【完結】マナーがなっていないとパーティで嘲笑っている皆様、真実はいつもひとつですのよ?

BBやっこ

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ドレス被りは令嬢としてあり得ない、失態。

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“パーティで招待のホストとドレス被りは失礼”

例え、ドレスの準備が昨日しかなくてもそれは一目瞭然。
お断りしたかったとしても、嘘のドレスコードを教えてくれた方が

ちゃんとマナーを守ってさんかしていたとしても。


「あらあら、そんなに目立ちたいのかしら?」
「わざとそのドレスを選んだのではなくて?」


嘲笑う令嬢達の声は、嘲笑う。


ここで泣いて逃げ帰ることなんてあり得ません。


私はすんなり、彼女達の作った舞台を壊すことにしました。


「皆様、私を貶めたいのですねえ。
突然のパーティへの参加も、ドレスの事も。
影がついているので、本当のこともお分かりですよ?」


私に婚約者、王太子様に筒抜け。

全員同罪だ。

「嘘を教えて招待しかも準備期間もなし、私も参加も急きょ決定した事で断りの道を潰す念の入れようだったな?」

「いえ!王太子様っ、これには訳が」

言い訳など不要。パーティの客も同罪ですね。

「何より、王太子を利用するとは、な?」



舐めたマネを、誰に喧嘩を売ったのか。
「私のマナーの話より、貴女達の今後を心配なさったら?」


このパーティで私を貶める罠は、彼女達への罰の場に早変わりした。
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