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⑮『思春期のかがりちゃん』
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私はこれまで
『恋愛』というのをしたことが無い。
けど、そんな私にも気になる人が出来て、
本気で『好きな人』が出来た。
そうなると人生が変わったみたいに
何気ない日常も楽しくなった。
時には悲しくなったり涙する時もあるけど、
それが『恋愛』なんだってわかった。
そんな片思い中の私だが、、、
今人生のドン底にいる。
か「はぁ…はぁ…はぁ…」
公園から逃げるように走り出したかがり。
どれぐらい走ったのかも彼女には分からなかった。
とにかく消えたい一心で走り続けた。
住宅街まで走ると脚がもつれて転ぶ。
そのまま俯くかがり。
涙は出なかった。
ただ彼女に今あるのは「虚無感」。
今の彼女には何も無い。
かがりはゆっくりと立ち上がり歩き出した。
かがりはこれが『失恋』だと気付く。
こんなにも痛いものか。
こんなにも苦しいものか。
心にぽっかり穴が空いたような喪失感。
ツラい。
こんなにもツラい思いするなら
好きになるんじゃなかった!!!
自宅に着き、かがりは自室のベッドに腰を下ろす。
その時はじめて涙が出た。
ベッドに水溜まりが出来るほど泣いた。
時刻は20時...
少し落ち着いたかがりは風呂に入る。
湯船に浸かり、天井を見上げる。
か「あぁ~…やっぱり好きだなぁ…ゆきちゃんのこと…」
いくら泣いてもやっぱり好きな人は好き。
嫌いになんかなれない。
それにかがりはまだ自分の気持ちを
ゆきに伝えれていない。
まだ振られた訳では無い。
諦めるのはまだ早い。
あの光景をみても、まだ好きでいる自分がいる。
それならまだ間に合う。
初恋はまだ完全に崩れてはいない。
ゆきに振り向いてもらうように頑張るしかない。
だが内気な彼女にそれは出来るのだろうか。
湯船の湯が波打つ。
彼女が動かない限り湯船に波が出来ないように、彼女自ら動かなければ恋は進まない。
彼女自身もそれはわかっている。
けど波打つ一歩が踏み出せない。
彼女は白い天井を見上げながら思い知る。
「「とんでもない小悪魔に恋をしてしまった」」と…
『思春期のかがりちゃん』 season2へ続く。。
『恋愛』というのをしたことが無い。
けど、そんな私にも気になる人が出来て、
本気で『好きな人』が出来た。
そうなると人生が変わったみたいに
何気ない日常も楽しくなった。
時には悲しくなったり涙する時もあるけど、
それが『恋愛』なんだってわかった。
そんな片思い中の私だが、、、
今人生のドン底にいる。
か「はぁ…はぁ…はぁ…」
公園から逃げるように走り出したかがり。
どれぐらい走ったのかも彼女には分からなかった。
とにかく消えたい一心で走り続けた。
住宅街まで走ると脚がもつれて転ぶ。
そのまま俯くかがり。
涙は出なかった。
ただ彼女に今あるのは「虚無感」。
今の彼女には何も無い。
かがりはゆっくりと立ち上がり歩き出した。
かがりはこれが『失恋』だと気付く。
こんなにも痛いものか。
こんなにも苦しいものか。
心にぽっかり穴が空いたような喪失感。
ツラい。
こんなにもツラい思いするなら
好きになるんじゃなかった!!!
自宅に着き、かがりは自室のベッドに腰を下ろす。
その時はじめて涙が出た。
ベッドに水溜まりが出来るほど泣いた。
時刻は20時...
少し落ち着いたかがりは風呂に入る。
湯船に浸かり、天井を見上げる。
か「あぁ~…やっぱり好きだなぁ…ゆきちゃんのこと…」
いくら泣いてもやっぱり好きな人は好き。
嫌いになんかなれない。
それにかがりはまだ自分の気持ちを
ゆきに伝えれていない。
まだ振られた訳では無い。
諦めるのはまだ早い。
あの光景をみても、まだ好きでいる自分がいる。
それならまだ間に合う。
初恋はまだ完全に崩れてはいない。
ゆきに振り向いてもらうように頑張るしかない。
だが内気な彼女にそれは出来るのだろうか。
湯船の湯が波打つ。
彼女が動かない限り湯船に波が出来ないように、彼女自ら動かなければ恋は進まない。
彼女自身もそれはわかっている。
けど波打つ一歩が踏み出せない。
彼女は白い天井を見上げながら思い知る。
「「とんでもない小悪魔に恋をしてしまった」」と…
『思春期のかがりちゃん』 season2へ続く。。
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