14 / 96
第1章
第14話:師弟対決
しおりを挟む
一夜が明け、朝靄が山の空気に溶け込む頃、蒼真は静かに目を開けた。
焚き火はすでに熾火となり、夜の気配をわずかに残している。
羅刹丸は岩に腰をかけ、澄んだ眼で彼を見ていた。
「……目覚めたか、蒼真」
蒼真は黙って頷き刀に手を伸ばす。
「羅刹丸」
「ん?」
「僕……魔族領へ行きます」
その言葉に、羅刹丸の眉がわずかに動いた。だが表情は穏やかだった。
「ほぅ決めたか。一応理由を聞いてもいいか?」
蒼真は静かに空を見上げた。
山の稜線の向こうに、遥かな世界の気配がある。
「朱音が王国に行ったあの日、僕は……自分の無力さに打ちのめされました」
「だからここで修行をして、力を得たつもりでした。でも……まだ足りない。この剣で何を守りたいのか、なぜ振るうのか……その答えを探したい」
「その答えが、魔族の地にあると?」
「はい。もし魔族が敵だと思い込んでいたなら、俺はまた何かを見失う気がして……」
羅刹丸はゆっくりと立ち上がり、彼の肩に手を置いた。
「……行け。お前の道は、お前が決めるものだ」
「はい」
「だが、魔族領は人間には過酷だ。お前を試す者も、欺こうとする者も現れる」
「構いません。それでも、俺は知りたい。誰が敵で、誰が味方なのかを」
静寂が山を包む
空は曇天、風はなく、空気は張りつめていた。
「蒼真、お前に話しておくことがある」
不意に声をかけられ、蒼真は顔を上げた。
「……何でしょう?」
「俺は、加護持ちだ。魔族の加護を宿している」
蒼真は目を見開いた。
「加護……だって……?」
「あれは、俺がまだ若かった頃。戦いの中で手に入れた。……己の力だけで得た、誇りでもある」
「なぜ今まで言わなかったんだ?」
「言う必要がなかった。……加護があるから強いのではない。俺は、俺の剣でここまで来た。だがそれももう終わりだ。蒼真……俺と戦え。命を賭けて」
不意に告げられた言葉に、蒼真は息を呑んだ。
「……どういう、こと?」
羅刹丸は、わずかに口元を綻ばせた。
「この身は、もうすぐ寿命を迎える。俺は寿命で朽ちるなどごめんだ。どうせなら……お前の手で終わりたい」
「なぜ、僕なんかに……!」
「お前だからだ。俺のすべてを叩き込んだ、お前だからこそだ。――そして、その加護も。俺のすべてを、お前に継いでほしい」
その言葉に、蒼真の胸が強く締めつけられた。
「加護……を、奪えと?」
羅刹丸は頷く。だが、その瞳に迷いはない。
「これは誇りだ。お前のような者に引き継がれるなら、本望だ。俺の剣も、俺の魂も、全てをお前に託す」
「だけど……僕は、まだ――」
「言い訳は要らん。剣を取れ。俺は本気でお前を殺す気で戦う。お前も本気で俺を超えてみせろ。それが……最後の修行だ」
「お前の一太刀――魂を込めたそれで、俺の最期を飾ってくれ。弟子として、剣士として……俺の命を、見届けてくれ」
「……そんなの、無理だ……!」
蒼真の声は震えていた。
あれほどの修羅にして、ただの一人の師。
彼を斬ることなど、どうしてできようか。
だが、羅刹丸は迷うことなく、ただ一言。
「迷うな。これは俺の誇りを託す儀だ」
蒼真は、拳を握りしめ、震える唇をかみしめた。
そして、鞘に収めていた刀を、ゆっくりと抜いた。
「……あなたの教えが……僕をここまで連れてきた」
その剣に込めたのは、怒りでも憎しみでもない。
ただ、敬意と感謝。そして、断ち切る覚悟。
羅刹丸が、ほんの一瞬だけ振り返る。
赤い瞳が、確かに蒼真を見た。
「――来い。弟子よ」
次の瞬間、蒼真の剣が閃いた。
空気が裂け、氣が流れ、
魂が交わり――そして断たれる。
ふたりの間に言葉はなかった。
もはや語るべきことは、すべて剣に刻んだ。
「構えろ、蒼真。これが最後の一太刀だ」
羅刹丸の声は、どこまでも穏やかだった。
蒼真は黙って刀を構える。
心を無に。氣を澄ませ。
羅刹丸から学び、刻み、研ぎ澄ませてきた、たった一太刀にすべてを込めて――
次の瞬間、風が揺れた。
音もなく、霧が裂ける。
空間が捻じれるような、目に見えぬ一閃。
蒼真の一太刀が、羅刹丸の胸を貫いていた。
「……見事だ」
膝をつく羅刹丸の顔には、苦痛はなく――むしろ、どこか安らかな微笑みが浮かんでいた。
「ようやく……この命、継げる者に託せた……」
蒼真は震える手で木刀を握りしめたまま、言葉を失っていた
「蒼真……お前に会えてよかった……」
羅刹丸の身体が、闇に還るように崩れ落ちていく。
だがその瞬間、黒き光が蒼真の胸へと流れ込んだ。
それは、羅刹丸の魂が宿す魔族の加護。
それが蒼真に託されていった。
最後に、羅刹丸の声が心に響く。
『俺の剣は、お前の中で生き続ける――感謝する、蒼真』
そして、風が止み、霧が晴れる。
そこに立っていたのは、剣を継ぎし者――天城蒼真、ただ一人だった。
ぽたぽたと、頬を伝う涙が地面を濡らした。
「……ありがとうございました。師匠」
空の色が、深い群青に染まっていく中で、
その一言が、山の静寂に溶けていった。
そして――
剣士・天城蒼真の中に、羅刹丸の魂と加護が、静かに宿った。
焚き火はすでに熾火となり、夜の気配をわずかに残している。
羅刹丸は岩に腰をかけ、澄んだ眼で彼を見ていた。
「……目覚めたか、蒼真」
蒼真は黙って頷き刀に手を伸ばす。
「羅刹丸」
「ん?」
「僕……魔族領へ行きます」
その言葉に、羅刹丸の眉がわずかに動いた。だが表情は穏やかだった。
「ほぅ決めたか。一応理由を聞いてもいいか?」
蒼真は静かに空を見上げた。
山の稜線の向こうに、遥かな世界の気配がある。
「朱音が王国に行ったあの日、僕は……自分の無力さに打ちのめされました」
「だからここで修行をして、力を得たつもりでした。でも……まだ足りない。この剣で何を守りたいのか、なぜ振るうのか……その答えを探したい」
「その答えが、魔族の地にあると?」
「はい。もし魔族が敵だと思い込んでいたなら、俺はまた何かを見失う気がして……」
羅刹丸はゆっくりと立ち上がり、彼の肩に手を置いた。
「……行け。お前の道は、お前が決めるものだ」
「はい」
「だが、魔族領は人間には過酷だ。お前を試す者も、欺こうとする者も現れる」
「構いません。それでも、俺は知りたい。誰が敵で、誰が味方なのかを」
静寂が山を包む
空は曇天、風はなく、空気は張りつめていた。
「蒼真、お前に話しておくことがある」
不意に声をかけられ、蒼真は顔を上げた。
「……何でしょう?」
「俺は、加護持ちだ。魔族の加護を宿している」
蒼真は目を見開いた。
「加護……だって……?」
「あれは、俺がまだ若かった頃。戦いの中で手に入れた。……己の力だけで得た、誇りでもある」
「なぜ今まで言わなかったんだ?」
「言う必要がなかった。……加護があるから強いのではない。俺は、俺の剣でここまで来た。だがそれももう終わりだ。蒼真……俺と戦え。命を賭けて」
不意に告げられた言葉に、蒼真は息を呑んだ。
「……どういう、こと?」
羅刹丸は、わずかに口元を綻ばせた。
「この身は、もうすぐ寿命を迎える。俺は寿命で朽ちるなどごめんだ。どうせなら……お前の手で終わりたい」
「なぜ、僕なんかに……!」
「お前だからだ。俺のすべてを叩き込んだ、お前だからこそだ。――そして、その加護も。俺のすべてを、お前に継いでほしい」
その言葉に、蒼真の胸が強く締めつけられた。
「加護……を、奪えと?」
羅刹丸は頷く。だが、その瞳に迷いはない。
「これは誇りだ。お前のような者に引き継がれるなら、本望だ。俺の剣も、俺の魂も、全てをお前に託す」
「だけど……僕は、まだ――」
「言い訳は要らん。剣を取れ。俺は本気でお前を殺す気で戦う。お前も本気で俺を超えてみせろ。それが……最後の修行だ」
「お前の一太刀――魂を込めたそれで、俺の最期を飾ってくれ。弟子として、剣士として……俺の命を、見届けてくれ」
「……そんなの、無理だ……!」
蒼真の声は震えていた。
あれほどの修羅にして、ただの一人の師。
彼を斬ることなど、どうしてできようか。
だが、羅刹丸は迷うことなく、ただ一言。
「迷うな。これは俺の誇りを託す儀だ」
蒼真は、拳を握りしめ、震える唇をかみしめた。
そして、鞘に収めていた刀を、ゆっくりと抜いた。
「……あなたの教えが……僕をここまで連れてきた」
その剣に込めたのは、怒りでも憎しみでもない。
ただ、敬意と感謝。そして、断ち切る覚悟。
羅刹丸が、ほんの一瞬だけ振り返る。
赤い瞳が、確かに蒼真を見た。
「――来い。弟子よ」
次の瞬間、蒼真の剣が閃いた。
空気が裂け、氣が流れ、
魂が交わり――そして断たれる。
ふたりの間に言葉はなかった。
もはや語るべきことは、すべて剣に刻んだ。
「構えろ、蒼真。これが最後の一太刀だ」
羅刹丸の声は、どこまでも穏やかだった。
蒼真は黙って刀を構える。
心を無に。氣を澄ませ。
羅刹丸から学び、刻み、研ぎ澄ませてきた、たった一太刀にすべてを込めて――
次の瞬間、風が揺れた。
音もなく、霧が裂ける。
空間が捻じれるような、目に見えぬ一閃。
蒼真の一太刀が、羅刹丸の胸を貫いていた。
「……見事だ」
膝をつく羅刹丸の顔には、苦痛はなく――むしろ、どこか安らかな微笑みが浮かんでいた。
「ようやく……この命、継げる者に託せた……」
蒼真は震える手で木刀を握りしめたまま、言葉を失っていた
「蒼真……お前に会えてよかった……」
羅刹丸の身体が、闇に還るように崩れ落ちていく。
だがその瞬間、黒き光が蒼真の胸へと流れ込んだ。
それは、羅刹丸の魂が宿す魔族の加護。
それが蒼真に託されていった。
最後に、羅刹丸の声が心に響く。
『俺の剣は、お前の中で生き続ける――感謝する、蒼真』
そして、風が止み、霧が晴れる。
そこに立っていたのは、剣を継ぎし者――天城蒼真、ただ一人だった。
ぽたぽたと、頬を伝う涙が地面を濡らした。
「……ありがとうございました。師匠」
空の色が、深い群青に染まっていく中で、
その一言が、山の静寂に溶けていった。
そして――
剣士・天城蒼真の中に、羅刹丸の魂と加護が、静かに宿った。
32
あなたにおすすめの小説
チート魔力を持ったせいで世界を束ねる管理者に目を付けられたが、巻き込まれたくないので金稼ぎします
桜桃-サクランボ-
ファンタジー
金さえあれば人生はどうにでもなる――そう信じている二十八歳の守銭奴、鏡谷知里。
交通事故で意識が朦朧とする中、目を覚ますと見知らぬ異世界で、目の前には見たことがないドラゴン。
そして、なぜか“チート魔力持ち”になっていた。
その莫大な魔力は、もともと自分が持っていた付与魔力に、封印されていた冒険者の魔力が重なってしまった結果らしい。
だが、それが不幸の始まりだった。
世界を恐怖で支配する集団――「世界を束ねる管理者」。
彼らに目をつけられてしまった知里は、巻き込まれたくないのに狙われる羽目になってしまう。
さらに、人を疑うことを知らない純粋すぎる二人と行動を共にすることになり、望んでもいないのに“冒険者”として動くことになってしまった。
金を稼ごうとすれば邪魔が入り、巻き込まれたくないのに事件に引きずられる。
面倒ごとから逃げたい守銭奴と、世界の頂点に立つ管理者。
本来交わらないはずの二つが、過去の冒険者の残した魔力によってぶつかり合う、異世界ファンタジー。
※小説家になろう・カクヨムでも更新中
※表紙:あニキさん
※ ※がタイトルにある話に挿絵アリ
※月、水、金、更新予定!
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
S級スキル『剣聖』を授かった俺はスキルを奪われてから人生が一変しました
白崎なまず
ファンタジー
この世界の人間の多くは生まれてきたときにスキルを持っている。スキルの力は強大で、強力なスキルを持つ者が貧弱なスキルしか持たない者を支配する。
そんな世界に生まれた主人公アレスは大昔の英雄が所持していたとされるSランク『剣聖』を持っていたことが明らかになり一気に成り上がっていく。
王族になり、裕福な暮らしをし、将来は王女との結婚も約束され盤石な人生を歩むアレス。
しかし物事がうまくいっている時こそ人生の落とし穴には気付けないものだ。
突如現れた謎の老人に剣聖のスキルを奪われてしまったアレス。
スキルのおかげで手に入れた立場は当然スキルがなければ維持することが出来ない。
王族から下民へと落ちたアレスはこの世に絶望し、生きる気力を失いかけてしまう。
そんなアレスに手を差し伸べたのはとある教会のシスターだった。
Sランクスキルを失い、この世はスキルが全てじゃないと知ったアレス。
スキルがない自分でも前向きに生きていこうと冒険者の道へ進むことになったアレスだったのだが――
なんと、そんなアレスの元に剣聖のスキルが舞い戻ってきたのだ。
スキルを奪われたと王族から追放されたアレスが剣聖のスキルが戻ったことを隠しながら冒険者になるために学園に通う。
スキルの優劣がものを言う世界でのアレスと仲間たちの学園ファンタジー物語。
この作品は小説家になろうに投稿されている作品の重複投稿になります
《レベル∞》の万物創造スキルで追放された俺、辺境を開拓してたら気づけば神々の箱庭になっていた
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティーの雑用係だったカイは、魔王討伐後「無能」の烙印を押され追放される。全てを失い、死を覚悟して流れ着いた「忘れられた辺境」。そこで彼のハズレスキルは真の姿《万物創造》へと覚醒した。
無から有を生み、世界の理すら書き換える神の如き力。カイはまず、生きるために快適な家を、豊かな畑を、そして清らかな川を創造する。荒れ果てた土地は、みるみるうちに楽園へと姿を変えていった。
やがて、彼の元には行き場を失った獣人の少女やエルフの賢者、ドワーフの鍛冶師など、心優しき仲間たちが集い始める。これは、追放された一人の青年が、大切な仲間たちと共に理想郷を築き、やがてその地が「神々の箱庭」と呼ばれるまでの物語。
現代錬金術のすゝめ 〜ソロキャンプに行ったら賢者の石を拾った〜
涼月 風
ファンタジー
御門賢一郎は過去にトラウマを抱える高校一年生。
ゴールデンウィークにソロキャンプに行き、そこで綺麗な石を拾った。
しかし、その直後雷に打たれて意識を失う。
奇跡的に助かった彼は以前の彼とは違っていた。
そんな彼が成長する為に異世界に行ったり又、現代で錬金術をしながら生活する物語。
ハズレ職業の料理人で始まった俺のVR冒険記、気づけば最強アタッカーに!ついでに、女の子とVチューバー始めました
グミ食べたい
ファンタジー
現実に疲れた俺が辿り着いたのは、自由度抜群のVRMMORPG『アナザーワールド・オンライン』。
選んだ職業は“料理人”。
だがそれは、戦闘とは無縁の完全な負け組職業だった。
地味な日々の中、レベル上げ中にネームドモンスター「猛き猪」が出現。
勝てないと判断したアタッカーはログアウトし、残されたのは三人だけ。
熊型獣人のタンク、ヒーラー、そして非戦闘職の俺。
絶体絶命の状況で包丁を構えた瞬間――料理スキルが覚醒し、常識外のダメージを叩き出す!
そこから始まる、料理人の大逆転。
ギルド設立、仲間との出会い、意外な秘密、そしてVチューバーとしての活動。
リアルでは無職、ゲームでは負け組。
そんな男が奇跡を起こしていくVRMMO物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる