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次の日

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昼食の時間。

誰か、私を訪ねてきた。
知らない女性。お客の顔なら覚えがあるよ。

装飾品のオーダーかと思ったが、うちは馴染みにしかオーダーは受けないから。

私に用があるらしい、で
話を聞いてみたら。

「ハア?アイツとできてるって??」

幼馴染の男との関係を疑われる。不愉快が回り回ると訳がわかんないね!

「私のとこより、あっちに行きなさいよ!」

バカじゃないのっ!どうしてそうなった訳??

あいつをどう思ってるかって…
「弟、出来の悪い弟ね!」

ありえない。私は恋人は可愛がりたいの!
アンタの趣味を押しつけないでちょーだい。

もうっなんなんだろうね!

痴話喧嘩に巻き込まれたのかあ?

その気、あの男結婚するって報告してきた。
折角だから、私が結婚の記念に装飾品を作ったげるわよ。

ちゃんと、悋気を起こさないように奥さん捕まえておきなよ?

ま、おめでと。

私のことは良いのっ余計なお世話ってやつよ!
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