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ある研究者の記録ノート
記録③
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聞いた噂話を手紙で伝えると、私も訪問に参加することになった。
最後まで見届けようと
女の子の家に屋敷のメイドとともに訪れる
綺麗に掃除されているが
なんとなく生活感のない家
訪問は穏やかに、戸惑いはあるものの女の子は気丈な振る舞いだ。
よくある家だ
庭に生命力があり
なんとなく既視感があった。
不味い方の
昔のあの庭、兄夫婦と子が住んでいた
かつて妖精が住み着いた庭だ。
そこから違和感は確信に変わる
親のいないことに疑問を持たない周囲の人々
その緩やかな危険
私は早々にその場を離れ、手順通りに自身に妖精避けを振りかけた。
そして行動にでた。
屋敷でのことは事件の末端でしかない。
結論を言えば
彼女の両親が見つかった。
二人は、子供がいたのかさえわからない
そんな幻のような中、暮らしていたらしい。
少しの違和感があるものの、自分の子にたどりつかない思考。
恐ろしい。
これが、かつての兄夫婦の姿になるかもしれなかったなんて!
経緯を聞くと
元々、母親は使用人でなぜか辞めたらしい。
その後、父親の生家の近くで過ごしていたのを我々が探し出した。
彼らも被害者だ。
女の子も戸惑いつつも、朧げな記憶から一緒に住むことにしたらしい。
あの家を出た。
これから家族としての関係は
時間が埋めるだろう
妖精避けを女の子のいなくなった家に撒く
妖精はその能力で、両親から引き離し、
女の子の思いも捻じ曲げた。
彼女の足はまだ動いていないが、徐々に快方に向かうだろう。
支援を受け、両親とともに再び、真っ当な暮らしがおくれるだろう。
家には、複数の“妖精の翅”
それが女の子が要らないと我々に渡された残骸。
それらの妖精がどうなったのか知らない。
知る気もない。
ただ、翅だけが残ったのだった。
最後まで見届けようと
女の子の家に屋敷のメイドとともに訪れる
綺麗に掃除されているが
なんとなく生活感のない家
訪問は穏やかに、戸惑いはあるものの女の子は気丈な振る舞いだ。
よくある家だ
庭に生命力があり
なんとなく既視感があった。
不味い方の
昔のあの庭、兄夫婦と子が住んでいた
かつて妖精が住み着いた庭だ。
そこから違和感は確信に変わる
親のいないことに疑問を持たない周囲の人々
その緩やかな危険
私は早々にその場を離れ、手順通りに自身に妖精避けを振りかけた。
そして行動にでた。
屋敷でのことは事件の末端でしかない。
結論を言えば
彼女の両親が見つかった。
二人は、子供がいたのかさえわからない
そんな幻のような中、暮らしていたらしい。
少しの違和感があるものの、自分の子にたどりつかない思考。
恐ろしい。
これが、かつての兄夫婦の姿になるかもしれなかったなんて!
経緯を聞くと
元々、母親は使用人でなぜか辞めたらしい。
その後、父親の生家の近くで過ごしていたのを我々が探し出した。
彼らも被害者だ。
女の子も戸惑いつつも、朧げな記憶から一緒に住むことにしたらしい。
あの家を出た。
これから家族としての関係は
時間が埋めるだろう
妖精避けを女の子のいなくなった家に撒く
妖精はその能力で、両親から引き離し、
女の子の思いも捻じ曲げた。
彼女の足はまだ動いていないが、徐々に快方に向かうだろう。
支援を受け、両親とともに再び、真っ当な暮らしがおくれるだろう。
家には、複数の“妖精の翅”
それが女の子が要らないと我々に渡された残骸。
それらの妖精がどうなったのか知らない。
知る気もない。
ただ、翅だけが残ったのだった。
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