【完結】年上好みな王子の婚約事情は、婚約破棄込みの話から始まった。

参考にならない

恋愛事情など、その権力背景から吐露が難しい立場だ。

第一王子。妹はいるが、その王位は後に僕が継ぐ。
初恋は定番に先生。

優しく微笑む顔が、母上とは違う何かに惹かれた。
これが恋するという感情だと思う。

10歳になろうとしている僕は婚約をしていない事で、
誰が婚約者になるか？と注目されている。

僕のことなのにね。立場上、仕方がないらしい。

でもなー
２歳の子を勧めてくる大臣とか。妹より小ちゃい子と結婚？

よくわからないよ。だけど


「優しさに包まれたい」


「おっぱい？」

そうのたまわった同い年の乳兄弟は、今後女性にモテ無いと思う。
今は剣が楽しいようだけど。

「相談相手を間違えた。」
けど、相談できるひとがいないのが悩みだ。