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翌日
しおりを挟む「おはよ♡」
「おはよ~!今日も可愛いね~!」
「ありがとっ!」
瑠唯はニコニコと笑顔を振りまいていつもと何一つ変わらぬ様子で登校してきた。いつもと異なるのは教室に入るなり真っ先に彼が俺の机の上に座ってきたことぐらいだ。
「おはよー♡」
「………はよ」
なんとなく目を合わせられなくてそっぽ向いていると、瑠唯の指先が俺の頬をつんつんと突き刺す。
「なーんで怖い顔してるの?」
「…ヘラヘラしてるお前の方がおかしいだろ」
「だってアレが日常だし」
可愛らしい顔で恐ろしいことを言っている。公開セックスが日常ってなんだよ。
「ね、今週末に海行こうよ。三人で」
「イカれてんのか」
「かもね」
「絶対に行かない」
「迎えに行くからね♡」
その宣言通り、週末は朝からインターフォンを連打され、着の身着のまま引きずり出されて、海沿いの豪華な別荘に連れて行かれた。そんでもって当然のように二人のセックスを見せつけられたのは言うまでもない。
なにより、竜二の知り合いのシェフに作らせたという食事がどれも絶品だったので(性癖に付き合わされるぐらいはいいか…)と考えている自分が恐ろしい。慣れって怖い。
でも別荘の居心地良かったしな。ほんとに。まじで。
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