6 / 77
第1章:赴任
第5話:オークは食べ物じゃありません
「サトウ様! ゴブゾウチームがオークを捕まえました」
俺の元にイケゴブナイスミドル改め、ジソチがやってきた。
一応個体名はすでに把握済みだが、こいつら顔が似たりよったりだから特徴のあるやつだけ名前を付けた。
だいたいゴブリンの分際で、エドガーとかクリスティアーノとかエメルディアとかふざけた名前のやつばっかだったからな。
ちなみにイケゴブがなぜジソチという名前になったかというと、次期村長候補だから。
世襲制かどうかはしらないけど、表立って俺に付き従ってるということはそういうことだろう。
実績を積むことと、俺の信用を得ることで周囲を抑えにかかっているというわけだ。
父親のゲソチ(現村長)の入れ知恵か。
ふふ……出会った当初はゲヒゲヒ言って、知性の欠片もなかったこいつらが知恵を使うようになるなんて。
立派になったなぁ……
ゴブゾウは……適当だな。
他の個体より一回り大きく育ったから、とりあえず名前を付けて狩猟チームのリーダーに任命しておいた。
こいつも、なぜか妙に頭いいし。
頼りがいもありそうで、何より男らしくてかっこよく見えたりもする。
不思議なことにここ数日で一気に成長して、みんなだいぶ見られるようになったし。
会話もスムーズになって、良い事づくめだ。
「佐藤さんが、自分のために見た目と知能に重点的にステータスを振ったからでしょう。彼らも期待に沿えるように必死で努力してましたからね……それこそ、死に物狂いで」
「どわっ!」
そんなことを考えていたら、いつのまにかジャッキーさんが目の前に居た。
何事?
「差し入れですよ。それと、頼まれていたものを持ってきました」
そうだった。
前回の臨時ボーナスを使って、調味料と食材を用意してもらってたんだった。
それと暇つぶしに本を数冊。
「ちょうどよかったですね。調味料が手に入って。大きい豚を捕まえたみたいですし」
「えっ? いや、食べないよ」
「ええ? オークですよ? 定番食品じゃないですか?」
「定番? オークがですか? いや、どこの野蛮人」
「豚みたいなもんじゃないですか……」
「豚じゃないですよね? 二足歩行ですよね? 知性もあるんじゃないですか?」
「それが?」
「えっ?」
「えっ?」
まあ、ジャッキーさんは狼だからね。
そりゃ、なんでも食うか。
人でも食いそうだし。
「失礼な。基本的に、お店で売ってあるような普通の物や、外食で食べられるようなものしか食べませんよ」
「えっ?」
「えっ?」
ジャッキーさんって、地球人枠だよね?
狼が普通に買い物してたり、レストランにいたらびっくりするんだけど。
てか、ニュースになるよね?
「地球神枠です。お間違えのないように」
「だから、地球人枠って言ってるじゃないですか」
「もう良いですよ。とりあえずお渡ししましたからね? 急がないと」
「お忙しいんですか?」
「ええ、合コンの予定が入ってまして……いや、部下から数合わせでどうしてもって言われて」
「えっ?」
「じゃあ、そういうことで!」
あっ、消えた……
まあ、狼の集団お見合いパーティなんか興味はないが、こっちはこんな退屈な世界に押し込められているのに、自分だけアフターファイブをエンジョイするつもりなのは腹が立つ。
まあ、ひがんでも仕方ないか。
「帰られましたか?」
ジャッキーさんが帰ったのを見計らって、家の外で待機していたジソチが入ってくる。
あたかも邪魔しないようにって雰囲気出してたけど、お前普通にビビって逃げただけだろ?
なんでもない風に、入ってくるな。
「痛い! ありがとうございます」
ちょっとイラっとしたから、頭をはたいてしまった。
ジャッキーさんにイラっとさせられてからの、このすっとぼけた態度だったから……半分は八つ当たりだな。
なぜかこいつら叩くと、お礼を言ってくる。
それは流石に違うと思うが、叩いた俺が言うのもおかしな話なので黙っておく。
「で、オークを捕まえたって?」
「はい!」
Oh……生け捕り。
「これから、捌くところです! 新鮮な方が美味しいですしね」
両足を縛られて、高い木の枝につるされた豚が何やら喚いている。
「やめて! やめてください!」
ブヒブヒ言ってるんだけど、俺には無敵の全言語理解が。
しかもこいつメスかよ。
女性の声でそんな風に言われたら、殺し辛いというか。
殺されるところを目の前で見るのが、つらい。
殺されるのは豚なんだけどね。
うん、素っ裸にされて足から吊るされてたら、ほぼほぼ豚だな。
牙が生えてるから猪に近いけど、毛が一部にしか生えてないからな。
豚と猪の中間くらいか。
そんなことを考えていたら、首に石で作ったナイフがあてがわれていた。
「ひい、いや! いや、やめて! なんでもします! 許してください!」
……
無理だ……
せっかく捕まえてきたのに申し訳ない。
声を聞いてしまったら、見過ごせなくなってしまった。
どうせなら、殺してから持ってきてくれたらよかったのに。
マグロの解体ショー的な感じだったのかな?
そして、俺は気付いた。
気付いてしまった。
全言語理解の罠に。
これ……鳥や、普通の豚とか牛でも俺には最後の言葉が、人の言葉のように理解できる状況で聞かせられることになるのかな?
オークだから、仕方なし助けるかと思ったが。
目の前で生き物が捌かれる系は、全部だめじゃん。
マグロの解体ショーもむ……あれは、すでに殺して冷凍されてるから大丈夫か。
安心。
活け作りとかが、アウトだ。
まあ、いいや。
ここじゃ、楽しめないだろうし。
「とりあえず、離してやれ」
「ロード?」
「嫌がってるじゃないか」
「でも、こいつらだって私たちを殺して、食べたりしますよ?」
うわぁ……そういうこともあるのね。
でも、だったら余計になおさら……
俺は無理だな。
人を食った動物を食えるかって言われたら、ほとんどの人がノーと言うだろう。
こいつらには、そういう感覚は無いのかもしれないが。
「お前、自分の仲間を食ったやつを食べるってことは、間接的にお前も仲間を食ってるってことになるんだぞ?」
「素晴らしいことです! こんな豚の生きる糧になるくらいなら、友のために役立ちたいと思うはずです」
そっか……そういう考えもあるな。
いやいや、俺が流されてどうする。
「まだ若いみたいだし」
「だから、美味しいんですよ? ぜひ、ロードに食していただきたく用意させていただきました」
「俺、オーク食わないから」
「えっ?」
「俺、オーク食わないから」
俺の言葉に、ゴブリン達が絶望した表情を浮かべているけど。
というか、お前らが獲ってきたものを一度も食べたことないだろう。
そろそろ学習しろ。
「今度こそ召し上がっていただけると思ったのに」
全員がガッカリしていたが、森に返してあげた。
何度も振り返って、首を傾げていたけど。
いいから、さっさと行け。
他にも狩猟チームいるんだからな?
***
「うちの娘をよくも殺したな!」
集落の外に、ごついオークを筆頭にオークの集団が。
「おーい、オク美さーん! 家族の方が迎えに来たみたいだよ」
この間捕まえた雌オークに声を掛ける。
結局森に逃がしたのはいいけど、他のチームに捕まえられてた。
こいつらも、俺の目の前で解体ショーをしようとしたから、なんとか生きた状態で戻ってこられたけど。
それから他のゴブリンにも通達して、森に送り出した。
すぐに戻ってきた。
帰り道が分からないのと、一人だと他の魔物に殺されかねないと。
だから結局保護することに。
そして数日後に、オークの集団が来たわけだ。
「お父さん!」
「ユリアン!」
……ユリアン?
誰が?
この豚が?
「お前ら、うちの娘に酷いことを「なんもしてないぞー! お前らが来るまで何もせずに、飯だけ食ってたぞー! 流石に迷惑だからとっとと連れて帰ってくれ」」
こっちが捕まえたわけだから、酷い言いざまだとは思うが。
正直、いろいろあってうんざりしてた。
「なぜ、オークの言葉が分かる!」
「いいから、その子連れて帰ってねー」
「ふんっ、丁度いいから手土産にお前らを皆殺しに「うっせぇ、とっとと帰れや!」」
「ブヒッ!」
「おとうさーん!」
なんか物騒なことを言い始めたので、集落の外に出ておっさん口調の豚を思いっきり殴り飛ばす。
すごい勢いで吹っ飛んで行って、木にぶつかってた。
悲鳴がブヒッていうのが、微妙にツボった。
笑える。
「族長!」
「覚えてやがれー!」
族長だったのかそれ……
てか、覚えてやがれときたか。
おっさんオークを抱えて、集団が逃げ出そうとしたので先回り。
「弱いやつが食われるのがこの森のルールみたいだから、うちのもんがそこまで悪い事したとは思わないけどさ。一応は助けたわけさ」
「ひっ……」
「で、面倒も見てたんだからさ……それで掛けた迷惑をトントンにした方が良いんじゃないか?」
そう言って、拾い上げた石を握って砕く。
ちなみに土属性魔法で俺が作った見た目は固そうだけど、柔らかい石。
俺のステータスは見た感じ、うちの成長したゴブリン共の全員が束になっても叶わないくらいの数字っぽいけど。
もし砕けなかったら恥ずかしいし、てか魔法が使えなくても脅す方法はいくらでもあるし。
「分かった。今回のことは水に流す。族長にはお嬢の方から説明してもらう。お嬢もそれでいいですか?」
「……」
「お嬢?」
「かっこいい……」
……
盛大に地雷を踏みぬいた気がした。
「お願い、さっさと2人とも連れて帰って」
「はいい!」
俺が真剣にお願いしたら、おっさんオークを担いでたオークがすごい勢いで他のオークに指示してメスオークを担いで帰っていった。
どうか、もう来ませんように。
俺の元にイケゴブナイスミドル改め、ジソチがやってきた。
一応個体名はすでに把握済みだが、こいつら顔が似たりよったりだから特徴のあるやつだけ名前を付けた。
だいたいゴブリンの分際で、エドガーとかクリスティアーノとかエメルディアとかふざけた名前のやつばっかだったからな。
ちなみにイケゴブがなぜジソチという名前になったかというと、次期村長候補だから。
世襲制かどうかはしらないけど、表立って俺に付き従ってるということはそういうことだろう。
実績を積むことと、俺の信用を得ることで周囲を抑えにかかっているというわけだ。
父親のゲソチ(現村長)の入れ知恵か。
ふふ……出会った当初はゲヒゲヒ言って、知性の欠片もなかったこいつらが知恵を使うようになるなんて。
立派になったなぁ……
ゴブゾウは……適当だな。
他の個体より一回り大きく育ったから、とりあえず名前を付けて狩猟チームのリーダーに任命しておいた。
こいつも、なぜか妙に頭いいし。
頼りがいもありそうで、何より男らしくてかっこよく見えたりもする。
不思議なことにここ数日で一気に成長して、みんなだいぶ見られるようになったし。
会話もスムーズになって、良い事づくめだ。
「佐藤さんが、自分のために見た目と知能に重点的にステータスを振ったからでしょう。彼らも期待に沿えるように必死で努力してましたからね……それこそ、死に物狂いで」
「どわっ!」
そんなことを考えていたら、いつのまにかジャッキーさんが目の前に居た。
何事?
「差し入れですよ。それと、頼まれていたものを持ってきました」
そうだった。
前回の臨時ボーナスを使って、調味料と食材を用意してもらってたんだった。
それと暇つぶしに本を数冊。
「ちょうどよかったですね。調味料が手に入って。大きい豚を捕まえたみたいですし」
「えっ? いや、食べないよ」
「ええ? オークですよ? 定番食品じゃないですか?」
「定番? オークがですか? いや、どこの野蛮人」
「豚みたいなもんじゃないですか……」
「豚じゃないですよね? 二足歩行ですよね? 知性もあるんじゃないですか?」
「それが?」
「えっ?」
「えっ?」
まあ、ジャッキーさんは狼だからね。
そりゃ、なんでも食うか。
人でも食いそうだし。
「失礼な。基本的に、お店で売ってあるような普通の物や、外食で食べられるようなものしか食べませんよ」
「えっ?」
「えっ?」
ジャッキーさんって、地球人枠だよね?
狼が普通に買い物してたり、レストランにいたらびっくりするんだけど。
てか、ニュースになるよね?
「地球神枠です。お間違えのないように」
「だから、地球人枠って言ってるじゃないですか」
「もう良いですよ。とりあえずお渡ししましたからね? 急がないと」
「お忙しいんですか?」
「ええ、合コンの予定が入ってまして……いや、部下から数合わせでどうしてもって言われて」
「えっ?」
「じゃあ、そういうことで!」
あっ、消えた……
まあ、狼の集団お見合いパーティなんか興味はないが、こっちはこんな退屈な世界に押し込められているのに、自分だけアフターファイブをエンジョイするつもりなのは腹が立つ。
まあ、ひがんでも仕方ないか。
「帰られましたか?」
ジャッキーさんが帰ったのを見計らって、家の外で待機していたジソチが入ってくる。
あたかも邪魔しないようにって雰囲気出してたけど、お前普通にビビって逃げただけだろ?
なんでもない風に、入ってくるな。
「痛い! ありがとうございます」
ちょっとイラっとしたから、頭をはたいてしまった。
ジャッキーさんにイラっとさせられてからの、このすっとぼけた態度だったから……半分は八つ当たりだな。
なぜかこいつら叩くと、お礼を言ってくる。
それは流石に違うと思うが、叩いた俺が言うのもおかしな話なので黙っておく。
「で、オークを捕まえたって?」
「はい!」
Oh……生け捕り。
「これから、捌くところです! 新鮮な方が美味しいですしね」
両足を縛られて、高い木の枝につるされた豚が何やら喚いている。
「やめて! やめてください!」
ブヒブヒ言ってるんだけど、俺には無敵の全言語理解が。
しかもこいつメスかよ。
女性の声でそんな風に言われたら、殺し辛いというか。
殺されるところを目の前で見るのが、つらい。
殺されるのは豚なんだけどね。
うん、素っ裸にされて足から吊るされてたら、ほぼほぼ豚だな。
牙が生えてるから猪に近いけど、毛が一部にしか生えてないからな。
豚と猪の中間くらいか。
そんなことを考えていたら、首に石で作ったナイフがあてがわれていた。
「ひい、いや! いや、やめて! なんでもします! 許してください!」
……
無理だ……
せっかく捕まえてきたのに申し訳ない。
声を聞いてしまったら、見過ごせなくなってしまった。
どうせなら、殺してから持ってきてくれたらよかったのに。
マグロの解体ショー的な感じだったのかな?
そして、俺は気付いた。
気付いてしまった。
全言語理解の罠に。
これ……鳥や、普通の豚とか牛でも俺には最後の言葉が、人の言葉のように理解できる状況で聞かせられることになるのかな?
オークだから、仕方なし助けるかと思ったが。
目の前で生き物が捌かれる系は、全部だめじゃん。
マグロの解体ショーもむ……あれは、すでに殺して冷凍されてるから大丈夫か。
安心。
活け作りとかが、アウトだ。
まあ、いいや。
ここじゃ、楽しめないだろうし。
「とりあえず、離してやれ」
「ロード?」
「嫌がってるじゃないか」
「でも、こいつらだって私たちを殺して、食べたりしますよ?」
うわぁ……そういうこともあるのね。
でも、だったら余計になおさら……
俺は無理だな。
人を食った動物を食えるかって言われたら、ほとんどの人がノーと言うだろう。
こいつらには、そういう感覚は無いのかもしれないが。
「お前、自分の仲間を食ったやつを食べるってことは、間接的にお前も仲間を食ってるってことになるんだぞ?」
「素晴らしいことです! こんな豚の生きる糧になるくらいなら、友のために役立ちたいと思うはずです」
そっか……そういう考えもあるな。
いやいや、俺が流されてどうする。
「まだ若いみたいだし」
「だから、美味しいんですよ? ぜひ、ロードに食していただきたく用意させていただきました」
「俺、オーク食わないから」
「えっ?」
「俺、オーク食わないから」
俺の言葉に、ゴブリン達が絶望した表情を浮かべているけど。
というか、お前らが獲ってきたものを一度も食べたことないだろう。
そろそろ学習しろ。
「今度こそ召し上がっていただけると思ったのに」
全員がガッカリしていたが、森に返してあげた。
何度も振り返って、首を傾げていたけど。
いいから、さっさと行け。
他にも狩猟チームいるんだからな?
***
「うちの娘をよくも殺したな!」
集落の外に、ごついオークを筆頭にオークの集団が。
「おーい、オク美さーん! 家族の方が迎えに来たみたいだよ」
この間捕まえた雌オークに声を掛ける。
結局森に逃がしたのはいいけど、他のチームに捕まえられてた。
こいつらも、俺の目の前で解体ショーをしようとしたから、なんとか生きた状態で戻ってこられたけど。
それから他のゴブリンにも通達して、森に送り出した。
すぐに戻ってきた。
帰り道が分からないのと、一人だと他の魔物に殺されかねないと。
だから結局保護することに。
そして数日後に、オークの集団が来たわけだ。
「お父さん!」
「ユリアン!」
……ユリアン?
誰が?
この豚が?
「お前ら、うちの娘に酷いことを「なんもしてないぞー! お前らが来るまで何もせずに、飯だけ食ってたぞー! 流石に迷惑だからとっとと連れて帰ってくれ」」
こっちが捕まえたわけだから、酷い言いざまだとは思うが。
正直、いろいろあってうんざりしてた。
「なぜ、オークの言葉が分かる!」
「いいから、その子連れて帰ってねー」
「ふんっ、丁度いいから手土産にお前らを皆殺しに「うっせぇ、とっとと帰れや!」」
「ブヒッ!」
「おとうさーん!」
なんか物騒なことを言い始めたので、集落の外に出ておっさん口調の豚を思いっきり殴り飛ばす。
すごい勢いで吹っ飛んで行って、木にぶつかってた。
悲鳴がブヒッていうのが、微妙にツボった。
笑える。
「族長!」
「覚えてやがれー!」
族長だったのかそれ……
てか、覚えてやがれときたか。
おっさんオークを抱えて、集団が逃げ出そうとしたので先回り。
「弱いやつが食われるのがこの森のルールみたいだから、うちのもんがそこまで悪い事したとは思わないけどさ。一応は助けたわけさ」
「ひっ……」
「で、面倒も見てたんだからさ……それで掛けた迷惑をトントンにした方が良いんじゃないか?」
そう言って、拾い上げた石を握って砕く。
ちなみに土属性魔法で俺が作った見た目は固そうだけど、柔らかい石。
俺のステータスは見た感じ、うちの成長したゴブリン共の全員が束になっても叶わないくらいの数字っぽいけど。
もし砕けなかったら恥ずかしいし、てか魔法が使えなくても脅す方法はいくらでもあるし。
「分かった。今回のことは水に流す。族長にはお嬢の方から説明してもらう。お嬢もそれでいいですか?」
「……」
「お嬢?」
「かっこいい……」
……
盛大に地雷を踏みぬいた気がした。
「お願い、さっさと2人とも連れて帰って」
「はいい!」
俺が真剣にお願いしたら、おっさんオークを担いでたオークがすごい勢いで他のオークに指示してメスオークを担いで帰っていった。
どうか、もう来ませんように。
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
即席異世界転移して薬草師になった
黒密
ファンタジー
ある日、学校から帰ってきて机を見たら即席異世界転移と書かれたカップ麺みたいな容器が置いてある事に気がついた普通の高校生、華崎 秦(かざき しん)
秦は興味本位でその容器にお湯と中に入っていた粉を入れて三分待ち、封を開けたら異世界に転移した。
そして気がつくと異世界の大半を管理している存在、ユーリ・ストラスに秦は元の世界に帰れない事を知った。
色々考えた結果、秦は異世界で生きることを決めてユーリから六枚のカードからスキルを選んだ。
秦はその選んだスキル、薬草師で異世界を生きる事になる。
42歳メジャーリーガー、異世界に転生。チートは無いけど、魔法と元日本最高級の豪速球で無双したいと思います。
町島航太
ファンタジー
かつて日本最強投手と持て囃され、MLBでも大活躍した佐久間隼人。
しかし、老化による衰えと3度の靭帯損傷により、引退を余儀なくされてしまう。
失意の中、歩いていると球団の熱狂的ファンからポストシーズンに行けなかった理由と決めつけられ、刺し殺されてしまう。
だが、目を再び開くと、魔法が存在する世界『異世界』に転生していた。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
他サイトにも投稿しております。
※本作品をAIの学習教材として使用することを禁じます。
※無断著作物利用禁止
掃除婦に追いやられた私、城のゴミ山から古代兵器を次々と発掘して国中、世界中?がざわつく
タマ マコト
ファンタジー
王立工房の魔導測量師見習いリーナは、誰にも測れない“失われた魔力波長”を感じ取れるせいで奇人扱いされ、派閥争いのスケープゴートにされて掃除婦として城のゴミ置き場に追いやられる。
最底辺の仕事に落ちた彼女は、ゴミ山の中から自分にだけ見える微かな光を見つけ、それを磨き上げた結果、朽ちた金属片が古代兵器アークレールとして完全復活し、世界の均衡を揺るがす存在としての第一歩を踏み出す。
お荷物認定を受けてSSS級PTを追放されました。でも実は俺がいたからSSS級になれていたようです。
幌須 慶治
ファンタジー
S級冒険者PT『疾風の英雄』
電光石火の攻撃で凶悪なモンスターを次々討伐して瞬く間に最上級ランクまで上がった冒険者の夢を体現するPTである。
龍狩りの一閃ゲラートを筆頭に極炎のバーバラ、岩盤砕きガイル、地竜射抜くローラの4人の圧倒的な火力を以って凶悪モンスターを次々と打ち倒していく姿は冒険者どころか庶民の憧れを一身に集めていた。
そんな中で俺、ロイドはただの盾持ち兼荷物運びとして見られている。
盾持ちなのだからと他の4人が動く前に現地で相手の注意を引き、模擬戦の時は2対1での攻撃を受ける。
当然地味な役割なのだから居ても居なくても気にも留められずに居ないものとして扱われる。
今日もそうして地竜を討伐して、俺は1人後処理をしてからギルドに戻る。
ようやく帰り着いた頃には日も沈み酒場で祝杯を挙げる仲間たちに報酬を私に近づいた時にそれは起こる。
ニヤついた目をしたゲラートが言い放つ
「ロイド、お前役にたたなすぎるからクビな!」
全員の目と口が弧を描いたのが見えた。
一応毎日更新目指して、15話位で終わる予定です。
作品紹介に出てる人物、主人公以外重要じゃないのはご愛嬌()
15話で終わる気がしないので終わるまで延長します、脱線多くてごめんなさい 2020/7/26
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
「お前の戦い方は地味すぎる」とギルドをクビになったおっさん、その正体は大陸を震撼させた伝説の暗殺者。
夏見ナイ
ファンタジー
「地味すぎる」とギルドをクビになったおっさん冒険者アラン(40)。彼はこれを機に、血塗られた過去を捨てて辺境の村で静かに暮らすことを決意する。その正体は、10年前に姿を消した伝説の暗殺者“神の影”。
もう戦いはこりごりなのだが、体に染みついた暗殺術が無意識に発動。気配だけでチンピラを黙らせ、小石で魔物を一撃で仕留める姿が「神業」だと勘違いされ、噂が噂を呼ぶ。
純粋な少女には師匠と慕われ、元騎士には神と崇められ、挙句の果てには王女や諸国の密偵まで押しかけてくる始末。本人は畑仕事に精を出したいだけなのに、彼の周りでは勝手に伝説が更新されていく!
最強の元暗殺者による、勘違いスローライフファンタジー、開幕!