運命のひと~生真面目な看護師は意地悪イケメン医師に溺愛される~

すずなりたま

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 霧咲はそんな榛名を見てゴクリと生唾を飲み込み、今すぐ榛名のナカに突っ込んでメチャクチャに腰を叩きつけたい欲求をグッと我慢した。

「……まずは慣らしてからだよ、じゃないと辛いのは君だからね。便器に手を着いて四つん這いになってごらん」

 榛名は羞恥心に顔を赤く染めながらも、言われた通りに便器に手を着いて尻をグッと霧咲に突きだした。
 そのくせ、「あんまり見ないで」などと言う。
 本当は見てほしいくせに、とんだ嘘つきだ。しかし霧咲には榛名の気持ちはバレていた。

「見るな? 違うな、俺に見てほしいんだろう? ふふ、期待してるのがよく分かるよ……君の身体の一番いやらしい部分だ」
「あんっ……!」

 つぷん、と霧咲の唾液で濡れた人指し指が入ってきた。
 そのまま根本まで挿れられて、グリグリとナカを刺激される。

「あ、あんっ、そこっ……」
「ここ、もう柔らかいね。君、酒を飲むとセックスを期待する身体になったの?」
「ぁ……! それも、貴方のせいっ……だ」

 酒を呑むとセックスしたくなる――というのは否定しない。
 どうしても、霧咲と初めて逢った夜のことを思い出してしまうから。

「……うん、俺のせいだね」
「ひぅっ!」

 霧咲は嬉しそうにそう言いながら、榛名の前立腺をグニグニと刺激した。
 あまりの気持ちよさにイキそうになるが、挿入してもらってからイキたかったので榛名はグッと我慢した。
 指が二本、三本と増やされていき、圧迫感で苦しい。
 酒のせいで熱くなった身体は簡単に指の侵入を受け入れて、そろそろ霧咲自身が欲しくて限界だった。

「おねがい……もう挿れてぇっ!」

 榛名は叫ぶように懇願した。霧咲は珍しく素直に榛名のいうことを聞いて指を引き抜き、「このままこの体勢で挿入されるのと、俺の上に乗るの、どっちがいい?」
 と、耳元で妖しげに囁いた。

「あっ、このまま、このまま挿れて……!」
「つまりバックで、動物みたいに激しく犯されたいんだね?」
「ん、はやくシて……!」
「そう急かさないで、今からたっぷりシてあげるから……」

 霧咲はもどかしい手つきでベルトを外し、痛いくらいに勃起していた自分自身を解放した。
 それは酒を呑んでいるにも関わらず勢いよく下着の中から顔を出し、既にダラダラと先走りを溢れさせていた。
 霧咲はそれを見て俺もまだまだ若いなぁ、と笑った。

「挿れるよ、」

 霧咲は、指を抜かれたせいでひくひくと欲しがっている榛名の熟れた後孔に、先端をごりっと押し当てた。
 自分自身も挿入したくてたまらなかった其処に――ズブズブとゆっくりだが一気に押し入っていく。

「あっ、ああああ……!!」

 身体が待ち望んでいた快楽を与えられて、榛名は腰が砕けそうになる。
 しかし霧咲に両手で腰を支えられてそれは免れた。霧咲は榛名の締め付けの強さに思わず持っていかれそうになったが、あることに気付いた。

「……あれ? もしかして君、挿れただけでイッた?」
「はぁっ、あぁっ……」

 強い締め付けの原因は、榛名が挿入と同時に達したからだった。

「ははっ、トコロテンとは恐れ入るよ、暁哉。そんなに俺のコレが欲しかったのかい?」
「ん、ぁ……と、ころてん?」

 何故今食べ物の話題が出てくるのだろう、と榛名は不思議に思った。
 しかもところてんなど普段ほとんど食べないというのに。

「挿入した勢いそのまま射精するのをね、トコロテンっていうんだ。ゲイ業界の隠語ってやつだね」

 言いながら、霧咲はゆるゆると腰を動かした。
 イッたばかりの榛名の身体は射精の余韻でふらついていて、霧咲の動きに合わせて揺さぶられる。

「あ、まだ動かないでぇっ」

 そう訴えたが、霧咲は一向に動きを止めてはくれない。

「ダメだよ、俺だって君の中に入りたいのをずっと我慢していたんだからね……!」
「……っ」

 そう言うと急に榛名が黙ったので、霧咲は確かめるように榛名を呼んでみた。

「暁哉、どうした?」

 榛名はゆっくりと霧咲の方を向くと、「ほんと……?」と、蕩けそうな顔で言った。
 欲しくてたまらなかったのは自分だけじゃないということが分かって、嬉しかったのだ。

「……!」

 そんなに嬉しそうな顔をされたらこっちも堪らない。
 霧咲は榛名の腰をがっしり掴むと、自分本位に激しく揺さぶって本格的な抽挿を開始した。
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