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第一部 新しいニンゲンがやってきた!
第十七話 警備部の日常 4
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そして今日のラストは夕方のパレードの沿道警備が入っていた。パレードが通るコースの沿道に立って、見学しているお客さん達が飛び出したりしないように監視をするのが仕事だ。
「今日はまだ人は少ないですね。夏休みとかの大混雑パレード警備を早く天童さんに経験してほしいなあ」
「あまり経験したくないですけどね」
「あれを乗り越えてこそ一人前の警備スタッフですから」
パレード開始の時間が迫り、あちらこちらに人だかりができ始める。最前列の人には後ろにいる人達が見えるように、座ってもらうように指示を出した。夕方のパレードは、平日でも学校や仕事が終わってから見に来る人もいるので、それなりに人が多い。
―― んー……やっぱりまだ殺気みたいなのが駄々洩れてるなあ…… ――
少し離れた場所に立っている天童さんの顔を見て思った。そんな私の視線に気がついたのか、天童さんがこっちを見る。目が合ったので口元に指を持っていき、指で口のはしを押し上げてスマイルの形にした。すると、引きつった口元がムニュムニュして、なんとか笑みらしきものが浮かぶ。
―― そうそう、その調子。脱パーントゥめざしてがんばれ~~ ――
私はかすかにうなづいてみせてから、沿道のお客さんに視線を戻した。
―― でも、駄々洩れが利点の場合もあるんだよなあ ――
それが今のような沿道警備の時だ。反対側に立っている久保田さんや矢島さんがいる場所周辺もそうなんだけど、天童さんが立っている場所のお客さんはとても行儀が良い。パレードでよく見かける、規制線から身を乗り出して写真を撮ろうとする人さえいない。そういうのは子供だけでなく大人も察するようだ。
―― 偶然じゃないならすごいよね、駄々洩れ効果 ――
こういうのも適材適所と言うのだろうか。使い分けができるようになれば、実に便利なスキルになりそうだ。そんなことを考えながら、パレードがやってくるのを待った。
にぎやかな音楽の音が近づいてくる。パレードでマスコットやアクターさん達が乗るフロートが近づいてきたのだ。チラッと目をやると、沿道の人達に手を振るマスコットリーダーの姿があった。どうやら全体会議は無事に終わったようだ。
―― そりゃそうだよね、主役のリーダーがいないとお話にならないし ――
マスコット達のフロートが終わると、次はアクターさん達のフロートだ。まずはお仕置きで有名な女王様の一団、そしてお料理上手な魔女の集団、そしてパレードのしんがりをつとめるのは海賊船長の一団。それぞれのフロートについて衛兵や妖精、海賊団の手下どもが沿道を歩いている。それぞれ人気があるけど、子供達に人気なのはやはり海賊団だ。気がつけば沿道に海賊団のコスプレをした小さなお友達があふれているし、船長は着実に海賊ファンを増やしていた。
―― これだけ増えてくると、パークで反乱を起こすつもりじゃ?って言われるの、無理もないかな ――
しんがりのフロートが通りすぎるタイミングで、沿道警備の私達も歩いて移動する。もちろん小さな海賊団達も一緒だ。
「一関さん」
小さな海賊団がフロートに近づきすぎないよう見守りながら歩いていると、横に天童さんが並んだ。
「どうしました? なにかありました?」
「お客さんに関しては特になにもありませんでしたが、その、ですね」
言いにくそうな様子に、首をかしげて見上げる。
「女王様に投げキッスをされたんですが」
「え?」
天童さんが言うには、パレードに背を向けて立っていると衛兵が背中を槍でツンツンしてきたらしい。何事かと思って振り返ったら、女王様が自分を見て投げキッスをしてきたんだとか。
「そうなんですか? それ見逃しちゃいました。ざんねーん」
思わず仕事を忘れて単なるパークの一ファンに戻ってしまった。
「ああ、失礼しました。あまりのうらやましさに素に戻ってしまった。天童さんて、マスコット達にもアクターさん達にもモテモテですね。そのうち女王陛下からお城に招待されるかも」
「それで良いんだろうか」
「誰が天童さんの話を女王様にしたのかわかりませんけど、パーク内で知名度が上がるのは良いことだと思いますけど」
「なかなか仕事の難易度が高いです」
天童さんは困惑気味につぶやいた。
パレードの沿道警備を終えその日のパトロール業務は無事に終了。控室に戻ると、部長がコーヒーを飲みながらテレビを見ていた。
「あ、部長、会議お疲れさまでした」
「お帰り。今日も一日ご苦労さん。巡回ルートでなにか変わったことは?」
「少なくとも私達の見える範囲では特になかったと思います。天童さんはどうですか?」
業務日誌を手に取りながら、装備をはずしていた天童さんに声をかける。
「一関さんと同じくです。特にこれと言って、不審な動きをする来園者はいませんでした」
女王様が天童さんに投げキッスしてきたけどねと、私は心の中で付け加えた。
「それは上々。パーク内が平和なのは良いことだ」
私と天童さんの報告に満足げにうなづく。
「あ、ところで一関さん?」
業務日誌を書き始めたところで再び声をかけられた。
「なんでしょう?」
「一関さん、明日はアレの日だよね」
「ああ、はい、そうです」
私がうなづくと、部長が天童さんに目を向ける。
「天童君、明日の休み、なにか予定入れてる?」
「明日ですか? 今のところこれと言って予定は入れていませんが」
「あと傷の具合はどうかな。痛むとかそういうのはないかな? 急な出勤になっても問題なし?」
「今のところは大丈夫です。誰か急な欠勤にでも?」
答えながら首をかしげた。
「実は明日、一関さんが月に一度の自主トレに行くんだ。もし良ければなんだけど、一緒に行ってみないかなと思って」
「自主トレ、ですか」
「スポーツジムとかじゃなくて、月に一度、うちがお世話になっている警察署の護身術教室に通ってるんですよ。私以外の警備部スタッフはほとんどがそれなりの経験者なんですけど、私は新卒でここに来たので。まあ簡単に言うと、自主トレと言うよりは補習授業ですね」
「なるほど」
天童さんは私の説明に納得したようだ。
「天童君にとっては何をいまさらなことだろうけど、この先しばらくは一関さんと組んでパトロールをするわけだし、相棒の技量がどの程度か見ておいたほうが良いかなと思ってね。もちろん強制じゃないから、行かなくても問題はないよ」
「いえ、是非お供させてください」
「じゃあ決まり。待ち合わせの場所とか時間は二人でよろしく」
「天童さん、業務日誌を書き終わるまで待っててください」
「了解しました。こちらのことは気にせずごゆっくり」
私が日誌を書いている間も、パトロールから戻ってきた人、夕方から閉園までのパトロールに出る人などが控室を出入りをする。日誌を書き終えるといつもの場所に提出して、そのままにしていた装備を返却した。
「お待たせしました。食堂で一服でもしながら時間と場所を決めませんか?」
「わかりました。では部長、今日もお疲れさまでした。お先に失礼します」
「お疲れさーん」
部長に見送られて控室を出る。
「今日も一日、よく歩きましたね。天童さん、その点はまったく平気そうですよね」
「捜査でもけっこう歩いてましたからね」
食堂でそれぞれ飲み物を選ぶと空いている場所に落ち着いた。甘いココアを飲みながらほっと一息。
「一つ気になったことがあるんですが、一関さん、特殊警棒の使い方は習ったんですか?」
「あ、はい。それはここに入った時に、部長の警備会社で特別講習と言う形で習いました。今のところ実際にパーク内で使ったことはないですけど」
「使う機会がないことは良いことですよ」
「そうなんですけど、あのシャキーンてやつをたまーにやりたくなるんですよね。半年に一度の防犯訓練でしかやる機会ないのがちょっと残念」
そう言うと天童さんが笑う。
「普段したらそれこそ危ない人になるので、半年に一度で我慢してください」
「ですよねー。だから毎日、装備前の動作確認だけで我慢してるんですよ。なんて言うかショボシャキ?」
ため息まじりにそう言うと、ますます天童さんがおかしそうに笑った。
「これ、内緒ですからね? こんなこと部長に行ったら不謹慎だって叱られちゃうので」
「わかりました。俺と一関さんだけの秘密ってことで」
天童さんがお口にチャックのしぐさをする。
「あ、それで明日なんですけど、護身術教室はお昼からなんです。なので警察署の最寄り駅に12時ってことで大丈夫ですか?」
「問題ありませんよ。その教室には、一関さん以外の人も参加してるんですか?」
「そんなに多くはないんですけど、その日によって近所の学校の先生とか沿線の鉄道会社の人とかが参加してますね」
「なるほど」
最近は物騒な事件も多いせいか、護身術教室や防犯教室に参加する人も増えていると、担当のおまわりさんが言っていた。さっき天童さんも言っていたように、こういう知識に必要性を感じることがないのが一番なんだけどな。
「今日はまだ人は少ないですね。夏休みとかの大混雑パレード警備を早く天童さんに経験してほしいなあ」
「あまり経験したくないですけどね」
「あれを乗り越えてこそ一人前の警備スタッフですから」
パレード開始の時間が迫り、あちらこちらに人だかりができ始める。最前列の人には後ろにいる人達が見えるように、座ってもらうように指示を出した。夕方のパレードは、平日でも学校や仕事が終わってから見に来る人もいるので、それなりに人が多い。
―― んー……やっぱりまだ殺気みたいなのが駄々洩れてるなあ…… ――
少し離れた場所に立っている天童さんの顔を見て思った。そんな私の視線に気がついたのか、天童さんがこっちを見る。目が合ったので口元に指を持っていき、指で口のはしを押し上げてスマイルの形にした。すると、引きつった口元がムニュムニュして、なんとか笑みらしきものが浮かぶ。
―― そうそう、その調子。脱パーントゥめざしてがんばれ~~ ――
私はかすかにうなづいてみせてから、沿道のお客さんに視線を戻した。
―― でも、駄々洩れが利点の場合もあるんだよなあ ――
それが今のような沿道警備の時だ。反対側に立っている久保田さんや矢島さんがいる場所周辺もそうなんだけど、天童さんが立っている場所のお客さんはとても行儀が良い。パレードでよく見かける、規制線から身を乗り出して写真を撮ろうとする人さえいない。そういうのは子供だけでなく大人も察するようだ。
―― 偶然じゃないならすごいよね、駄々洩れ効果 ――
こういうのも適材適所と言うのだろうか。使い分けができるようになれば、実に便利なスキルになりそうだ。そんなことを考えながら、パレードがやってくるのを待った。
にぎやかな音楽の音が近づいてくる。パレードでマスコットやアクターさん達が乗るフロートが近づいてきたのだ。チラッと目をやると、沿道の人達に手を振るマスコットリーダーの姿があった。どうやら全体会議は無事に終わったようだ。
―― そりゃそうだよね、主役のリーダーがいないとお話にならないし ――
マスコット達のフロートが終わると、次はアクターさん達のフロートだ。まずはお仕置きで有名な女王様の一団、そしてお料理上手な魔女の集団、そしてパレードのしんがりをつとめるのは海賊船長の一団。それぞれのフロートについて衛兵や妖精、海賊団の手下どもが沿道を歩いている。それぞれ人気があるけど、子供達に人気なのはやはり海賊団だ。気がつけば沿道に海賊団のコスプレをした小さなお友達があふれているし、船長は着実に海賊ファンを増やしていた。
―― これだけ増えてくると、パークで反乱を起こすつもりじゃ?って言われるの、無理もないかな ――
しんがりのフロートが通りすぎるタイミングで、沿道警備の私達も歩いて移動する。もちろん小さな海賊団達も一緒だ。
「一関さん」
小さな海賊団がフロートに近づきすぎないよう見守りながら歩いていると、横に天童さんが並んだ。
「どうしました? なにかありました?」
「お客さんに関しては特になにもありませんでしたが、その、ですね」
言いにくそうな様子に、首をかしげて見上げる。
「女王様に投げキッスをされたんですが」
「え?」
天童さんが言うには、パレードに背を向けて立っていると衛兵が背中を槍でツンツンしてきたらしい。何事かと思って振り返ったら、女王様が自分を見て投げキッスをしてきたんだとか。
「そうなんですか? それ見逃しちゃいました。ざんねーん」
思わず仕事を忘れて単なるパークの一ファンに戻ってしまった。
「ああ、失礼しました。あまりのうらやましさに素に戻ってしまった。天童さんて、マスコット達にもアクターさん達にもモテモテですね。そのうち女王陛下からお城に招待されるかも」
「それで良いんだろうか」
「誰が天童さんの話を女王様にしたのかわかりませんけど、パーク内で知名度が上がるのは良いことだと思いますけど」
「なかなか仕事の難易度が高いです」
天童さんは困惑気味につぶやいた。
パレードの沿道警備を終えその日のパトロール業務は無事に終了。控室に戻ると、部長がコーヒーを飲みながらテレビを見ていた。
「あ、部長、会議お疲れさまでした」
「お帰り。今日も一日ご苦労さん。巡回ルートでなにか変わったことは?」
「少なくとも私達の見える範囲では特になかったと思います。天童さんはどうですか?」
業務日誌を手に取りながら、装備をはずしていた天童さんに声をかける。
「一関さんと同じくです。特にこれと言って、不審な動きをする来園者はいませんでした」
女王様が天童さんに投げキッスしてきたけどねと、私は心の中で付け加えた。
「それは上々。パーク内が平和なのは良いことだ」
私と天童さんの報告に満足げにうなづく。
「あ、ところで一関さん?」
業務日誌を書き始めたところで再び声をかけられた。
「なんでしょう?」
「一関さん、明日はアレの日だよね」
「ああ、はい、そうです」
私がうなづくと、部長が天童さんに目を向ける。
「天童君、明日の休み、なにか予定入れてる?」
「明日ですか? 今のところこれと言って予定は入れていませんが」
「あと傷の具合はどうかな。痛むとかそういうのはないかな? 急な出勤になっても問題なし?」
「今のところは大丈夫です。誰か急な欠勤にでも?」
答えながら首をかしげた。
「実は明日、一関さんが月に一度の自主トレに行くんだ。もし良ければなんだけど、一緒に行ってみないかなと思って」
「自主トレ、ですか」
「スポーツジムとかじゃなくて、月に一度、うちがお世話になっている警察署の護身術教室に通ってるんですよ。私以外の警備部スタッフはほとんどがそれなりの経験者なんですけど、私は新卒でここに来たので。まあ簡単に言うと、自主トレと言うよりは補習授業ですね」
「なるほど」
天童さんは私の説明に納得したようだ。
「天童君にとっては何をいまさらなことだろうけど、この先しばらくは一関さんと組んでパトロールをするわけだし、相棒の技量がどの程度か見ておいたほうが良いかなと思ってね。もちろん強制じゃないから、行かなくても問題はないよ」
「いえ、是非お供させてください」
「じゃあ決まり。待ち合わせの場所とか時間は二人でよろしく」
「天童さん、業務日誌を書き終わるまで待っててください」
「了解しました。こちらのことは気にせずごゆっくり」
私が日誌を書いている間も、パトロールから戻ってきた人、夕方から閉園までのパトロールに出る人などが控室を出入りをする。日誌を書き終えるといつもの場所に提出して、そのままにしていた装備を返却した。
「お待たせしました。食堂で一服でもしながら時間と場所を決めませんか?」
「わかりました。では部長、今日もお疲れさまでした。お先に失礼します」
「お疲れさーん」
部長に見送られて控室を出る。
「今日も一日、よく歩きましたね。天童さん、その点はまったく平気そうですよね」
「捜査でもけっこう歩いてましたからね」
食堂でそれぞれ飲み物を選ぶと空いている場所に落ち着いた。甘いココアを飲みながらほっと一息。
「一つ気になったことがあるんですが、一関さん、特殊警棒の使い方は習ったんですか?」
「あ、はい。それはここに入った時に、部長の警備会社で特別講習と言う形で習いました。今のところ実際にパーク内で使ったことはないですけど」
「使う機会がないことは良いことですよ」
「そうなんですけど、あのシャキーンてやつをたまーにやりたくなるんですよね。半年に一度の防犯訓練でしかやる機会ないのがちょっと残念」
そう言うと天童さんが笑う。
「普段したらそれこそ危ない人になるので、半年に一度で我慢してください」
「ですよねー。だから毎日、装備前の動作確認だけで我慢してるんですよ。なんて言うかショボシャキ?」
ため息まじりにそう言うと、ますます天童さんがおかしそうに笑った。
「これ、内緒ですからね? こんなこと部長に行ったら不謹慎だって叱られちゃうので」
「わかりました。俺と一関さんだけの秘密ってことで」
天童さんがお口にチャックのしぐさをする。
「あ、それで明日なんですけど、護身術教室はお昼からなんです。なので警察署の最寄り駅に12時ってことで大丈夫ですか?」
「問題ありませんよ。その教室には、一関さん以外の人も参加してるんですか?」
「そんなに多くはないんですけど、その日によって近所の学校の先生とか沿線の鉄道会社の人とかが参加してますね」
「なるほど」
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