49 / 99
第3章:ダンジョンリフォームと初めての突撃お宅訪問!
第4話:腐女子
しおりを挟む
前回のダンジョン会議の結果、黄泉のダンジョンに行くことになった。
ここからシルバで10分程の距離である。
分かるか!
車とか、徒歩で教えてくれないか?
『徒歩なら、成人男性ですと休憩なしで1日くらいですかね?』
おお……100kmくらいか?
という事は、シルバ速過ぎじゃね?
意外と遠いし。
この世界の広さが分からないけど、まあ普通に歩いて2日~3日で移動する距離らしい。
普通?
普通は車だな。
自転車でも怪しい距離だ。
『ちなみに鮮血のダンジョンは、徒歩3時間くらいですね』
「近くね? そっちで良くね」
『特に得るものが無いですし、そこで取れるような耐性は黄泉のダンジョンで取れますから』
くっ、確かにそうかもしれないが。
『それに一番の目的は、ご近所さんへの挨拶も兼ねてますからね? ついでに、そこにいる美女を連れて来てもらえたら……』
「おっ? 美女が居るのか? でも、お前が押すってのはなんか怪しい……」
『大丈夫ですよ? 純粋に戦力として欲しいだけですから。半分腐ってますし……』
腐女子なのか?
まあ、頭が残念なら俺もガッツかないとでも思っているんだろう。
フフフ、悪いがそんな事は関係ない。
この新居に美女を招き入れるという事に、意味があるのだ。
「そうか、では行くかシルバ!」
『ちょっと、装備はそのままで宜しいのですか?』
ふと自分の姿を見る。
うん、燃えないし、汚れない、破れても勝手に直るローブだから問題無い。
それに、シルバでちょっと走ったら着く距離だし。
死んでも、そこまで面倒くさくない気もするしな。
『武器はどうされますか?』
「俺には、この拳がある! 武器に頼ってはいざという時に、武器を奪われたら何も出来ないからな」
恰好をつけてみる。
というか、普通に拳が今のところ最強だからな。
精々、フェンリルの籠手くらいなら。
『住人は腐肉系も結構多いですし、幽体も居ますよ?』
「そ……それは素手で触りたくは無いな。その場の状況に合わせて送ってくれ」
『良いですけど、取りあえず丸腰というのはどうかと』
「フッフッフ、何もない所から武器を取り出して戦うのがカッコいいのだ!」
武器を必要に応じてコロコロと瞬間的に変えられるとか、憧れるよね?
剣で斬りつけてきたかと思ったら、次の瞬間には槍で突いてきて、距離を取ったと思ったら弓を構えてる。
これが見た目的にもスタイリッシュで、かっこいと思う。
ん?
戦争は始めが矢で、次が槍? 最後が剣が常識?
大丈夫、戦争じゃない!
これは蹂躙だ。
『普通に挨拶ですから。手土産も用意しておいた方がよろしいかと』
「うん、そうだね。でも、ノーライフキングとかどんなもん喜ぶんだろう?」
『良質な死体とかですかね?』
「……」
『冗談です。まあ、魔王の玉座を贈ってあげれば喜ぶかと。あれは最新作でしたし』
まだあの椅子を選ばなかった事を、根に持ってるのか。
というか、手土産に貴重なポイントを使うとか。
『だからこそ、価値があるのです』
「さいですか」
良く分からないけど、まあダンマスの事ならコイツの方が詳しいだろう。
取りあえずダンジョン入り口まで行って、シルバは回収してもらう。
中の状況に応じて、ファングやシルバを召喚すれば良いという事になった。
えっ? 中に入ったら徒歩なの?
『シルバがうっかりと、そこらへんの住人を踏みつぶさない為です』
「さいですか……」
『まあ、ブラムスとマスターは似た境遇でもありますからね、あえてこちらから敵対しなくても良いかと』
「取りあえず死んだら何やったってバレないんだから、先に耐性稼ぎたいんだけど? 他のダンジョンでどれくらい強いかも気になるし」
『安心してください。入った瞬間にいきなり襲われる可能性が高いですから』
「普通に訪ねるだけなのに?」
『はい!』
「事前に連絡入れても?」
『新人がいきなり、最上位に近いダンマスと直接会うというだけでも、部下達のプライドを刺激しますからね。強者揃いですから外から入ってきた羽虫を指で捻りつぶすような感覚で、排除されるかと……まあ、重要なのは襲われたから反撃したという事実です』
面倒くせー。
絶対、老害のニホイしかしない。
普通に仲良くしてくれる、ダンマスのとこ行こうよ。
『一応、マスターと似た境遇で力のある方を選びましたから、話さえ付けられれば仲良くなれるかと』
「ん?」
『【ノーライフキング】ブラムス、【ノスフェラトゥ】イコール、そして【リボーン】ヨシキ・クラタの3人が現在死を完全超越した存在ですね。似たような劣化能力の持ち主なら結構いますけど』
「俺のだけ、2つ名が酷い件」
『事実ですから、これを推していきます』
「やめろ!」
そして、黄泉のダンジョンを攻略しつつブラムスを目指すことになった。
確かに美味しい攻撃が多かった……多かったけどさ!
「騙されたあああああああ!」
半分腐ってるって、ガチで腐ってる娘じゃないか!
腐ってないところが超絶美人だけど、腐ってるのはちょっと……
えっ? 腐ってる部分が移動できるの?
右半身、左半身、下半身、上半身どれが好みかって?
そういう、問題じゃないんだよ!
中身だけ腐らせられる?
なら良いかも……
いきなり、臭い息吐かないでください。
もう良いです。
あっ、泣かないで! 俺が悪かったから。
ところで貴女は?
フェンリルの妹?
ああ、ファングのオリジナルの方か。
ファングは姪みたいなもん?
そうですか……えっ? 70階層の蛇がお兄ちゃん?
だから欲しがってたのか?
彼女の名前はヘル。
本当に半分腐ってる娘だった。
ここからシルバで10分程の距離である。
分かるか!
車とか、徒歩で教えてくれないか?
『徒歩なら、成人男性ですと休憩なしで1日くらいですかね?』
おお……100kmくらいか?
という事は、シルバ速過ぎじゃね?
意外と遠いし。
この世界の広さが分からないけど、まあ普通に歩いて2日~3日で移動する距離らしい。
普通?
普通は車だな。
自転車でも怪しい距離だ。
『ちなみに鮮血のダンジョンは、徒歩3時間くらいですね』
「近くね? そっちで良くね」
『特に得るものが無いですし、そこで取れるような耐性は黄泉のダンジョンで取れますから』
くっ、確かにそうかもしれないが。
『それに一番の目的は、ご近所さんへの挨拶も兼ねてますからね? ついでに、そこにいる美女を連れて来てもらえたら……』
「おっ? 美女が居るのか? でも、お前が押すってのはなんか怪しい……」
『大丈夫ですよ? 純粋に戦力として欲しいだけですから。半分腐ってますし……』
腐女子なのか?
まあ、頭が残念なら俺もガッツかないとでも思っているんだろう。
フフフ、悪いがそんな事は関係ない。
この新居に美女を招き入れるという事に、意味があるのだ。
「そうか、では行くかシルバ!」
『ちょっと、装備はそのままで宜しいのですか?』
ふと自分の姿を見る。
うん、燃えないし、汚れない、破れても勝手に直るローブだから問題無い。
それに、シルバでちょっと走ったら着く距離だし。
死んでも、そこまで面倒くさくない気もするしな。
『武器はどうされますか?』
「俺には、この拳がある! 武器に頼ってはいざという時に、武器を奪われたら何も出来ないからな」
恰好をつけてみる。
というか、普通に拳が今のところ最強だからな。
精々、フェンリルの籠手くらいなら。
『住人は腐肉系も結構多いですし、幽体も居ますよ?』
「そ……それは素手で触りたくは無いな。その場の状況に合わせて送ってくれ」
『良いですけど、取りあえず丸腰というのはどうかと』
「フッフッフ、何もない所から武器を取り出して戦うのがカッコいいのだ!」
武器を必要に応じてコロコロと瞬間的に変えられるとか、憧れるよね?
剣で斬りつけてきたかと思ったら、次の瞬間には槍で突いてきて、距離を取ったと思ったら弓を構えてる。
これが見た目的にもスタイリッシュで、かっこいと思う。
ん?
戦争は始めが矢で、次が槍? 最後が剣が常識?
大丈夫、戦争じゃない!
これは蹂躙だ。
『普通に挨拶ですから。手土産も用意しておいた方がよろしいかと』
「うん、そうだね。でも、ノーライフキングとかどんなもん喜ぶんだろう?」
『良質な死体とかですかね?』
「……」
『冗談です。まあ、魔王の玉座を贈ってあげれば喜ぶかと。あれは最新作でしたし』
まだあの椅子を選ばなかった事を、根に持ってるのか。
というか、手土産に貴重なポイントを使うとか。
『だからこそ、価値があるのです』
「さいですか」
良く分からないけど、まあダンマスの事ならコイツの方が詳しいだろう。
取りあえずダンジョン入り口まで行って、シルバは回収してもらう。
中の状況に応じて、ファングやシルバを召喚すれば良いという事になった。
えっ? 中に入ったら徒歩なの?
『シルバがうっかりと、そこらへんの住人を踏みつぶさない為です』
「さいですか……」
『まあ、ブラムスとマスターは似た境遇でもありますからね、あえてこちらから敵対しなくても良いかと』
「取りあえず死んだら何やったってバレないんだから、先に耐性稼ぎたいんだけど? 他のダンジョンでどれくらい強いかも気になるし」
『安心してください。入った瞬間にいきなり襲われる可能性が高いですから』
「普通に訪ねるだけなのに?」
『はい!』
「事前に連絡入れても?」
『新人がいきなり、最上位に近いダンマスと直接会うというだけでも、部下達のプライドを刺激しますからね。強者揃いですから外から入ってきた羽虫を指で捻りつぶすような感覚で、排除されるかと……まあ、重要なのは襲われたから反撃したという事実です』
面倒くせー。
絶対、老害のニホイしかしない。
普通に仲良くしてくれる、ダンマスのとこ行こうよ。
『一応、マスターと似た境遇で力のある方を選びましたから、話さえ付けられれば仲良くなれるかと』
「ん?」
『【ノーライフキング】ブラムス、【ノスフェラトゥ】イコール、そして【リボーン】ヨシキ・クラタの3人が現在死を完全超越した存在ですね。似たような劣化能力の持ち主なら結構いますけど』
「俺のだけ、2つ名が酷い件」
『事実ですから、これを推していきます』
「やめろ!」
そして、黄泉のダンジョンを攻略しつつブラムスを目指すことになった。
確かに美味しい攻撃が多かった……多かったけどさ!
「騙されたあああああああ!」
半分腐ってるって、ガチで腐ってる娘じゃないか!
腐ってないところが超絶美人だけど、腐ってるのはちょっと……
えっ? 腐ってる部分が移動できるの?
右半身、左半身、下半身、上半身どれが好みかって?
そういう、問題じゃないんだよ!
中身だけ腐らせられる?
なら良いかも……
いきなり、臭い息吐かないでください。
もう良いです。
あっ、泣かないで! 俺が悪かったから。
ところで貴女は?
フェンリルの妹?
ああ、ファングのオリジナルの方か。
ファングは姪みたいなもん?
そうですか……えっ? 70階層の蛇がお兄ちゃん?
だから欲しがってたのか?
彼女の名前はヘル。
本当に半分腐ってる娘だった。
53
あなたにおすすめの小説
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
第2の人生は、『男』が希少種の世界で
赤金武蔵
ファンタジー
日本の高校生、久我一颯(くがいぶき)は、気が付くと見知らぬ土地で、女山賊たちから貞操を奪われる危機に直面していた。
あと一歩で襲われかけた、その時。白銀の鎧を纏った女騎士・ミューレンに救われる。
ミューレンの話から、この世界は地球ではなく、別の世界だということを知る。
しかも──『男』という存在が、超希少な世界だった。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる