。
「あっ」
皆の注目を集めた。
「クズ魔石を入れた水をあげとこう」
とりあえず、魔力水を用意することになった。
まだ参加しないと行けないパーティがあるキースは、戻っていった。
グスタフは「自室で調べ物をする」と言っていたが、
「食事をした方が良いワ」
研究中モードのようだけど、席についてもらい
食事の用意をした。
「あいつ、水だけで生きてけんの?」カナンの疑問に、
「魔力があればという植物はいるが…」
滑らかにグスタフの説明が続くが、食事は進んでる。
器用だ。
「セリちゃんの部屋で見つかったんなら、近くを探してみるかね?」
カナンの捜索の案に
「ソーネ~。この辺りで生きてたのか、誰かが持ってきた可能性も…商業ギルドで聞いてみようかしら?」
シュルトは、愛玩用が逃げ出したと見ているのか。
キースも調べるだろう。
魔物でもない生物となると、森にいた方よりペットの線のが濃厚な気がするけど
「王都の薬師に聞いてみようかな」
セリの想定は、素材として連れてこられたパターンをあたることにした。
珍しい生物を実験的に使おうとする者がいたかも。
何より、この蜥蜴が何か気になっている。
「飼うのか。」
ロードが自身の鱗より深い青色をじっと見た。
入れておいた水は、減った気がする。
研究者からのお言葉に重厚感を感じる。しかし何か分からない事がわかった。
「魔力は感じるけど、魔物?」
「魔力と言っていいのか。」
キースとグスタフの検討も定まらない。
「魔物じゃないけど似た生物、か?」
ロードがまとめたが、何なのかは不明。
「危険は今のところないようだが、気になるな。」
研究者の興味を引いたようだ。
「何か食べた?」セリが入れた食べ物は、減っている様子はない。
「警戒しているから、食べないかあ。」
捕まえた責任?上、弱らないか心配だ。
「水を入れたよな?」ロードの言う通り
そういえば、水の器を再度満たした。
キッチンの水だけど。
「肉食か?いや、それにしてはサイズが小さい。
そもそも蜥蜴が食べる物は、小さな虫か。あとは…」
「この鱗って魔力を帯びて光ってると思うんだよ。水の魔力で。
色で言ったら風もありそう?あ~もうっ。ちょっと鑑定に持ってく?」
あ、収集つかなくなってるかも。
考えが展開しているグスタフに、
どの方法を取ろうか、提案をポンポン言っていくキース。
カナンがグスタフの喋りに情報を足していて、
シュルトが聞き役でキースを落ち着かせている。
ロードは私の側にいるが、ゆったり様子を眺めている。
(これが『竜の翼』の普段の感じかなあ)
ヒートアップしている人を受け持つ担当とかありそう。
暴走気味の様子だけど、受け答えはしっかり相互に通じている。
面白いメンバーだなあ。
ここに新加入したのだ。役に立ちたいと思うセリ。
視界の縁に入っていた蜥蜴を見ると、チロリと舌を出した。
小さな水球を浮かせて近づける。水は飲んだから数滴分の大きさに。
「水、飲む?」
口元に魔力操作して近づけた。動かないかなあ?
パクリっと口に入れた。
「あっ」
皆の注目を集めた。
「クズ魔石を入れた水をあげとこう」
とりあえず、魔力水を用意することになった。
まだ参加しないと行けないパーティがあるキースは、戻っていった。
グスタフは「自室で調べ物をする」と言っていたが、
「食事をした方が良いワ」
研究中モードのようだけど、席についてもらい
食事の用意をした。
「あいつ、水だけで生きてけんの?」カナンの疑問に、
「魔力があればという植物はいるが…」
滑らかにグスタフの説明が続くが、食事は進んでる。
器用だ。
「セリちゃんの部屋で見つかったんなら、近くを探してみるかね?」
カナンの捜索の案に
「ソーネ~。この辺りで生きてたのか、誰かが持ってきた可能性も…商業ギルドで聞いてみようかしら?」
シュルトは、愛玩用が逃げ出したと見ているのか。
キースも調べるだろう。
魔物でもない生物となると、森にいた方よりペットの線のが濃厚な気がするけど
「王都の薬師に聞いてみようかな」
セリの想定は、素材として連れてこられたパターンをあたることにした。
珍しい生物を実験的に使おうとする者がいたかも。
何より、この蜥蜴が何か気になっている。
「飼うのか。」
ロードが自身の鱗より深い青色をじっと見た。
入れておいた水は、減った気がする。
29
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢に転生したので、ゲームを無視して自由に生きる。私にしか使えない植物を操る魔法で、食べ物の心配は無いのでスローライフを満喫します。
向原 行人
ファンタジー
死にかけた拍子に前世の記憶が蘇り……どハマりしていた恋愛ゲーム『ときめきメイト』の世界に居ると気付く。
それだけならまだしも、私の名前がルーシーって、思いっきり悪役令嬢じゃない!
しかもルーシーは魔法学園卒業後に、誰とも結ばれる事なく、辺境に飛ばされて孤独な上に苦労する事が分かっている。
……あ、だったら、辺境に飛ばされた後、苦労せずに生きていけるスキルを学園に居る内に習得しておけば良いじゃない。
魔法学園で起こる恋愛イベントを全て無視して、生きていく為のスキルを習得して……と思ったら、いきなりゲームに無かった魔法が使えるようになってしまった。
木から木へと瞬間移動出来るようになったので、学園に通いながら、辺境に飛ばされた後のスローライフの練習をしていたんだけど……自由なスローライフが楽し過ぎるっ!
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
召喚されたら聖女が二人!? 私はお呼びじゃないようなので好きに生きます
かずきりり
ファンタジー
旧題:召喚された二人の聖女~私はお呼びじゃないようなので好きに生きます~
【第14回ファンタジー小説大賞エントリー】
奨励賞受賞
●聖女編●
いきなり召喚された上に、ババァ発言。
挙句、偽聖女だと。
確かに女子高生の方が聖女らしいでしょう、そうでしょう。
だったら好きに生きさせてもらいます。
脱社畜!
ハッピースローライフ!
ご都合主義万歳!
ノリで生きて何が悪い!
●勇者編●
え?勇者?
うん?勇者?
そもそも召喚って何か知ってますか?
またやらかしたのかバカ王子ー!
●魔界編●
いきおくれって分かってるわー!
それよりも、クロを探しに魔界へ!
魔界という場所は……とてつもなかった
そしてクロはクロだった。
魔界でも見事になしてみせようスローライフ!
邪魔するなら排除します!
--------------
恋愛はスローペース
物事を組み立てる、という訓練のため三部作長編を予定しております。
神獣転生のはずが半神半人になれたので世界を歩き回って第二人生を楽しみます~
御峰。
ファンタジー
不遇な職場で働いていた神楽湊はリフレッシュのため山に登ったのだが、石に躓いてしまい転げ落ちて異世界転生を果たす事となった。
異世界転生を果たした神楽湊だったが…………朱雀の卵!? どうやら神獣に生まれ変わったようだ……。
前世で人だった記憶があり、新しい人生も人として行きたいと願った湊は、進化の選択肢から『半神半人(デミゴット)』を選択する。
神獣朱雀エインフェリアの息子として生まれた湊は、名前アルマを与えられ、妹クレアと弟ルークとともに育つ事となる。
朱雀との生活を楽しんでいたアルマだったが、母エインフェリアの死と「世界を見て回ってほしい」という頼みにより、妹弟と共に旅に出る事を決意する。
そうしてアルマは新しい第二の人生を歩き始めたのである。
究極スキル『道しるべ』を使い、地図を埋めつつ、色んな種族の街に行っては美味しいモノを食べたり、時には自然から採れたての素材で料理をしたりと自由を満喫しながらも、色んな事件に巻き込まれていくのであった。
ギルドの小さな看板娘さん~実はモンスターを完全回避できちゃいます。夢はたくさんのもふもふ幻獣と暮らすことです~
うみ
ファンタジー
「魔法のリンゴあります! いかがですか!」
探索者ギルドで満面の笑みを浮かべ、元気よく魔法のリンゴを売る幼い少女チハル。
探索者たちから可愛がられ、魔法のリンゴは毎日完売御礼!
単に彼女が愛らしいから売り切れているわけではなく、魔法のリンゴはなかなかのものなのだ。
そんな彼女には「夜」の仕事もあった。それは、迷宮で迷子になった探索者をこっそり助け出すこと。
小さな彼女には秘密があった。
彼女の奏でる「魔曲」を聞いたモンスターは借りてきた猫のように大人しくなる。
魔曲の力で彼女は安全に探索者を救い出すことができるのだ。
そんな彼女の夢は「魔晶石」を集め、幻獣を喚び一緒に暮らすこと。
たくさんのもふもふ幻獣と暮らすことを夢見て今日もチハルは「魔法のリンゴ」を売りに行く。
実は彼女は人間ではなく――その正体は。
チハルを中心としたほのぼの、柔らかなおはなしをどうぞお楽しみください。
異世界でのんびり暮らしてみることにしました
松石 愛弓
ファンタジー
アラサーの社畜OL 湊 瑠香(みなと るか)は、過労で倒れている時に、露店で買った怪しげな花に導かれ異世界に。忙しく辛かった過去を忘れ、異世界でのんびり楽しく暮らしてみることに。優しい人々や可愛い生物との出会い、不思議な植物、コメディ風に突っ込んだり突っ込まれたり。徐々にコメディ路線になっていく予定です。お話の展開など納得のいかないところがあるかもしれませんが、書くことが未熟者の作者ゆえ見逃していただけると助かります。他サイトにも投稿しています。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/793391534/466596284/episode/5320962
https://www.alphapolis.co.jp/novel/793391534/387029553/episode/10775138
https://www.alphapolis.co.jp/novel/793391534/84576624/episode/5093144
https://www.alphapolis.co.jp/novel/793391534/786307039/episode/2285646
元侯爵令嬢の異世界薬膳料理~転生先はみんな食事に興味が無い世界だったので、美味しいご飯で人の身も心も癒します~
向原 行人
ファンタジー
異世界へ転生して数日。十七歳の侯爵令嬢、アリスとして目覚めた私は、早くも限界を迎えていた。
というのも、この世界……みんな食事に興味が無くて、毎食パンとハムだけとか、ハムがチーズに変わるとか、せいぜいその程度だ。
料理というより、食材を並べているだけって感じがする。
元日本人の私としては温かいご飯がたべたいので、自分で食事を作るというと、「貴族が料理など下賤なことをするのは恥だ!」と、意味不明な怒られ方をした。
わかった……だったら、私は貴族を辞める!
家には兄が二人もいるし、姉だっているから問題無いでしょ。
宛てもなく屋敷を飛び出した私は、小さな村で更に酷い食事事情を目の当たりにする。
育ち盛りの子供たちや、身体を使う冒険者たちが、それだけしか食べないなんて……よし、美味しいご飯でみんなも私も幸せになろう!
医食同源! 大食いモフモフ聖獣に、胃袋を掴んでしまった騎士隊長と一緒に、異世界で美味しくて身体に良い食材探しだ!
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
【一秒クッキング】追放された転生人は最強スキルより食にしか興味がないようです~元婚約者と子犬と獣人族母娘との旅~
御峰。
ファンタジー
転生を果たした主人公ノアは剣士家系の子爵家三男として生まれる。
十歳に開花するはずの才能だが、ノアは生まれてすぐに才能【アプリ】を開花していた。
剣士家系の家に嫌気がさしていた主人公は、剣士系のアプリではなく【一秒クッキング】をインストールし、好きな食べ物を食べ歩くと決意する。
十歳に才能なしと判断され婚約破棄されたが、元婚約者セレナも才能【暴食】を開花させて、実家から煙たがれるようになった。
紆余曲折から二人は再び出会い、休息日を一緒に過ごすようになる。
十二歳になり成人となったノアは晴れて(?)実家から追放され家を出ることになった。
自由の身となったノアと家出元婚約者セレナと可愛らしい子犬は世界を歩き回りながら、美味しいご飯を食べまくる旅を始める。
その旅はやがて色んな国の色んな事件に巻き込まれるのだが、この物語はまだ始まったばかりだ。
※ファンタジーカップ用に書き下ろし作品となります。アルファポリス優先投稿となっております。
異世界に転生したので幸せに暮らします、多分
かのこkanoko
ファンタジー
物心ついたら、異世界に転生していた事を思い出した。
前世の分も幸せに暮らします!
平成30年3月26日完結しました。
番外編、書くかもです。
5月9日、番外編追加しました。
小説家になろう様でも公開してます。
エブリスタ様でも公開してます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる