1 / 2
ある王子様
しおりを挟む
「王子の婚約者という立場にありながら、なんの真似だ?」
王家主催のパーティだと言うのに、私のエスコートを拒んだ婚約者に
苛立ちを覚える。
王家に入るというのに、この女は私を立てる必要があるのにそれをしない。
こんな令嬢では、私と並び立つのは拙いな。
しかし、家柄も教育も受けているいるのだ。マシになると思いたい。
そうでなければ、側妃とを娶り、正妻はそのうち病死になるだろう。
ああ、まったく。私の役に立って欲しいものだ。
「私の婚約者は、貴方様ではなくなりました。」
「何を言っている?私は聞いていいし、許可していない。」
「貴方様の許可はなくとも、王と王子のご判断です。」
「何を?王子は私だ。」
「いいえ、私ですよ。」
それは、久方ぶりに見た弟というものだ。
「誰がこやつを入れた?!」
叱責するも、騎士の誰もが私の声に応えなかった。
「もう、貴方は王子扱いされないのですよ。」
そう、父に似た笑い方をした王子がいた。
王家主催のパーティだと言うのに、私のエスコートを拒んだ婚約者に
苛立ちを覚える。
王家に入るというのに、この女は私を立てる必要があるのにそれをしない。
こんな令嬢では、私と並び立つのは拙いな。
しかし、家柄も教育も受けているいるのだ。マシになると思いたい。
そうでなければ、側妃とを娶り、正妻はそのうち病死になるだろう。
ああ、まったく。私の役に立って欲しいものだ。
「私の婚約者は、貴方様ではなくなりました。」
「何を言っている?私は聞いていいし、許可していない。」
「貴方様の許可はなくとも、王と王子のご判断です。」
「何を?王子は私だ。」
「いいえ、私ですよ。」
それは、久方ぶりに見た弟というものだ。
「誰がこやつを入れた?!」
叱責するも、騎士の誰もが私の声に応えなかった。
「もう、貴方は王子扱いされないのですよ。」
そう、父に似た笑い方をした王子がいた。
0
あなたにおすすめの小説
婚約破棄から~2年後~からのおめでとう
夏千冬
恋愛
第一王子アルバートに婚約破棄をされてから二年経ったある日、自分には前世があったのだと思い出したマルフィルは、己のわがままボディに絶句する。
それも王命により屋敷に軟禁状態。肉塊のニート令嬢だなんて絶対にいかん!
改心を決めたマルフィルは、手始めにダイエットをして今年行われるアルバートの生誕祝賀パーティーに出席することを目標にする。
婚約破棄は既に済んでいます
姫乃 ひな
恋愛
婚約者に婚約破棄を言われてしまいました。
私にはどうすることもできません。何故なら既に両家の当主で婚約破棄についての話し合いは済んでおりますから…
※説明不足の部分がありますが実際の会話のテンポ感を感じながら読んでいただけると嬉しいです。
※初心者のため手探りで始めています。よろしくお願いします。
わざわざ証拠まで用意してくれたみたいなのですが、それ、私じゃないですよね?
ここあ
恋愛
「ヴァレリアン!この場をもって、宣言しようではないか!俺はお前と婚約破棄をさせていただく!」
ダンスパーティの途中、伯爵令嬢の私・ヴァレリアンは、侯爵家のオランジェレス様に婚約破棄を言い渡されてしまった。
一体どういう理由でなのかしらね?
あるいは、きちんと証拠もお揃いなのかしら。
そう思っていたヴァレリアンだが…。
※誤字脱字等あるかもしれません!
※設定はゆるふわです。
※題名やサブタイトルの言葉がそのまま出てくるとは限りません。
※現代の文明のようなものが混じっていますが、ファンタジーの物語なのでご了承ください。
私は人形ではありません
藍田ひびき
恋愛
伯爵令嬢アリシアには誰にも逆らわず、自分の意志を示さない。そのあまりにも大人しい様子から”人形姫”と揶揄され、頭の弱い令嬢と思われていた。
そんな彼女はダンスパーティの場でクライヴ・アシュリー侯爵令息から婚約破棄を告げられる。人形姫のことだ、大人しく従うだろう――そんな予想を裏切るように、彼女は告げる。「その婚約破棄、お受けすることはできません」
※なろうにも投稿しています。
※ 3/7 誤字修正しました。
記憶を失くして転生しました…転生先は悪役令嬢?
ねこママ
恋愛
「いいかげんにしないかっ!」
バシッ!!
わたくしは咄嗟に、フリード様の腕に抱き付くメリンダ様を引き離さなければと手を伸ばしてしまい…頬を叩かれてバランスを崩し倒れこみ、壁に頭を強く打ち付け意識を失いました。
目が覚めると知らない部屋、豪華な寝台に…近付いてくるのはメイド? 何故髪が緑なの?
最後の記憶は私に向かって来る車のライト…交通事故?
ここは何処? 家族? 友人? 誰も思い出せない……
前世を思い出したセレンディアだが、事故の衝撃で記憶を失くしていた……
前世の自分を含む人物の記憶だけが消えているようです。
転生した先の記憶すら全く無く、頭に浮かぶものと違い過ぎる世界観に戸惑っていると……?
妹の身代わりだった私に「本命は君だ」――王宮前で王子に抱き潰され、溺愛がバレました。~私が虐げられるきっかけになった少年が、私と王子を結び付
唯崎りいち
恋愛
妹の身代わりとして王子とデートすることになった私。でも王子の本命は最初から私で――。長年虐げられ、地味でみすぼらしい私が、王子の愛と溺愛に包まれ、ついに幸せを掴む甘々ラブファンタジー。妹や家族との誤解、影武者の存在も絡み、ハラハラと胸キュンが止まらない物語。
嫌われ公女に転生したけど、愛されたい願望を捨てたら全員がデレてきた
桃瀬さら
恋愛
嫌われ公女ナディアは、婚約破棄され学園で孤立し、家族からも見放されていた。
どれほど努力しようが周囲からは「嫌われ公女」と蔑まれ、誰も味方なんていない。
「もういい。愛されたいなんて、くだらない」
そう心に誓った瞬間から、状況が一変した。
第二王子が婚約破棄を撤回し跪き、寡黙な騎士団長が「君を守りたい」と熱く迫ってくる。
そして、冷ややかな兄まで「婚約など認めない。家を出ることは許さない」と……。
愛されることを諦めた途端、なぜか執着される。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる