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138 お互い気持ちの大きさを確認する*
しおりを挟む二宮は少し神妙な顔で堂島をじっと見つめて言った。
「……お前、俺のこと好きだったのか?」
「え、いや、まあ……はい」
あれをきっかけに好きになったなんて言ったら、また色々誤解されそうな気がする。
だから堂島は黙って二宮から目を逸らした。
勝手にどんな解釈でもしてくれ、と思って。
「いつから?」
「い、いつからって……」
(いつからでもねーよっ! って、言わないけど……)
「俺、お前はずっと榛名さんが好きなんだと思ってた。普段から色々ちょっかい出してたし」
「はぁ? んなことねぇし……なんでみんな同じこと言うかな……つーか榛名くんのこと好きだったのは二宮先輩の方でしょ」
あの夜、二宮は榛名の肩をもつような発言を沢山していた。
堂島が榛名を襲いかけたことをカミングアウトしたらブチ切れたり、他にも色々……
「え、なんで俺が榛名さん好きなんだよ?」
「無自覚かよ……」
「いや、確かに俺は榛名さんを気に入ってるけどな、それはあくまで人間としてだ。あとちょっと込み入った事情に偶然首を突っ込んだ……というか鉢合わせたことがあって、それでまあ、俺はいつもあの人の味方でいたいと思ってる。それだけだ」
「ふうん、味方ねぇ……」
(人間として好きとか無理矢理思い込みじゃん。じゃなきゃ好みのタイプに榛名さんを女にした感じ、とか言わねぇよ普通の男は……)
「お前だってそうだろ。榛名さん大好きなの、隠してもバレバレだからな」
「お、おお俺は別に榛名くんなんか!」
(好きじゃないし! 嫌いでもないけど!)
しかし二宮の言う通り、堂島が以前榛名にちょっかいを出していたことも、トイレで襲いかけたことも事実なので、いくら否定してもただのツンデレのようにしか見えないのだった。
「てか、さっきからマッパで何の話をしてるんだろうな、俺たちは……」
「先に止めたのは先輩ですよ。……はぁ、でもなんかいい具合に緊張とけました」
堂島はそう言うと、二宮の胸を押しのけてぐいっと起き上がった。
そしてキョトンとしている二宮と一瞬だけ向き合い、素早く四つん這いになる。
「お、おい、堂島? 一体何す……」
「なにって、フェラっすけど」
軽くそう告げると、ショックですっかり萎えてしまっている二宮のモノを手に取り、ぬっと舌を這わせ始めた。
――チュッ、レロ、チュプ、ジュプ……
「は!? ちょっと待てって! んんっ……!」
さっきまで処女のように緊張して恥ずかしがっていた堂島は何処へやら。
どうやら二宮が榛名の名前を出したことがなんとなく面白くないのだろうと、堂島は自己分析をした。
「チュブッ……二宮先輩、今まで彼女にフェラさせたこととか無いっしょ」
「ンっ……え? まあ……」
「先輩のチンポすっげえでかいすもんね……口に含むのも大変だし、目の前で見たら女の子は怖がっちまいそうですし」
舐めていない時は手で竿を上下に擦りながら、堂島は他人事のように言った。
二宮はどんな反応をして良いのか分からず、黙って言葉を探している。
その手は堂島の少し傷んだ長めの茶色い髪をさっきから弄んではいるが。
「ペロッ、チュプ、フェラすんのは、俺が初めてですか?」
「っ、ああ……」
「ふふ、それちょっと嬉しいっス……」
ジュプププ……
「ンっ、アッ、あっ、どう…じま…っ」
「ングッ、チュブッ、はっ、……れへぇ……」
入るとこまで咥えこんで、舌と喉を使って必死に舐めた。
入らないところは手で愛撫し続ける。
先走りと唾液が口内で混ざり合って、飲みきれずに口端からシーツにボタボタと零れていく。
「も、離せっ! 出るから!」
「ん、ほろままらひて」
「ダメだっ、離せ! 俺はおまえを……ばか吸うな、うあ、ぁっ……!」
堂島は思い切り二宮のペニスの先端に吸い付き、その刺激で二宮はあっけなく堂島の口内に射精したのだった。
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