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本編
第三十話 数年後の一コマ
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それから数年後……
「奈緒、またチェーンかけ忘れてたぞ?」
そんな声が玄関から聞こえてきた。
「知ってるよー、だってワザとだもん」
「は?」
私の返事に珍しく信吾さんの声が引っ繰り返ってる。普段は何があっても動じない信吾さんがそんな声を出すなんて超貴重。録音でもしておけばよかった~なんて失礼なことを一瞬だけ考えちゃった。
「それ、どういうこと……だ? お?」
和室でマッタリしていた私を見つけた信吾さんは目を丸くして珍しく言葉に詰まっている。
「これは……アレか?」
「うんうん、世間でいうところの日本の冬の定番、みかん標準装備の本年度式こたつ。やっと気に入ったの見つかったから買っちゃった♪」
「おお。我が家にみかん付きのこたつが導入される日がこようとは。しかも……和室にまでテレビ入れたのか」
「だって、リビングのテレビ、画面は大きいけどさすがに遠いでしょ、ここから見るには。どうせ運んでもらう手間は同じだからさ」
今年もボーナスを奮発してくれた理事長先生ばんざーいと万歳しておく。そしてこたつの布団をめくって中を覗き込んでいる信吾さんをツンツンと突く。
「信吾さん、こたつに入りたいならさっさと着替えてきて。堅苦しい制服姿でこたつに入ること許しませんからね」
何でだ差別だとかブツブツ言いながら寝室へと行ってしまう信吾さん。着替えている間に用意してあったおでんの土鍋をこっちへと持ってくる。それと熱燗も。
信吾さんは今日で仕事納め。普段は不定期に出勤があったりするんだけど、今年はよほどの緊急事態がなければ年明けまで出勤無しだそう。ただし宿泊を伴った遠方への旅行は許可をもらっていないから出来ないので、自宅でマッタリ過ごせるってだけなんだけどね。
しばらくして着替えて戻ってくると、さっそくこたつに足を突っ込んできた。そしてお猪口にお酒を注ぐ。
「クリスマスとのギャップが凄いな」
「あれはあれで楽しいけれど、こたつだったらやっぱり、土鍋と熱燗じゃないと雰囲気でないでしょ?」
「奈緒は飲むなよ」
「えー? せっかく楽しみにしてたのにぃ……ねえ、ちょっとぐらい?」
「……」
「後味すっきりって店員さんに言われてせっかく買ってきたのに、味見も出来ないなんてあんまりだよ」
「ならちょっとだけだぞ?」
「うんうん」
信吾さんがもう一つのお猪口に入れてくれて、隣の座布団をポンポンと叩くのでやっほーいと喜んで隣に座った。お猪口を貰おうと手を差し出したのに、信吾さんったら自分で飲んでしまった。
「ちょっと、一口くれるんじゃなかったの? ふにゃっ」
そのまま座布団の上に押し倒されてキスされちゃった。口の中に広がったのはちょっと辛口の日本酒の味。っていうか風味だけ? 飲めてなーい!! こんなの味見じゃないーっ、納得できなーいっ!
「なんでー?」
「何言ってるんだ一口とか。腹に赤ん坊がいるってのに酒とかNGに決まってるだろうが」
「そんなぁ……」
「産科の先生からもアルコールは厳禁だって言われてるだろ? それなのにテレビまで運び込むとは……ちゃんと電気屋にやってもらったんだろうな?」
「うん。それはちゃんと設置までしてもらった」
信吾さんは私の横で寝そべりながらお腹を撫でている。まだ分かったばかりで膨らんでもいないんだけど、ここにはちゃんと信吾さんと私の赤ちゃんがいるの。
大学の担当教授の宣言どおり不定愁訴外来勤務を押し付けられた私は毎日を患者さんや家族の人と話をする時間に費やしている。実のところ最初に妊娠したんじゃない?って言ってきたのも、そこでお話を聞いていた入院中のお婆ちゃんだった。
『奈緒先生、最近、とっても眠そうにしているしね、もしかしたらと思ったのよ?』
お婆ちゃんに言われて妊娠検査薬で調べてみたら陽性。病院の産婦人科で調べてもらったら既に八週目に入っていた。お婆ちゃんの観察眼てば凄いっ! 自慢じゃないけど私って年がら年中眠そうにしているんだけどどう違ったんだろう?って思って尋ねてみたんだけど、うふふって笑ってごまかされちゃった。
そして、仕事を初めてまだ一年も経っていないのに妊娠するって何か言われるかなって心配していたけどその点も杞憂に終わった。
なんでも来年から働くお母さんのサポート事業とかいう官民一体のテスト事業を始めることになっていて、うちの病院も参加することになっていたんだって。だからその“働くお母さん”登録者第一号が私ってわけ。病院内に託児所が新設されることになったり、附属学園の職員さんにも適応されることになったり、それを見越して子作りしているご夫婦もあるとかで、色々とうちの大学病院は賑やかなことになっている。
これも新しモノ好きの理事長先生のお陰かな。
今、病院の一角を託児所にする為の改修工事をしているんだけど、これってやっぱり国から補助が出てるんだよね? 子供を育てながら働けるのはとっても助かるんだけど、なんだか色々と考えちゃうよ。きっとまた何処かの野党の人が無駄ーとかなんとかーって文句を言うんだろうな。
「あのね、信吾さん。お母さんちの実家ってね、結構、二卵性の双子率が高いんだって」
お腹を撫でていた手が止まった。
「……ってことは?」
「まだ分かんないけど、もしかしたら家族がいきなり倍になるかもしれないよ?」
「おお、そりゃ凄いな。ってことは、ここに二人入ってる可能性があるわけか」
「そこはお腹じゃなくて胸ぇ」
セーターの下に入り込んだ手がやんわりと胸を掴んだ。妊娠しているせいか前よりも敏感になっちゃってるみたいで、ちょっと撫でられただけでも先端が固くなっちゃうんだよね、何だか恥ずかしいかも。
「ここで二人分のミルクが作られるのかぁ、凄いもんだな」
「それって二人分にしては小さいってこと?」
「そんなこと言ってない。チビ共が生まれたら当分は独占できないなあと。奈緒は俺のものなのに暫くはチビ達と共有しなきゃならないのが無念だ」
そんなガチ顔で呟かないで欲しい。なんだか今から信吾さんと子供の間でサンドイッチになる自分が頭に浮かんでしまって心配になるよ。
「なにそれえ……それにまだ二人って決まったわけじゃないよ?」
「それが分かるのはもう少し先なのか。だが妊娠している女性特有の柔らかさは出てきたよな? どこもかしこもふわふわしていて気持ち良い。これも出産に向けての準備なんだろ?」
そんなことを言いながらセーターとブラウスを捲り上げると胸の谷間に顔をうずめてきた。そしていつものようにキスマークをつけてくる。
「信吾さん、くすぐったいよ」
「めちゃくちゃ柔らかくて気持ちいいぞ?」
「そうなの? けどそんな大きな赤ちゃんはいらないからね?」
自分でも確かに胸とか柔らかくなったなって思うことがある。信吾さんはその感触が非常に気に入ったみたいで、最近はこうやって触っていることが多い。なんだか私、抱き枕かぬいぐるみになった気分だよ。
「残念」
顔を離すと服を元に戻して体を起こした。続きは後でな?って呟いて起こしてくれた。
「お腹、空いた」
「そうだな。子供の分もしっかり食べろよ」
「食べすぎはいけませんって言われてるんだよね。最近さ、無性にバニラアイスが食べたくて仕方がないんだよ、これって絶対に妊娠したせいだもん。気をつけないと気が付いたらコロコロになっちゃってるかもしれない」
「ちゃんと運動はさせてやるから心配するな」
「激しすぎるのは駄目なんだからね?」
特作隊員の運動だなんて怖すぎる。ちゃんと自分なりにお勉強はしてくれているみたいだけど、とてつもないハードなストレッチとかだったらどうしよう。
「なに言ってるんだ、昨日だって奈緒の方が物足りないって顔してねだってきたじゃないか。俺はちゃんと妊娠中の奈緒のことを気遣ってるぞ?」
「それは運動じゃないー!」
毎晩やってるストレッチのことだと思っていたら、そっちの方かいっ!!
「ねえ信吾さん」
「なんだ?」
「私のこと、好きぃ?」
「ああ、好きだよ」
「愛してる?」
「もちろん。お腹の子供ともども丸ごと愛してる」
「嬉しい。私も信吾さんのことすっごく愛してる」
いつものやり取り。きっと何十回とこのやり取りをしながら二人で家族の歴史を作っていくんだろうなあって考えたら、これからのことがすっごく楽しみになってきちゃった。
「奈緒、またチェーンかけ忘れてたぞ?」
そんな声が玄関から聞こえてきた。
「知ってるよー、だってワザとだもん」
「は?」
私の返事に珍しく信吾さんの声が引っ繰り返ってる。普段は何があっても動じない信吾さんがそんな声を出すなんて超貴重。録音でもしておけばよかった~なんて失礼なことを一瞬だけ考えちゃった。
「それ、どういうこと……だ? お?」
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「これは……アレか?」
「うんうん、世間でいうところの日本の冬の定番、みかん標準装備の本年度式こたつ。やっと気に入ったの見つかったから買っちゃった♪」
「おお。我が家にみかん付きのこたつが導入される日がこようとは。しかも……和室にまでテレビ入れたのか」
「だって、リビングのテレビ、画面は大きいけどさすがに遠いでしょ、ここから見るには。どうせ運んでもらう手間は同じだからさ」
今年もボーナスを奮発してくれた理事長先生ばんざーいと万歳しておく。そしてこたつの布団をめくって中を覗き込んでいる信吾さんをツンツンと突く。
「信吾さん、こたつに入りたいならさっさと着替えてきて。堅苦しい制服姿でこたつに入ること許しませんからね」
何でだ差別だとかブツブツ言いながら寝室へと行ってしまう信吾さん。着替えている間に用意してあったおでんの土鍋をこっちへと持ってくる。それと熱燗も。
信吾さんは今日で仕事納め。普段は不定期に出勤があったりするんだけど、今年はよほどの緊急事態がなければ年明けまで出勤無しだそう。ただし宿泊を伴った遠方への旅行は許可をもらっていないから出来ないので、自宅でマッタリ過ごせるってだけなんだけどね。
しばらくして着替えて戻ってくると、さっそくこたつに足を突っ込んできた。そしてお猪口にお酒を注ぐ。
「クリスマスとのギャップが凄いな」
「あれはあれで楽しいけれど、こたつだったらやっぱり、土鍋と熱燗じゃないと雰囲気でないでしょ?」
「奈緒は飲むなよ」
「えー? せっかく楽しみにしてたのにぃ……ねえ、ちょっとぐらい?」
「……」
「後味すっきりって店員さんに言われてせっかく買ってきたのに、味見も出来ないなんてあんまりだよ」
「ならちょっとだけだぞ?」
「うんうん」
信吾さんがもう一つのお猪口に入れてくれて、隣の座布団をポンポンと叩くのでやっほーいと喜んで隣に座った。お猪口を貰おうと手を差し出したのに、信吾さんったら自分で飲んでしまった。
「ちょっと、一口くれるんじゃなかったの? ふにゃっ」
そのまま座布団の上に押し倒されてキスされちゃった。口の中に広がったのはちょっと辛口の日本酒の味。っていうか風味だけ? 飲めてなーい!! こんなの味見じゃないーっ、納得できなーいっ!
「なんでー?」
「何言ってるんだ一口とか。腹に赤ん坊がいるってのに酒とかNGに決まってるだろうが」
「そんなぁ……」
「産科の先生からもアルコールは厳禁だって言われてるだろ? それなのにテレビまで運び込むとは……ちゃんと電気屋にやってもらったんだろうな?」
「うん。それはちゃんと設置までしてもらった」
信吾さんは私の横で寝そべりながらお腹を撫でている。まだ分かったばかりで膨らんでもいないんだけど、ここにはちゃんと信吾さんと私の赤ちゃんがいるの。
大学の担当教授の宣言どおり不定愁訴外来勤務を押し付けられた私は毎日を患者さんや家族の人と話をする時間に費やしている。実のところ最初に妊娠したんじゃない?って言ってきたのも、そこでお話を聞いていた入院中のお婆ちゃんだった。
『奈緒先生、最近、とっても眠そうにしているしね、もしかしたらと思ったのよ?』
お婆ちゃんに言われて妊娠検査薬で調べてみたら陽性。病院の産婦人科で調べてもらったら既に八週目に入っていた。お婆ちゃんの観察眼てば凄いっ! 自慢じゃないけど私って年がら年中眠そうにしているんだけどどう違ったんだろう?って思って尋ねてみたんだけど、うふふって笑ってごまかされちゃった。
そして、仕事を初めてまだ一年も経っていないのに妊娠するって何か言われるかなって心配していたけどその点も杞憂に終わった。
なんでも来年から働くお母さんのサポート事業とかいう官民一体のテスト事業を始めることになっていて、うちの病院も参加することになっていたんだって。だからその“働くお母さん”登録者第一号が私ってわけ。病院内に託児所が新設されることになったり、附属学園の職員さんにも適応されることになったり、それを見越して子作りしているご夫婦もあるとかで、色々とうちの大学病院は賑やかなことになっている。
これも新しモノ好きの理事長先生のお陰かな。
今、病院の一角を託児所にする為の改修工事をしているんだけど、これってやっぱり国から補助が出てるんだよね? 子供を育てながら働けるのはとっても助かるんだけど、なんだか色々と考えちゃうよ。きっとまた何処かの野党の人が無駄ーとかなんとかーって文句を言うんだろうな。
「あのね、信吾さん。お母さんちの実家ってね、結構、二卵性の双子率が高いんだって」
お腹を撫でていた手が止まった。
「……ってことは?」
「まだ分かんないけど、もしかしたら家族がいきなり倍になるかもしれないよ?」
「おお、そりゃ凄いな。ってことは、ここに二人入ってる可能性があるわけか」
「そこはお腹じゃなくて胸ぇ」
セーターの下に入り込んだ手がやんわりと胸を掴んだ。妊娠しているせいか前よりも敏感になっちゃってるみたいで、ちょっと撫でられただけでも先端が固くなっちゃうんだよね、何だか恥ずかしいかも。
「ここで二人分のミルクが作られるのかぁ、凄いもんだな」
「それって二人分にしては小さいってこと?」
「そんなこと言ってない。チビ共が生まれたら当分は独占できないなあと。奈緒は俺のものなのに暫くはチビ達と共有しなきゃならないのが無念だ」
そんなガチ顔で呟かないで欲しい。なんだか今から信吾さんと子供の間でサンドイッチになる自分が頭に浮かんでしまって心配になるよ。
「なにそれえ……それにまだ二人って決まったわけじゃないよ?」
「それが分かるのはもう少し先なのか。だが妊娠している女性特有の柔らかさは出てきたよな? どこもかしこもふわふわしていて気持ち良い。これも出産に向けての準備なんだろ?」
そんなことを言いながらセーターとブラウスを捲り上げると胸の谷間に顔をうずめてきた。そしていつものようにキスマークをつけてくる。
「信吾さん、くすぐったいよ」
「めちゃくちゃ柔らかくて気持ちいいぞ?」
「そうなの? けどそんな大きな赤ちゃんはいらないからね?」
自分でも確かに胸とか柔らかくなったなって思うことがある。信吾さんはその感触が非常に気に入ったみたいで、最近はこうやって触っていることが多い。なんだか私、抱き枕かぬいぐるみになった気分だよ。
「残念」
顔を離すと服を元に戻して体を起こした。続きは後でな?って呟いて起こしてくれた。
「お腹、空いた」
「そうだな。子供の分もしっかり食べろよ」
「食べすぎはいけませんって言われてるんだよね。最近さ、無性にバニラアイスが食べたくて仕方がないんだよ、これって絶対に妊娠したせいだもん。気をつけないと気が付いたらコロコロになっちゃってるかもしれない」
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「激しすぎるのは駄目なんだからね?」
特作隊員の運動だなんて怖すぎる。ちゃんと自分なりにお勉強はしてくれているみたいだけど、とてつもないハードなストレッチとかだったらどうしよう。
「なに言ってるんだ、昨日だって奈緒の方が物足りないって顔してねだってきたじゃないか。俺はちゃんと妊娠中の奈緒のことを気遣ってるぞ?」
「それは運動じゃないー!」
毎晩やってるストレッチのことだと思っていたら、そっちの方かいっ!!
「ねえ信吾さん」
「なんだ?」
「私のこと、好きぃ?」
「ああ、好きだよ」
「愛してる?」
「もちろん。お腹の子供ともども丸ごと愛してる」
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