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①『勘違いから始まるデート』
しおりを挟むある日の昼下がり。
街中で男性から声をかけられている茶髪ミディアムショートの女の子がいた。
その後ろからつかつかと歩いてくる人影。
その人影はあっという間に2人の間に割り込んで来た。
「ウチの彼女に何か用かい?」
金髪のミディアムショートの女の子、
ひまわりが男に詰め寄る。
驚いた男性はオドオドしている。
ひ「行こッ!みずき。」
み「ちょっ!ひまちゃん!」
ひまわりがみずきの手を引っ張る。
街中を2人の少女がかけぬける。
み「ちょっと待って!ひまちゃん!」
みずきがストップをかける。
み・ひ「はぁ、はぁ、はぁ、、」
2人とも息があがる。
呼吸を整えた後、みずきが告げる。
み「さっきの人、私に道聞いてきただけだよ?」
ひ「・・・へ?」
ひまわりが驚く。
み「あれぇ?もしかして私がナンパされてると勘違いしちゃったのぉー?ひ・ま・わ・り・ちゃん♡」
みずきがニヤニヤしながらひまわりの顔を覗く。
ひまわりは俯き、顔が真っ赤になっていた。
み「((やばァ///可愛い♡私の為に頑張ってくれたんだぁ♡めっちゃ好き♡))」
今すぐ抱きたい気持ちを抑え、お店のほうを指差す。
み「ごめんごめん。あそこのカフェ行こっ!奢ってあげる!」
顔を赤めたままのひまわりを連れてカフェに入っていった。
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