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子ども
お城
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セリの前には本が積まれている。
わからない字や知らなかった字を調べ、書ける字が増えた。
最初の日報から書き取り用の紙をもらい、練習している。
ペンの動きも以前に比べて滑らかになっている。
そんなセリが書こうとしている日報にテーマが加えられた。
“この城に来てからの事を書いて欲しい”
そう護衛である筈の狼獣人から伝えられた。
元が情報を扱う部署で“何故か”護衛になっている。
その経緯はなんとなくだが察しているが、追及する事はない。
文字を書く練習になるので構わないが、あまり上手くできているとも思えない。
テーマがあると書きやすいが、日誌というものの難しさを感じている。
セリが真面目に取り組む日誌だが、『極北の城』の騎士達。
その中でも情報部では、動向を注視していた。
危険な思考を持っていないか?
敵対する国の出身と断定できるか。
知りたい事は山程あるが、近づけない。
あからさまな接触はできない故の手段だった。
狙いは
“セリという子が、この城を悪く思っている点を炙り出せるか?”
であるが、今はマシな情報を得られると思われたていなかった。
セリのまだ不慣れな文と、内容が定まっていない日誌の展開に
長期戦の予感。
情報部は、狙いをつけた獲物を観察するようだ。
人族で出身が明かされていないセリの全てが未知数だ。
本人がどこから来たのかわからない可能性もあるが
隣の敵国の領地から来ている情報が掴めれば、
対処が必要だ。
わからない字や知らなかった字を調べ、書ける字が増えた。
最初の日報から書き取り用の紙をもらい、練習している。
ペンの動きも以前に比べて滑らかになっている。
そんなセリが書こうとしている日報にテーマが加えられた。
“この城に来てからの事を書いて欲しい”
そう護衛である筈の狼獣人から伝えられた。
元が情報を扱う部署で“何故か”護衛になっている。
その経緯はなんとなくだが察しているが、追及する事はない。
文字を書く練習になるので構わないが、あまり上手くできているとも思えない。
テーマがあると書きやすいが、日誌というものの難しさを感じている。
セリが真面目に取り組む日誌だが、『極北の城』の騎士達。
その中でも情報部では、動向を注視していた。
危険な思考を持っていないか?
敵対する国の出身と断定できるか。
知りたい事は山程あるが、近づけない。
あからさまな接触はできない故の手段だった。
狙いは
“セリという子が、この城を悪く思っている点を炙り出せるか?”
であるが、今はマシな情報を得られると思われたていなかった。
セリのまだ不慣れな文と、内容が定まっていない日誌の展開に
長期戦の予感。
情報部は、狙いをつけた獲物を観察するようだ。
人族で出身が明かされていないセリの全てが未知数だ。
本人がどこから来たのかわからない可能性もあるが
隣の敵国の領地から来ている情報が掴めれば、
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