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俺、帰郷。
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久々に実家に帰ってこれた。
街の宿屋で働く母が元気で
年齢から周りに人もいるが一人暮らしさせるのが心配で。
そんな母が…
「婚約したの」
「は?誰と?」
薬屋のおじさんだった。
あ、知ってる人だわ。
親父は俺が成人してから、魔物にやられちまって。
それから2人で働きに出てすれ違いの生活だった。
貧乏暇なしだったが、周囲の人にも気を配ってもらってよ。
俺は商人として、街を出て行った。
お袋も幸せになって欲しいよな。
とりあえず、おめでとうを言って、婚約者にあわせてもらった。
顔馴染みではある。よく怪我して薬屋には世話になってたし。
「やあ、可愛い僕の婚約者さん?突然会いたくなったのかい
来てくれて嬉しいよ!」
仕事ほっぽいて、お袋を可愛いかわいいと連呼する親父。
俺、居ますけど?
その甘々な雰囲気に、お袋の今後は大丈夫だと思うが俺の方が寂しい。
幸せって可愛いと連続してできているよな(?)
俺、可愛いあの子に告白しようかなって思った。
「お義父さんって呼んだ方が?」
息子よ!とノリ良く迎えられ、結婚式の頃にまた来ると
別れたのだった。
街の宿屋で働く母が元気で
年齢から周りに人もいるが一人暮らしさせるのが心配で。
そんな母が…
「婚約したの」
「は?誰と?」
薬屋のおじさんだった。
あ、知ってる人だわ。
親父は俺が成人してから、魔物にやられちまって。
それから2人で働きに出てすれ違いの生活だった。
貧乏暇なしだったが、周囲の人にも気を配ってもらってよ。
俺は商人として、街を出て行った。
お袋も幸せになって欲しいよな。
とりあえず、おめでとうを言って、婚約者にあわせてもらった。
顔馴染みではある。よく怪我して薬屋には世話になってたし。
「やあ、可愛い僕の婚約者さん?突然会いたくなったのかい
来てくれて嬉しいよ!」
仕事ほっぽいて、お袋を可愛いかわいいと連呼する親父。
俺、居ますけど?
その甘々な雰囲気に、お袋の今後は大丈夫だと思うが俺の方が寂しい。
幸せって可愛いと連続してできているよな(?)
俺、可愛いあの子に告白しようかなって思った。
「お義父さんって呼んだ方が?」
息子よ!とノリ良く迎えられ、結婚式の頃にまた来ると
別れたのだった。
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