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路地裏の眠り姫
路地裏の眠り姫 後編
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「若先生がお見合いですって?」
昼間、御近所の奥様方が西風にお茶しに来た時にしていた話が厨房に耳に入ってきた。
「大学病院のお偉いさんのお嬢さんが見初めたらしくて是非にですって」
「あらでも、若先生は……」
何やら奥様方の視線がこちらの方に漂ってきた気がするのは気のせいじゃないみたい。背中に視線を感じながらひたすらピーラーで人参の皮むきを続行する。けど料理している時に他のことを考えちゃ駄目だね、うっかり手が滑って気がついたら人差し指と親指の間にピーラーの歯が喰い込んでいた。
「あ……」
「ひやあ、葉月さん!! 手が血塗れですよぉぉぉ!!」
厨房のお手伝いをしてくれていたバイト君が私の手を見て大慌て。
「に、人参とまな板が血塗れに……」
「いや、人参もまな板もいいですから、早く医者!!」
タオルで手をくるんでくれると何処かに電話している。そして今お話をしていた奥様方の一人に声をかける。
「えーっと、山口の奥さん、今日は車ですか?」
「うん、そこの空き地に止めてきた」
「葉月さんを早川医院に連れてってもらえます? 若先生、まだいるそうなんで連れてこいって」
“若先生”の言葉で我に返る。
「え、いやいや、あの人、外科じゃないから」
「内科医でも縫うぐらい出来るって言ってますよ。山口さん、お願いします」
「分かったわ。葉月ちゃん行きましょう。タオルに血が滲んできたわ」
奥さんに連れられて外に出る。
「すみません」
「いいのよ、そんなこと」
車で早川医院まで10分足らず。医院の前で志信が待っていた。
「じゃあ、私は戻るわね。吉田君に伝言はあ?」
「えーと、カフェの方は今いるお客さん以降は臨時休業で。店頭のケーキだけ販売してもらってください、売り切れゴメンで。明日は定休日だから、明後日からのことはまた連絡しますって伝えてもらえますか」
「分かったわ。お大事にね」
「ありかどうございました」
頭を下げて山口さんの車を見送ると同時に医院の中へと引っ張っていかれる。
「珍しいな、葉月が料理の時に怪我するなんて」
「うん、ちょっと気が散ったみたいで」
志信は診察室で私を椅子に座らせると、自分も向かい側の椅子に座って手に巻かれたタオルを取った。
「ああ、これは縫わないと駄目だな……」
「志信が?! 大先生はいないの?!」
「なんだよ、俺じゃあ不満なのかよ」
「だって志信、本職は内科でしょ?」
「研修医の時にはあっちこっち回っていたから縫うぐらい俺にもできるよ」
縫う準備をはじめるのを見て、あれ?と首を傾げる。いつもは看護師の資格を持っている志信のお母さんが準備するのに。
「今日はお母さん、いないの?」
「午後から診察ないから、姉貴のとこに遊びに行ったよ」
「ふーん……」
「ちょっと痛いけど我慢しろよ?」
「思い切ってやっちゃって」
志信が傷口を縫っていくのをぼんやり眺めながら、さっき奥様方が話していたことを思い出した。
「ねえ志信、お見合いするって本当?」
志信の手が一瞬とまった。
「うちの親に聞いたのか?」
「噂になってるみたいだよ、早川医院の若先生がお見合いするらしいって」
「相手は親父が勤めている大学病院の外科部長のお嬢さんだってさ」
「ふーん……」
糸を切り終わると、テープで傷口を固定してから包帯を巻いていく。
「ってことは、私の食事係もそろそろ終わりってことかな」
「なんでだよ」
不機嫌そうな声がして、顔を上げると眉間にしわを寄せた志信の顔がある。
「結婚すれば奥さんが食事を作るわけだし」
「なんで俺が見合いして結婚するって決めてかかってるわけ?」
「だってお偉いさんのお嬢さんとお見合いするんでしょ?」
「見合いをしたからって結婚するとは限らないだろ? っていうか、何で俺が見合いをするって前提で話をしてるんだ?」
治療を終えて器具を乱暴にトレーに置くと椅子に座り直して私を真っ直ぐ見据えた。
「病院の偉いさんのお嬢さんともなれば、断れないだろうし?」
「親父も俺も出世には興味ない」
「けど、やっぱりほら、病院での立場って難しくなるでしょ?」
よくドラマでもやってるよね、そういうドロドロしたやつ。そんな私の考えを呼んだのか志信は大きな溜め息をついた。
「あのさ、多分なんでその見合いの話が来たかってところから既に間違っていると思うぞ」
「そうなの?」
「親父、とある大学の附属病院から引き抜きがかかってるんだ」
「ヘッドハンティングってやつ?」
「それに近い。で、外科部長としては優秀な外科医を手放したくないもんだから、自分の娘を差し出してきたわけ」
「誰に?」
「親父に」
目玉が飛び出るとはまさにこのこと。予想外の話にポカンとするしかなかった。
「でも親父はあの通りお袋Loveだろ? で、俺に話を振ってきたわけさ、見合いとして」
「大先生を引き止める為に志信の医師人生を人質にしようとしたわけ?」
「そういうこと。これでもあそこの病院の非常勤医師だからな、俺」
想像の斜め上をいく事情だった訳だけど、なんだかもう……。
「呆れた……」
「だろ? 正直、俺は大きな病院で勤める気なんてもともと無いし、ここで昔からのお馴染みさんを診察するのが向いている。それにここだけで仕事するようになれば、それだけ執筆に時間を裂けるわけだし願ったり叶ったりかもな」
で、最初の質問に戻るけどと志信が言葉を続けた。
「なんで俺が見合いして結婚するって決めてかかってるわけ?」
「え、だって……」
「俺さ、葉月にしっかり胃袋を掴まれているから今更ほかの誰かが作った飯なんて食べたくないんだけど」
凄く真剣な顔してそんなこと言わないで欲しい。
「なに言ってんのよ」
「だいたい何で婆ちゃんの古くて狭い家を取り壊しもせずにリフォームしてまであそこにいると思ってるんだよ」
「だってあそこはお気に入りの場所だって言ってたじゃない」
確かリフォームする時にそんなことを言っていた気がする。この家は思い出がいっぱい詰まっているお気に入りの場所だって。
「そりゃ、お前んちが目の前だし。中学校の時も高校の時もよく一緒にここまで帰ってきただろ?」
「それはお婆ちゃんちに遊びに来るって理由だったはずじゃ?」
「葉月と一緒にいる為の口実に決まってるじゃないか」
あれ? そういうことなの?
「あのさ、もしかして志信って私のこと好きだったの?」
「過去形じゃねーよ、今も好きだよ。なんで俺が彼女作らないと思ってんだよ」
「え……だって勉強の虫だったから女になんか興味が無いのかなとか思ってた……」
駄目だこりゃという顔をされてしまった。いや別に女に興味が無いのかなとは思っていたけど、男に興味がある性癖だとは断じて思ってないよ? その点はきちんと理解しておいてよね。
「お前こそなんだよ、今まで男も作らずにケーキ作りばっかで。ケーキにしか興味ないのか?」
「そんなことないけど……」
「俺はちょっと期待してたんだけどな、お前が男つくらないのは俺のことが好きだからだって」
カッと顔に血が昇るのが分かった。
「そうなんだろ?」
「う、うるさいわね、なんでそんな話になるのよ」
「好きでもない男の為に、毎度毎度、栄養バランスのとれた食事を作ったり掃除をしにきたりしないよな?」
「幼馴染の腐れ縁ってあるでしょ?」
今まで全然そんな素振りさえ見せなかったのにズルイじゃない、この男。
「俺、お前が他の男とくっついて食事作ってくれなくなったら飢え死にするわ」
「なに馬鹿なこと言ってるんだか」
「医者だしベストセラー作家だし葉月の欠点も知り尽くしているし、お買い得だと思うんだけどな、俺」
だからどうしてそんな真剣な顔してそういうこと言うのかな。
「それってもしかしてプロポーズなわけ?」
「まあそんなところ。葉月、俺と結婚してくれる?」
「っ!!」
まさかこんな時にそんな言葉が出てくるとは思わなかった。でも……。
「どうなんだよ」
「う、飢え死にされでもしたら寝覚めが悪いから、け、結婚してあげてもいいわよ」
途端にニカッと笑った。その顔は中学生の頃とあまり変わらない。考えてみればあの頃からこの笑顔が好きだったんだ私。
「しまったな。まさかここでこんな話になるとは思ってなかったから指輪を用意してなかった」
「いいわよ、そんなの。どうせ仕事中はつけられないんだし」
「それとこれとはまた別だろ。今度の定休日に一緒に見にいこうか」
「……分かった」
普段は身につけていられなくてもやっぱり女だからそう言ってもらえると嬉しい。
「なっちゃんに報告しなきゃな」
志信が悪戯っぽい笑みを浮かべた。
「なんでそこで捺都の名前が出てくるのよ」
「お前に変な虫がつかないように、なっちゃんには色々と協力してもらっていたからな、俺」
「はあ?」
「なっちゃんが度を越したシスコンキャラなのはどうしてだと思ってるんだ?」
「なんですと?」
それって一体どういうこと?
「あれでなかなか演技派だよな、なっちゃん。将来は白バイ隊員より女優の方が向いているような気がする」
なんだか策略にはめられた感が否めない。これは捺都にはきちんとお仕置きしないといけないかも。
+++++
葉月姉ちゃんのお仕置きが捺都の頭上で炸裂するのはこれより4年後の話。
昼間、御近所の奥様方が西風にお茶しに来た時にしていた話が厨房に耳に入ってきた。
「大学病院のお偉いさんのお嬢さんが見初めたらしくて是非にですって」
「あらでも、若先生は……」
何やら奥様方の視線がこちらの方に漂ってきた気がするのは気のせいじゃないみたい。背中に視線を感じながらひたすらピーラーで人参の皮むきを続行する。けど料理している時に他のことを考えちゃ駄目だね、うっかり手が滑って気がついたら人差し指と親指の間にピーラーの歯が喰い込んでいた。
「あ……」
「ひやあ、葉月さん!! 手が血塗れですよぉぉぉ!!」
厨房のお手伝いをしてくれていたバイト君が私の手を見て大慌て。
「に、人参とまな板が血塗れに……」
「いや、人参もまな板もいいですから、早く医者!!」
タオルで手をくるんでくれると何処かに電話している。そして今お話をしていた奥様方の一人に声をかける。
「えーっと、山口の奥さん、今日は車ですか?」
「うん、そこの空き地に止めてきた」
「葉月さんを早川医院に連れてってもらえます? 若先生、まだいるそうなんで連れてこいって」
“若先生”の言葉で我に返る。
「え、いやいや、あの人、外科じゃないから」
「内科医でも縫うぐらい出来るって言ってますよ。山口さん、お願いします」
「分かったわ。葉月ちゃん行きましょう。タオルに血が滲んできたわ」
奥さんに連れられて外に出る。
「すみません」
「いいのよ、そんなこと」
車で早川医院まで10分足らず。医院の前で志信が待っていた。
「じゃあ、私は戻るわね。吉田君に伝言はあ?」
「えーと、カフェの方は今いるお客さん以降は臨時休業で。店頭のケーキだけ販売してもらってください、売り切れゴメンで。明日は定休日だから、明後日からのことはまた連絡しますって伝えてもらえますか」
「分かったわ。お大事にね」
「ありかどうございました」
頭を下げて山口さんの車を見送ると同時に医院の中へと引っ張っていかれる。
「珍しいな、葉月が料理の時に怪我するなんて」
「うん、ちょっと気が散ったみたいで」
志信は診察室で私を椅子に座らせると、自分も向かい側の椅子に座って手に巻かれたタオルを取った。
「ああ、これは縫わないと駄目だな……」
「志信が?! 大先生はいないの?!」
「なんだよ、俺じゃあ不満なのかよ」
「だって志信、本職は内科でしょ?」
「研修医の時にはあっちこっち回っていたから縫うぐらい俺にもできるよ」
縫う準備をはじめるのを見て、あれ?と首を傾げる。いつもは看護師の資格を持っている志信のお母さんが準備するのに。
「今日はお母さん、いないの?」
「午後から診察ないから、姉貴のとこに遊びに行ったよ」
「ふーん……」
「ちょっと痛いけど我慢しろよ?」
「思い切ってやっちゃって」
志信が傷口を縫っていくのをぼんやり眺めながら、さっき奥様方が話していたことを思い出した。
「ねえ志信、お見合いするって本当?」
志信の手が一瞬とまった。
「うちの親に聞いたのか?」
「噂になってるみたいだよ、早川医院の若先生がお見合いするらしいって」
「相手は親父が勤めている大学病院の外科部長のお嬢さんだってさ」
「ふーん……」
糸を切り終わると、テープで傷口を固定してから包帯を巻いていく。
「ってことは、私の食事係もそろそろ終わりってことかな」
「なんでだよ」
不機嫌そうな声がして、顔を上げると眉間にしわを寄せた志信の顔がある。
「結婚すれば奥さんが食事を作るわけだし」
「なんで俺が見合いして結婚するって決めてかかってるわけ?」
「だってお偉いさんのお嬢さんとお見合いするんでしょ?」
「見合いをしたからって結婚するとは限らないだろ? っていうか、何で俺が見合いをするって前提で話をしてるんだ?」
治療を終えて器具を乱暴にトレーに置くと椅子に座り直して私を真っ直ぐ見据えた。
「病院の偉いさんのお嬢さんともなれば、断れないだろうし?」
「親父も俺も出世には興味ない」
「けど、やっぱりほら、病院での立場って難しくなるでしょ?」
よくドラマでもやってるよね、そういうドロドロしたやつ。そんな私の考えを呼んだのか志信は大きな溜め息をついた。
「あのさ、多分なんでその見合いの話が来たかってところから既に間違っていると思うぞ」
「そうなの?」
「親父、とある大学の附属病院から引き抜きがかかってるんだ」
「ヘッドハンティングってやつ?」
「それに近い。で、外科部長としては優秀な外科医を手放したくないもんだから、自分の娘を差し出してきたわけ」
「誰に?」
「親父に」
目玉が飛び出るとはまさにこのこと。予想外の話にポカンとするしかなかった。
「でも親父はあの通りお袋Loveだろ? で、俺に話を振ってきたわけさ、見合いとして」
「大先生を引き止める為に志信の医師人生を人質にしようとしたわけ?」
「そういうこと。これでもあそこの病院の非常勤医師だからな、俺」
想像の斜め上をいく事情だった訳だけど、なんだかもう……。
「呆れた……」
「だろ? 正直、俺は大きな病院で勤める気なんてもともと無いし、ここで昔からのお馴染みさんを診察するのが向いている。それにここだけで仕事するようになれば、それだけ執筆に時間を裂けるわけだし願ったり叶ったりかもな」
で、最初の質問に戻るけどと志信が言葉を続けた。
「なんで俺が見合いして結婚するって決めてかかってるわけ?」
「え、だって……」
「俺さ、葉月にしっかり胃袋を掴まれているから今更ほかの誰かが作った飯なんて食べたくないんだけど」
凄く真剣な顔してそんなこと言わないで欲しい。
「なに言ってんのよ」
「だいたい何で婆ちゃんの古くて狭い家を取り壊しもせずにリフォームしてまであそこにいると思ってるんだよ」
「だってあそこはお気に入りの場所だって言ってたじゃない」
確かリフォームする時にそんなことを言っていた気がする。この家は思い出がいっぱい詰まっているお気に入りの場所だって。
「そりゃ、お前んちが目の前だし。中学校の時も高校の時もよく一緒にここまで帰ってきただろ?」
「それはお婆ちゃんちに遊びに来るって理由だったはずじゃ?」
「葉月と一緒にいる為の口実に決まってるじゃないか」
あれ? そういうことなの?
「あのさ、もしかして志信って私のこと好きだったの?」
「過去形じゃねーよ、今も好きだよ。なんで俺が彼女作らないと思ってんだよ」
「え……だって勉強の虫だったから女になんか興味が無いのかなとか思ってた……」
駄目だこりゃという顔をされてしまった。いや別に女に興味が無いのかなとは思っていたけど、男に興味がある性癖だとは断じて思ってないよ? その点はきちんと理解しておいてよね。
「お前こそなんだよ、今まで男も作らずにケーキ作りばっかで。ケーキにしか興味ないのか?」
「そんなことないけど……」
「俺はちょっと期待してたんだけどな、お前が男つくらないのは俺のことが好きだからだって」
カッと顔に血が昇るのが分かった。
「そうなんだろ?」
「う、うるさいわね、なんでそんな話になるのよ」
「好きでもない男の為に、毎度毎度、栄養バランスのとれた食事を作ったり掃除をしにきたりしないよな?」
「幼馴染の腐れ縁ってあるでしょ?」
今まで全然そんな素振りさえ見せなかったのにズルイじゃない、この男。
「俺、お前が他の男とくっついて食事作ってくれなくなったら飢え死にするわ」
「なに馬鹿なこと言ってるんだか」
「医者だしベストセラー作家だし葉月の欠点も知り尽くしているし、お買い得だと思うんだけどな、俺」
だからどうしてそんな真剣な顔してそういうこと言うのかな。
「それってもしかしてプロポーズなわけ?」
「まあそんなところ。葉月、俺と結婚してくれる?」
「っ!!」
まさかこんな時にそんな言葉が出てくるとは思わなかった。でも……。
「どうなんだよ」
「う、飢え死にされでもしたら寝覚めが悪いから、け、結婚してあげてもいいわよ」
途端にニカッと笑った。その顔は中学生の頃とあまり変わらない。考えてみればあの頃からこの笑顔が好きだったんだ私。
「しまったな。まさかここでこんな話になるとは思ってなかったから指輪を用意してなかった」
「いいわよ、そんなの。どうせ仕事中はつけられないんだし」
「それとこれとはまた別だろ。今度の定休日に一緒に見にいこうか」
「……分かった」
普段は身につけていられなくてもやっぱり女だからそう言ってもらえると嬉しい。
「なっちゃんに報告しなきゃな」
志信が悪戯っぽい笑みを浮かべた。
「なんでそこで捺都の名前が出てくるのよ」
「お前に変な虫がつかないように、なっちゃんには色々と協力してもらっていたからな、俺」
「はあ?」
「なっちゃんが度を越したシスコンキャラなのはどうしてだと思ってるんだ?」
「なんですと?」
それって一体どういうこと?
「あれでなかなか演技派だよな、なっちゃん。将来は白バイ隊員より女優の方が向いているような気がする」
なんだか策略にはめられた感が否めない。これは捺都にはきちんとお仕置きしないといけないかも。
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