運命のひと~生真面目な看護師は意地悪イケメン医師に溺愛される~

すずなりたま

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140 堂島、オネダリをする*

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「っああーもうっ……!」

 信じられない。
 信じられないくらい優しくて、焦れったい。
 ナカに入った指を動かされるたび腰にキて、それだけで簡単にイキそうになるのに。
 それなのにまだ、この堅物な先輩はソレを挿れてくれないらしい。

(もうこっちが我慢の限界だっつーの!!)

「ん? どうした」
「もっ……いれ、て……!」
「いや、まだ駄目だろ。ここ切れるぞ」
「っっかもしれないけど! でも、もう限界なんっすよ……! 俺は大丈夫だから、だから、っっ……挿れてください!」

 死ぬほど恥ずかしい。
 前とは違う状況で、こんなこと言わされるなんて。
 しかもこれは二宮が狙って言わせたんじゃないから、余計に恥ずかしい。
 羞恥に耐えながらおねだりしたのに、
 なのに……

「だめ」
「なんでぇ!?」
「何でって……キズモノにしたくねぇし。いくら指3本入ってもな、指と俺のモノじゃ太さも全然違うんだぞ?」
「知ってまぁす!! でも前は入ったから! つーか俺は既にキズモノっすからぁー!」

 気持ちよさに耐えながら、突っ込みどころ満載の二宮のセリフの全てに突っ込みを入れた。

「……じゃあ尚更、今度は大事にしたいんだよ」
「うぐっ」

 それを今言うのはズルい。
 でも、大事にされすぎて堂島はもうお腹がいっぱいなのだ。

 ――もう、いいから。
 思い切り串刺しにされて、激しく揺さぶられたい。
 でもただおねだりするだけでは却下される。
 一体どうしたら二宮は聞いてくれるのだろうか……

「二宮先輩は、俺のナカに入りたくないんですか……?」
「また俺を煽る気かおまえは。黙れ、今はマジで黙れ。俺だってもうギリギリなんだよ……!」
「んんッ!」

 身体を支えてくれていた方の手で、口を塞がれた。

(これじゃもうおねだりもできない!)

 堂島が絶望して少し身体を捻らせると、ふと脚が二宮の身体に当たった。
 そのまま足をゆっくりと動かすと、二宮の性器に触れた。

(うわっ、もうガチガチじゃん……!)

 二宮のソレが一般的なものよりも大きくて立派なのは身を持って知っている。
 正直細かいところまでは忘れかけていたのだが、さっき丹念に舐めたのでサイズは把握し直した。
 裏筋をつうっと足の親指で撫でると、ソレは血管の走行が分かるくらいに膨張していた。

(二宮先輩……ほんとに、本当に俺で興奮してくれてんだ)

 どうにも信じ難かったのだが――可愛いとか煽るなという意味不明な言葉も含めて全体的に――やっと、理解できた気がする。
 意識した途端、頭の中でぶわぁと花畑が咲き乱れたような感覚がした。
 胸の内側から、何か熱いものがぐっとこみ上げてくるような……

「おい」
「え?」
「何オイタしてんだ、この足は」
「あ」
「そんっなに俺のが挿れて欲しいなら、今すぐに挿れてやるよ……!」

 二宮は爆発寸前の自身を堂島の足で嬲られたせいか、もはやその目に理性は残っていなかった。
 熱で顔を真っ赤にして、ふーっ、ふーっと肉食動物のように荒い息を鼻や口から吐きだしながら、グイッと思い切り堂島の両足を持ち上げた。

「せ、先輩ちょっと待って!?」

 そのまま自分の肩へ置くと、その凶器のようなペニスの先端を堂島の後孔へとグリッと擦り付けた。

「はあ!? 待つかよ!!」
「だって先輩がそんな本気でおれを、おれをそんな、あ、あ、ちょ……っぁああっ――!!」

 自分が最大限に煽った癖に、この後に及んで静止しようとする堂島の言葉は綺麗に無視して――というか無視せざるを得ないほどに二宮は興奮していたのだけど――その凶悪な肉棒を、堂島のナカへ捩じ込んでいった。
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