【完結】悪役王子はいらなかったのかい?〜身勝手王子は幽閉されて置いてかれてしまいました。〜

BBやっこ

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ある王子様

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「王子の婚約者という立場にありながら、なんの真似だ?」

王家主催のパーティだと言うのに、私のエスコートを拒んだ婚約者に
苛立ちを覚える。


王家に入るというのに、この女は私を立てる必要があるのにそれをしない。

こんな令嬢では、私と並び立つのは拙いな。
しかし、家柄も教育も受けているいるのだ。マシになると思いたい。

そうでなければ、側妃とを娶り、正妻はそのうち病死になるだろう。


ああ、まったく。私の役に立って欲しいものだ。


「私の婚約者は、貴方様ではなくなりました。」

「何を言っている?私は聞いていいし、許可していない。」

「貴方様の許可はなくとも、王と王子のご判断です。」

「何を?王子は私だ。」


「いいえ、私ですよ。」

それは、久方ぶりに見た弟というものだ。

「誰がこやつを入れた?!」

叱責するも、騎士の誰もが私の声に応えなかった。



「もう、貴方は王子扱いされないのですよ。」

そう、父に似た笑い方をした王子がいた。

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