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カナデ編
第三話 カナデ
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「う、うぅ……」
薄っすらと目を開けると、自分の部屋ではない床が目に入る。
真っ白な床。身体が重い。ゆっくりと身体を持ち上げ、頭を振り周りを見渡す。
そこは真っ白な場所だった。空も地面も見渡す限り真っ白。他には何もない。
「ここは……」
手元を見ると持っていたはずの鏡がない。ドレスは誕生日パーティーで着ていた深紅のドレス。魔術を発動させたときのまま。鏡だけが手元になかった。
呆然と見渡していると、背後に気配を感じた。振り向くとそこには一人の少女が倒れていた。
一瞬頭が働かず呆然としてしまうが、ハッとし、慌ててその少女に駆け寄る。
「この方は……」
私の我儘のために巻き込まれた方。私と同じ誕生日に誕生時間。この方が……。あぁ、私はこれからこの方に何て説明をすれば……。こんな我儘な願いをこの少女に伝えなければならない……。何て罪深い……、でも、もう……後には引けない……。
「こんばんは。ねぇ、起きて下さらない?」
その少女の顔を軽くピタピタと触ると、その少女はゆっくりと目を開けた。
「誰?」
少女はまだ呆然とし、状況が飲み込めていないようだった。それはそうよね。
「私はリディア・ルーゼンベルグと申します」
「リディア・ルーゼ……?」
「リディア・ルーゼンベルグ」
落ち着けるように、極力笑顔で、穏やかに。不安にならないように。
「あ、私は水嶌奏と言います」
少女はカナデと名乗った。
「ミズシマカナデ様ですね、私のことはリディアとお呼び下さい」
「じゃあ私はカナデで」
「カナデ様」
「様はいらないよ」
「では、カナデと呼ばせていただきますね」
カナデは不思議そうにはしているが、不安そうにはしていなかった。そのことが少し安心させてくれる。この方はきっとお強い方なのだわ。とてもしっかりなさっている。
「それにしてもここはどこ? なぜ私たちはここにいるの?」
さあ、そのことを話さなくては……。上手く伝えられるかしら……。
「それについてはカナデにはとても申し訳ないことをしました……」
「?」
どう説明したら良いのか、しばらく考えたのち、ゆっくりと話し始める。
「ここは恐らく精神世界かと……」
「精神世界?」
「夢の中のようなものではないかと思います」
「夢の中……」
そしてこの国のこと、自身の身の上話を話した。言葉一つ一つに気を付けながら、ゆっくりと丁寧に。
カナデは黙って聞いてくれていた。
幼い頃から第一王子の婚約者になるべく、厳しい教育を受けて来たこと、それが当たり前の日常だと思って生きてきたこと。
そして十八の誕生日を迎え、第一王子との婚約が正式に決まったこと、その発表が明日行われること、それらを説明していった。
「こういった事情なのですけれど……」
「え? 十八歳なの? 偶然! 私も十八になったばかりだよ! ……、ちょっと! 明日婚約発表!?」
「はい……」
「えー! おめでとう? だよね! こんなとこにいつまでもいたらダメじゃない! 早く目を覚まさないと!」
「違うんです!」
「え? 違うって何が?」
「あ、あの……、私、婚約なんて嫌で……」
最後は尻すぼみになり言葉は消えた。それ以上口に出せなかった……。
「え!? 嫌なの!? あー、無理矢理親に決められたのが嫌、とか? 相手の王子が嫌い、とか?」
「いえ……、幼い頃から決まっていたことですし、それが当たり前というか……。殿下は普段とても怖い方ですが、素晴らしい方です……」
「それが当たり前とか、普段は怖い人とか……」
カナデは苦笑している。
「じゃあ何が嫌なの?」
言ってしまって良いのかしら……、ここまで来て何を躊躇しているの! すでにカナデを巻き込んでしまっているくせに、今更躊躇している場合ではないはず……。
「…………、私! 違う人生を歩んでみたいのです!」
意を決して言葉にした。魔術士さんのところで口にした以来だった。緊張と罪悪感とで心臓がドキドキする……。
カナデは意味が分からないといった顔。
「??」
「私は幼い頃から今ある全てが普通だと思って過ごしていたのは事実なのですが……、でも……、でも何かが、何かが心に引っ掛かって! このままで良いのか分からなくなってしまって……どうしても違う人生を歩んでみたくなってしまったのです……」
口に出せば出すだけ、ただの我儘な感情なのだと思い知る。誰しも皆そう言った葛藤はあるのだろうに……、私だけではないだろうに……、私はこんな我儘を押し通してしまった。
「うん、そういった感情は理解出来るよ。私もたまに今のままで良いのかなぁ、って思うし、他の人生歩んでいたらどうなってたのかな~って思うことあるよ」
カナデはそんな思いを打ち払うかのような言葉を口にしてくれた。まさか共感してもらえるとは思わなかった。嬉しさでカナデの顔を見詰める。
「なら婚約を白紙に戻してもらったら?」
カナデは提案をした。白紙……白紙にしたとしても、私の願いは違うの。
「無理です。王と父が決めたことを私が覆すことは出来ません。それは殿下も同じです」
「うーん、じゃあ結婚するまで色々羽目を外してみるとか?」
違うの、そうではないの。
「じゃあどうしたいの?」
「カナデの人生を体験させていただきたいのです」
「は?」
カナデの手を握り締め見詰めた。カナデは驚いた顔をし訳が分からないといった表情だった。
「え、ちょっと待って。どういう意味!?」
「カナデの人生と私の人生を入れ替わっていただけないかと……」
「えっと……、ごめん、意味が分からない」
そうですよね……、意味が分からないですよね、こんな願い。私だって人からそんなことを頼まれたらきっと意味が分からないと思うわ。それでも……。
「誕生日を迎えたこの瞬間にしか出来ない魔術を行ったのです」
「え?」
カナデの手を握り締めたまま、俯いて話した。
「同じ日の同じ時間に生まれた方と、人生を入れ替える魔術なんです。その相手がカナデ、あなただった」
「…………」
私は自分の人生を誰かと交換したくて、同じ日の同じ時間に生まれたカナデと入れ替わるために、魔術を行った。それが紛れもない事実。
「申し訳ありません! カナデの意思を全く無視した行いだと理解しています……それでも私はどうしても違う人生を……」
あぁ、涙が零れ落ちてしまった。ここで泣いては駄目。泣くのは卑怯よ。私は私の我儘にカナデを巻き込もうとしているのだから。しかし、分かっているのに涙は止まらない。情けない。自分が本当に情けなくて涙が止まらない。
「それ、私が得する事何もないじゃない」
「すいません……すいません……」
ただ謝るしか出来なかった。
「カナデ……」
「あー!! もう!! 分かったよ! 入れ替わったら良いんでしょ?」
カナデは深い溜め息を吐いた。
「あ、でも私なんかの人生で良いの?」
カナデは自身の身の上を話してくれた。しかし私にはそんなことは関係なかった。ただ違う人生を歩みたい、その一心だった。
「ありがとうございます、私の我儘を聞いて下さって。本当に本当にありがとうございます」
溢れる涙は止まらなかった。
「そういえば、この入れ替わりって元に戻れるんだよね?」
「えぇ、大丈夫だと思います。一度きりだとは聞いていませんので」
「じゃあいつまで?」
「一年くらいを目処にお互いの意思を確認させていただければと」
「え、連絡取れるの?」
「今この空間にいるのも、魔術具の鏡を使っているのです。ですから、同じ魔術を行っていただければ、恐らくはまたこの空間でお会い出来るのでは、と」
「なるほど」
カナデは納得をしてくれたようだ。
あぁ、これから私はカナデになるのだ……。
「それでは、よろしいですか?」
「うん」
「記憶の共有を」
「記憶の共有?」
カナデの両手を胸の前で握り締め、そして額をそっと近付けた。
カナデと私の額が触れた瞬間、お互いの記憶が物凄い勢いで混在し出した。
生まれてから今までの記憶が急激に流れ込んでくる。
頭がクラッとした。
「それではカナデ、よろしくお願いしますね」
皆をよろしく。私の代わりに皆を愛して……。
額を付けたまま目を開けると、カナデの瞳だけが見えニコリと微笑み、そのまま意識が遠退いた。
薄っすらと目を開けると、自分の部屋ではない床が目に入る。
真っ白な床。身体が重い。ゆっくりと身体を持ち上げ、頭を振り周りを見渡す。
そこは真っ白な場所だった。空も地面も見渡す限り真っ白。他には何もない。
「ここは……」
手元を見ると持っていたはずの鏡がない。ドレスは誕生日パーティーで着ていた深紅のドレス。魔術を発動させたときのまま。鏡だけが手元になかった。
呆然と見渡していると、背後に気配を感じた。振り向くとそこには一人の少女が倒れていた。
一瞬頭が働かず呆然としてしまうが、ハッとし、慌ててその少女に駆け寄る。
「この方は……」
私の我儘のために巻き込まれた方。私と同じ誕生日に誕生時間。この方が……。あぁ、私はこれからこの方に何て説明をすれば……。こんな我儘な願いをこの少女に伝えなければならない……。何て罪深い……、でも、もう……後には引けない……。
「こんばんは。ねぇ、起きて下さらない?」
その少女の顔を軽くピタピタと触ると、その少女はゆっくりと目を開けた。
「誰?」
少女はまだ呆然とし、状況が飲み込めていないようだった。それはそうよね。
「私はリディア・ルーゼンベルグと申します」
「リディア・ルーゼ……?」
「リディア・ルーゼンベルグ」
落ち着けるように、極力笑顔で、穏やかに。不安にならないように。
「あ、私は水嶌奏と言います」
少女はカナデと名乗った。
「ミズシマカナデ様ですね、私のことはリディアとお呼び下さい」
「じゃあ私はカナデで」
「カナデ様」
「様はいらないよ」
「では、カナデと呼ばせていただきますね」
カナデは不思議そうにはしているが、不安そうにはしていなかった。そのことが少し安心させてくれる。この方はきっとお強い方なのだわ。とてもしっかりなさっている。
「それにしてもここはどこ? なぜ私たちはここにいるの?」
さあ、そのことを話さなくては……。上手く伝えられるかしら……。
「それについてはカナデにはとても申し訳ないことをしました……」
「?」
どう説明したら良いのか、しばらく考えたのち、ゆっくりと話し始める。
「ここは恐らく精神世界かと……」
「精神世界?」
「夢の中のようなものではないかと思います」
「夢の中……」
そしてこの国のこと、自身の身の上話を話した。言葉一つ一つに気を付けながら、ゆっくりと丁寧に。
カナデは黙って聞いてくれていた。
幼い頃から第一王子の婚約者になるべく、厳しい教育を受けて来たこと、それが当たり前の日常だと思って生きてきたこと。
そして十八の誕生日を迎え、第一王子との婚約が正式に決まったこと、その発表が明日行われること、それらを説明していった。
「こういった事情なのですけれど……」
「え? 十八歳なの? 偶然! 私も十八になったばかりだよ! ……、ちょっと! 明日婚約発表!?」
「はい……」
「えー! おめでとう? だよね! こんなとこにいつまでもいたらダメじゃない! 早く目を覚まさないと!」
「違うんです!」
「え? 違うって何が?」
「あ、あの……、私、婚約なんて嫌で……」
最後は尻すぼみになり言葉は消えた。それ以上口に出せなかった……。
「え!? 嫌なの!? あー、無理矢理親に決められたのが嫌、とか? 相手の王子が嫌い、とか?」
「いえ……、幼い頃から決まっていたことですし、それが当たり前というか……。殿下は普段とても怖い方ですが、素晴らしい方です……」
「それが当たり前とか、普段は怖い人とか……」
カナデは苦笑している。
「じゃあ何が嫌なの?」
言ってしまって良いのかしら……、ここまで来て何を躊躇しているの! すでにカナデを巻き込んでしまっているくせに、今更躊躇している場合ではないはず……。
「…………、私! 違う人生を歩んでみたいのです!」
意を決して言葉にした。魔術士さんのところで口にした以来だった。緊張と罪悪感とで心臓がドキドキする……。
カナデは意味が分からないといった顔。
「??」
「私は幼い頃から今ある全てが普通だと思って過ごしていたのは事実なのですが……、でも……、でも何かが、何かが心に引っ掛かって! このままで良いのか分からなくなってしまって……どうしても違う人生を歩んでみたくなってしまったのです……」
口に出せば出すだけ、ただの我儘な感情なのだと思い知る。誰しも皆そう言った葛藤はあるのだろうに……、私だけではないだろうに……、私はこんな我儘を押し通してしまった。
「うん、そういった感情は理解出来るよ。私もたまに今のままで良いのかなぁ、って思うし、他の人生歩んでいたらどうなってたのかな~って思うことあるよ」
カナデはそんな思いを打ち払うかのような言葉を口にしてくれた。まさか共感してもらえるとは思わなかった。嬉しさでカナデの顔を見詰める。
「なら婚約を白紙に戻してもらったら?」
カナデは提案をした。白紙……白紙にしたとしても、私の願いは違うの。
「無理です。王と父が決めたことを私が覆すことは出来ません。それは殿下も同じです」
「うーん、じゃあ結婚するまで色々羽目を外してみるとか?」
違うの、そうではないの。
「じゃあどうしたいの?」
「カナデの人生を体験させていただきたいのです」
「は?」
カナデの手を握り締め見詰めた。カナデは驚いた顔をし訳が分からないといった表情だった。
「え、ちょっと待って。どういう意味!?」
「カナデの人生と私の人生を入れ替わっていただけないかと……」
「えっと……、ごめん、意味が分からない」
そうですよね……、意味が分からないですよね、こんな願い。私だって人からそんなことを頼まれたらきっと意味が分からないと思うわ。それでも……。
「誕生日を迎えたこの瞬間にしか出来ない魔術を行ったのです」
「え?」
カナデの手を握り締めたまま、俯いて話した。
「同じ日の同じ時間に生まれた方と、人生を入れ替える魔術なんです。その相手がカナデ、あなただった」
「…………」
私は自分の人生を誰かと交換したくて、同じ日の同じ時間に生まれたカナデと入れ替わるために、魔術を行った。それが紛れもない事実。
「申し訳ありません! カナデの意思を全く無視した行いだと理解しています……それでも私はどうしても違う人生を……」
あぁ、涙が零れ落ちてしまった。ここで泣いては駄目。泣くのは卑怯よ。私は私の我儘にカナデを巻き込もうとしているのだから。しかし、分かっているのに涙は止まらない。情けない。自分が本当に情けなくて涙が止まらない。
「それ、私が得する事何もないじゃない」
「すいません……すいません……」
ただ謝るしか出来なかった。
「カナデ……」
「あー!! もう!! 分かったよ! 入れ替わったら良いんでしょ?」
カナデは深い溜め息を吐いた。
「あ、でも私なんかの人生で良いの?」
カナデは自身の身の上を話してくれた。しかし私にはそんなことは関係なかった。ただ違う人生を歩みたい、その一心だった。
「ありがとうございます、私の我儘を聞いて下さって。本当に本当にありがとうございます」
溢れる涙は止まらなかった。
「そういえば、この入れ替わりって元に戻れるんだよね?」
「えぇ、大丈夫だと思います。一度きりだとは聞いていませんので」
「じゃあいつまで?」
「一年くらいを目処にお互いの意思を確認させていただければと」
「え、連絡取れるの?」
「今この空間にいるのも、魔術具の鏡を使っているのです。ですから、同じ魔術を行っていただければ、恐らくはまたこの空間でお会い出来るのでは、と」
「なるほど」
カナデは納得をしてくれたようだ。
あぁ、これから私はカナデになるのだ……。
「それでは、よろしいですか?」
「うん」
「記憶の共有を」
「記憶の共有?」
カナデの両手を胸の前で握り締め、そして額をそっと近付けた。
カナデと私の額が触れた瞬間、お互いの記憶が物凄い勢いで混在し出した。
生まれてから今までの記憶が急激に流れ込んでくる。
頭がクラッとした。
「それではカナデ、よろしくお願いしますね」
皆をよろしく。私の代わりに皆を愛して……。
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