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第2章
中道商店街の人々 2
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ももとさくらの家は中道商店街のアーケード街に隣接した、こじんまりとしたビル街の真ん中に建っている。
真っ白な洋館で、バルコニーがあり、一階にはデッキがあり、出窓や木製の重厚な扉など、それはそれは美しい建物。
これは、ごんちゃんの提案でももが生まれる少し前に建てられた。
しかし、ただの建物じゃない…ごんちゃんのアイデアもしくはイタズラ心がいっぱい詰まった要塞でもあるのだ。
でも、ごんちゃんはここには住んでいない。町の外れに大きな畑があって、その横に建てられた、古民家、そこが代々伝わる神馬家の本家であり、ごんちゃんは畑仕事をしながら、町長の職務をこなしている。
ごんちゃんのもう一つの職業である不動産屋は、社長の座を息子の茂に譲り、自分は会長になり、実務には口出ししない事にしている。
──さてその美しい洋館は、サッカーのピッチくらいの広さの敷地に建てられている。
敷地は四方を林に囲まれて、一部は畑として使い、花壇や芝生の広場が作られている。
だが、その姿は簡単に見ることができない…。
『いってきまーす』
玄関から二人が勢いよく出てきた。ももがさくらを幼稚園まで送っていき、その後に小学校へ登校するのだ。
『いってらっしゃーい』
かえでと茂が二人して見送る。
二人は門までの道を、手を繋いで駆け抜けていく。朝の日差しがキラキラ眩しい。
門のそばまで来ると、ももはリモコンのスイッチを押す。
すると、
──ゴゴゴ…
丁度乗用車が一台通れるくらいの幅の重厚なシャッターが開いていく。
ももとさくらは開ききる前にシャッターをくぐり外へでる。そして外にでると再びリモコンを押す。
シャッターがゆっくり閉まっていく。
シャッターはビルとビルの間に挟まれるようにして作られている。
両方のビルの壁にレールが取り付けられ、そこをシャッターがスライドする仕組みだ。勿論、どちらのビルもごんちゃんの持ち物だ。
シャッターをくぐった二人は、ビルとビルの間を20メートルほど進んで通りに出る事になる。
真っ白な洋館で、バルコニーがあり、一階にはデッキがあり、出窓や木製の重厚な扉など、それはそれは美しい建物。
これは、ごんちゃんの提案でももが生まれる少し前に建てられた。
しかし、ただの建物じゃない…ごんちゃんのアイデアもしくはイタズラ心がいっぱい詰まった要塞でもあるのだ。
でも、ごんちゃんはここには住んでいない。町の外れに大きな畑があって、その横に建てられた、古民家、そこが代々伝わる神馬家の本家であり、ごんちゃんは畑仕事をしながら、町長の職務をこなしている。
ごんちゃんのもう一つの職業である不動産屋は、社長の座を息子の茂に譲り、自分は会長になり、実務には口出ししない事にしている。
──さてその美しい洋館は、サッカーのピッチくらいの広さの敷地に建てられている。
敷地は四方を林に囲まれて、一部は畑として使い、花壇や芝生の広場が作られている。
だが、その姿は簡単に見ることができない…。
『いってきまーす』
玄関から二人が勢いよく出てきた。ももがさくらを幼稚園まで送っていき、その後に小学校へ登校するのだ。
『いってらっしゃーい』
かえでと茂が二人して見送る。
二人は門までの道を、手を繋いで駆け抜けていく。朝の日差しがキラキラ眩しい。
門のそばまで来ると、ももはリモコンのスイッチを押す。
すると、
──ゴゴゴ…
丁度乗用車が一台通れるくらいの幅の重厚なシャッターが開いていく。
ももとさくらは開ききる前にシャッターをくぐり外へでる。そして外にでると再びリモコンを押す。
シャッターがゆっくり閉まっていく。
シャッターはビルとビルの間に挟まれるようにして作られている。
両方のビルの壁にレールが取り付けられ、そこをシャッターがスライドする仕組みだ。勿論、どちらのビルもごんちゃんの持ち物だ。
シャッターをくぐった二人は、ビルとビルの間を20メートルほど進んで通りに出る事になる。
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