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番外編
ハッピー・ホワイト・デー(1/2) ※R18エロ
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「なにこれ?」
「全部、お前宛ての贈り物だ」
バレンタイン・デーのイベントを思い出したことで、僕は実家の家族や貧民街の皆にも感謝の気持ちとしてチョコレート菓子を作って送っていたのだけど、約一月後にそのお返しとして大量の贈り物が届けられてきたのだ。
積み上げられたプレゼントボックスの山を見上げ、僕は吃驚して開いた口がふさがらない。
「ちょっとしたお菓子を送っただけなのに、こんなにお返しくるなんて思わなかった」
「否、お前の手作り菓子なんていったら、値段が付けられないほどの価値があるからな。これでも控えめなくらいだろう」
「えぇえ?! そんな大袈裟な……ちょっと元気になれるだけのただのお菓子だよ?」
「逆になんでお前がそんなに価値を理解していないのか、俺は不思議で仕方ないぞ」
贈り物を前に首を傾げている僕を見て、彼は目を眇めて呟いていたのだった。
「中身を確認するだけでも結構かかりそうだね」
「そうだな。まぁ、俺も手伝うから気長にやろう。それと、俺からもバレンタインのお返しをしないとな。何が欲しい? 俺にできることなら何でもいいぞ?」
「わぁ、ありがとう。何にしようかな…………ん? 今なんでもって言った?」
僕はブンッっと彼の方を振り向いて、期待に満ちた眼差しで見上げる。
「ああ、言った。俺の時と同じく、お前の言うことを俺がなんでもきく日にしてもいいぞ」
「本当?! 絶対それがいい! ダークを独り占めして、あんなことやそんなことやこんなことまで、できちゃうとか最高すぎる!!」
僕が大はしゃぎして彼に飛びつくと、彼は大歓喜ぶりにちょっと驚いていたけど、僕を抱き上げてクルクルと回り、抱きすくめて笑って訊く。
「それで、どうして欲しい? お前の望みなら、なんだって叶えてやる」
「僕、ずっとダークにお願いしたかったことがあったんだ!」
これまで、なかなか言い出せなかったことがあったのだけど、この際なので思い切ってお願いする。
◆
『……お前は俺にこんなことがしたかったのか……』
「うん♡ 僕は今、最っ高に幸せだよぉ、ダークぅ♡ えへ、うへへへへぇ」
獣化してヘソ天してもらった彼のお腹の上にダイブし、僕は温かいモフモフの海を思う存分堪能していたのだった。
「ふわぁ、このモッフモフたまらぁん……あはぁ、気持ちよすぎてダメになっちゃうぅ……あへぇ♡」
『……お前はなんて顔をしているんだ……だいぶダメな顔になっているぞ……』
とろんとしてよだれを垂らしそうになっている僕の顔を見て、彼がなんとも言えない眼差しを向けてくるけど、このモフモフの誘惑に僕は抗えないのだ。
猫吸いならぬ狼吸いをして、彼の匂いを思いっきり吸い込み、モフモフの毛並みを撫で回して楽しむ。
「ダークのモフモフいい匂する♡ ふんふん、くんくん、すーはーすーはー、はむはむ、あむあむ」
『あっ、こら、吸うのはやめろっ、くすぐったくてかなわん! おわぁ!? 食むな! 舐めるなぁ!! そこはダメだっ、はぅっ……はふっ、はふっ……くぅん……っ!!』
身悶えて犬みたいに鼻を鳴らしちゃった彼が、慌てて両手で鼻を押さえる仕草もまた可愛いくてたまらない。
「はぁ~ん♡ ダーク可愛い~、好き、好き、大好きぃ~、んん~♡ モフモフなダーク、最っ高に可愛い~♡」
『……こんな俺を可愛いと言うのはお前だけだぞ……』
周りの人が暗黒色を怖がるから、彼は獣化することを極力避けるのだけど、僕はこの巨大で格好良くも可愛い狼姿が大好きなのだ。
めちゃくちゃ可愛がりたい気持ちにもなるし、ちょっと意地悪して愛でたい気持ちにもなってしまう。
今日は特別な日なのだからと開き直り、メロメロデレデレな僕は彼におねだりする。
「人姿のダークも獣姿のダークも僕は大好きだよ。今日は特別な日だから、いつも見せてくれないダークの獣姿をいっぱい見せて、いっぱい触らせて。ねぇ、お願い、ダークぅ♡」
『ぐぅっ……漢に二言はない! どうにでもしろ!! …………はぅっ……はふっ、はふっ……は、くぅん……っ!!』
僕は最高に可愛いくて愛しい狼姿の彼を、思う存分堪能したのだった。
◆
「お母様はまたなんてものを紛れ込ませてるの!」
二人で大量のプレゼントボックスを開けていると、中からとんでもないものが出てきたのだ。
白いフワフワ毛並みの猫耳と尻尾がセットになった、フリフリスケスケのランジェリーである。
これはきっと、エプロン同様に母チョイスの代物だろう。
だが、何故にこんな刺激的な下着が送られてくるのかは、甚だ疑問なのだが……。
「これはまた、可愛いのが混ざっていたな。お前によく似合いそうじゃないか?」
「こんなヒラヒラでスケスケなの、破廉恥すぎるよ! 僕、絶対着ないからね!!」
「その下着はともかく、この耳くらい付けてみてもいいだろ? ほら、白猫の獣人みたいで可愛いぞ。ふふ」
僕の手元を覗き込んでいた彼が楽しげに笑い、猫耳カチューシャを手に取って僕の頭に付ける。
「白豚なのに白猫でいいの?」とか、「耳が四つになるけど変じゃない?」とか、ツッコミ所は満載なものの、彼がご機嫌なので「まぁいいか」とそのまま付けておく。
「同じ箱に菓子の包みも入っているぞ」
「あ、本当だ。これチョコレートのお菓子かな?」
飴玉よりも一回り大きいだろうか、一口サイズの真ん丸チョコレートがたくさん入った包みがでてきた。
一粒摘まんで見てみると、とても美味しそうなキラキラとした光沢を放っていて、僕は釘付けになって涎を垂らしそうになる。
「美味しそう、じゅるり……ちょっとだけ食べちゃおう。パクッ」
チョコレートを口に放り込んでカリッと齧ると、中からジュワリと蜜が溢れでてきて、濃厚で芳醇な味わいが口いっぱいに広がり、うっとりとしてしまう。
蜜がじんわりと喉を伝い身体に浸みこんでいく感覚がフワフワポカポカとして、酩酊するような心地になっていく。
「ふわぁ、美味しい……これお酒みたい。チョコレート・ボンボンだぁ♡」
「ああ、箱の奥から添え書きがでてきたな。何々――」
【愛しの子豚ちゃんへ。奇跡のお菓子をありがとう。お返しにアイス・ランド王国が総力を挙げて開発した魔法技術の集大成、ラブラブ・ミラクル・チョコレートを贈ります。子宝が欲しくなったら使ってね♡ 使い方は~】
思考がフワフワとしてしまって彼が読み上げてくれているんだけど、内容が全然頭に入ってこない。
「――これはまた、とんでもない代物が贈られてきたな……」
彼が神妙な顔で考え込んでいるけど、僕は身体が熱くなってきてソワソワとしてしまってそれどころじゃない。
どうにも彼にかまって欲しくて仕方ない気持ちになって、甘えた声でおねだりしてしまう。
「ダークぅ、一緒にチョコレート食べよ♡」
「フラ――んっ!」
開いた彼の口にチョコレートをねじ込んで、僕は自分の唇で彼の口を塞ぎ、深い口付けをする。
彼の首に腕を回して、舌先で彼の口内のチョコレートを転がし、少しづつとろけていく味を楽しむ。
「……ん、ふぅ……ちゅ、ちゅっ……ふぁ、ん……ちゅぷ、ちゅ……ん、はぁ……」
とろけたチョコレートの中から蜜酒が溢れ、二人で舌を絡め合い、舐め合って味わう。
蜜酒に酔わされて、僕はどんどん気持ちが高ぶって、彼をもっと味わいたくてたまらなくなっていく。
「はぁ、美味しい……ちゅっ、ちゅ……なんだかエッチな気分になってきちゃった……ねぇ、ダークはもっとエッチな僕の姿見たい?」
「ごくり…………見たい」
彼は生唾を呑み込んで、蜜酒のせいか熱に浮かされたような目で僕を見つめ、頷いた。
「いいよ、僕のお願いきいてくれたら……エッチな僕の姿いっぱい見せてあげる♡」
酩酊して理性が飛んでいるなと意識の片隅でぼんやりと思いつつ、それでも愛しい彼を味わいたい気持ちが抑えられず、ベッドへと誘ってしまうのだった。
◆
「ダークもこんなの好きなの? どう、似合う?」
エッチな気分になっていた僕は、正気だったら絶対に着ないだろうランジェリーを身に着け、白いフワフワの猫耳と尻尾のアクセサリーも付けて、彼の前で後ろ向きに腰を振って尻尾を揺らして見せていた。
「ああ、可愛い……早く抱きたい……」
「ダァーメ、『待て』だよ。僕に触っちゃダメ。もっとエッチな僕のこと見てて、ダークをいっぱい味あわせてくれたら、その後は好きにしていいから、ね?」
「ウ゛ウゥ、グルルゥ……」
彼は肉食獣のギラギラした目で僕を見つめ、獣っぽい唸り声を上げて歯噛みする。
絶対的強者である筈の彼に『待て』をして服従させているこの状況に征服感が刺激されて、僕はゾクゾクとした愉悦に酔い痴れてしまう。
ベッドに仰向けで寝そべる彼に乗り上げて、身体を添わせて見下ろし、耳元に口を寄せて囁きかける。
「そんなに唸らないでよ。ちゃんと気持ち良くしてあげるから……はぁむ♡」
「うぁっ、フ、フランッ?!」
フワフワな耳を食んで舌先でチロチロと舐めると、彼の身体がビクンと跳ねた。
「ちゅっ、ちゅ、ちゅぅ、ぺろ、ぺろ、れろり」
「ふっ……はっ……っ……はぁ……ぅ……」
やっぱり、人より獣の部分は敏感なのかもしれないなと思い、丁寧に舌を這わせて舐めると、彼の吐息に艶が混じっていく。
手も使って反対の耳も柔らかく撫でてくすぐり、ピクピクと震えるフワフワの耳の感触を楽しむ。
僕に翻弄されて悶えている彼の姿がたまらなく愛おしい。
「ちゃんと『待て』できて偉いね。ダーク、可愛い……ちゅっちゅっちゅっ、ん♡」
「くぅ……っ……ん」
よしよしと彼の耳や頭を撫でて、彼に口付けの雨を降らせていく。
口付けながら彼の衣服を脱がせ、褐色の肌を食んで舐め上げ、吸いついてじっくりと味わう。
「ちゅぱ、れろ、れろぉ、ちゅっ、ちゅうぅ」
「はぁ……はぁ……はっ……は、ぁ……は、くぅ」
身体に手を這わせて撫でながらチラリと見上げれば、眉根を寄せて悩ましく僕を見つめる視線と目が合い、支配感にすごくドキドキしてしまう。
徐々に下の方へと降りていき、下腹の辺りまで口付けていくと、パンパンに張り詰めた下穿きが目に留まる。
そのまま下穿きの上から弄って意地悪しようかなとも思ったのだけど、少し指を這わせて撫でただけでも苦しそうに息を吐くので、可哀想かなと思ってすぐに下穿きを脱がしてあげる。
「フゥ、フゥ……ハァッ、ア……」
ちょっと下穿きをずらしただけで、ブルンと飛び出してきた肉棒は血管が浮くほどにぼってりと膨れ上がっていて、ムワリと濃厚な雄の匂いをさせて透明な先走りを垂らしている。
それが、僕の目にはたまらなく映り――。
「はぁ、すごい美味しそう……あぁ~ん♡」
「っ!?」
――思わず、大きく口を開けてしゃぶりついてしまう。
「れる、れろぉ、ちゅうぅ、ちゅっ……んはぁ、美味しい……ちゅぷ、ちゅっ、ちゅうぅ」
「ハァッ……はぁ、くっ……はあ……ッ……グルゥ……ハァッ、ハァッ……」
彼の肉棒が大きすぎて口に入りきらないので、舌先で先端をなぶり、カリ首を唇でしごいて、両手で裏筋や陰嚢を撫でて気持ち良くしてあげる。
そうすると、甘くてとろりとした蜜がじわじわと滲んでくるから、美味しく味わっていただく。
「ハァッ、ハァッ……フラン、もう……お前の中に、出したい……ハァッ、ハッ……」
彼は躊躇いがちに手を伸ばし、僕の髪を梳き頭を撫でて、切なげに息を吐いて懇願する。
いつも彼は僕の奥に出したがるから、甘くて美味しい蜜を最後まで口で味わったことがないのだ。
「んーんっ、らぁーめ♡ 今日はダークをたっぷり味わうんだから、もっと♡」
カリやコブがいつもより張り詰めていて大きくなっている気がする。
このまま続けていたら、極上の蜜が味わえるかもと思い、より彼が感じるであろう性感帯――尻尾の根元を同時にしごいて、悶える彼を追い詰めていく。
「もっと気持ち良くなって、口の中にいっぱいちょうだい♡ ちゅっ、ちゅぱ、ちゅぷ、ちゅる、れろぉ、ちゅるぅ」
「フラッン! 尻尾はダメだっ……アッ……ハアッ、ハッ……もう、口離せ……ハ、ッ……出るっ、くうぅっ!!」
肉棒が脈動して、ビュクンビュクンと口の中に熱い蜜液が放出される。
大量に出てくる熱い蜜液を慌てて飲み込もうとするのだけど、ねっとりとした蜜が喉に絡んで、多すぎる量も相まって飲み込み切れず、口の端から白い蜜が溢れて零れ落ちていく。
「んふぅ、あむっ、ごくん、んはぁ、あふ、こく、こくん、ぷあっ!」
息苦しさについ口を離すと、放出し終わっていない肉棒から熱い蜜液が吐き出され、僕の顔や胸元にかかって白い蜜でドロドロになってしまう。
「ああ、せっかくのダークの美味しいの、零れちゃった……ぺろ、ぺろ……ぺろ、ぺろ」
もったいなくて、手の甲や顔や胸についた蜜液も掬って舐め取る。
さながら、猫が顔を洗っているような仕草かもしれないなと何となく思う。
それから、ちゃんと白い蜜液にまみれた彼の肉棒も綺麗に舐めてあげる。
「ぺろ、ぺろ、ちゅっ、ちゅぷ、ちゅうぅ、うふぅ……ダーク、美味しい♡」
「ハァッ、ハァッ……フゥ、フゥ……もう充分味わったよな、フラン?」
僕が極上の味わいに酔い痴れて恍惚としていると、唸り声を上げる彼に押し倒された。
「グルウウゥ……後は俺の好きにしていいんだろう?」
ギラギラと光る肉食獣の眼で彼に見下ろされると、支配されてめちゃくちゃに愛されたい欲求が湧いてきて、キュンキュンと身体が疼き切なくなってしまう。
「うん……ダークの好きにしてぇ♡」
両手を伸ばして彼の首に回して抱きつき、甘えた声でおねだりした。
「全部、お前宛ての贈り物だ」
バレンタイン・デーのイベントを思い出したことで、僕は実家の家族や貧民街の皆にも感謝の気持ちとしてチョコレート菓子を作って送っていたのだけど、約一月後にそのお返しとして大量の贈り物が届けられてきたのだ。
積み上げられたプレゼントボックスの山を見上げ、僕は吃驚して開いた口がふさがらない。
「ちょっとしたお菓子を送っただけなのに、こんなにお返しくるなんて思わなかった」
「否、お前の手作り菓子なんていったら、値段が付けられないほどの価値があるからな。これでも控えめなくらいだろう」
「えぇえ?! そんな大袈裟な……ちょっと元気になれるだけのただのお菓子だよ?」
「逆になんでお前がそんなに価値を理解していないのか、俺は不思議で仕方ないぞ」
贈り物を前に首を傾げている僕を見て、彼は目を眇めて呟いていたのだった。
「中身を確認するだけでも結構かかりそうだね」
「そうだな。まぁ、俺も手伝うから気長にやろう。それと、俺からもバレンタインのお返しをしないとな。何が欲しい? 俺にできることなら何でもいいぞ?」
「わぁ、ありがとう。何にしようかな…………ん? 今なんでもって言った?」
僕はブンッっと彼の方を振り向いて、期待に満ちた眼差しで見上げる。
「ああ、言った。俺の時と同じく、お前の言うことを俺がなんでもきく日にしてもいいぞ」
「本当?! 絶対それがいい! ダークを独り占めして、あんなことやそんなことやこんなことまで、できちゃうとか最高すぎる!!」
僕が大はしゃぎして彼に飛びつくと、彼は大歓喜ぶりにちょっと驚いていたけど、僕を抱き上げてクルクルと回り、抱きすくめて笑って訊く。
「それで、どうして欲しい? お前の望みなら、なんだって叶えてやる」
「僕、ずっとダークにお願いしたかったことがあったんだ!」
これまで、なかなか言い出せなかったことがあったのだけど、この際なので思い切ってお願いする。
◆
『……お前は俺にこんなことがしたかったのか……』
「うん♡ 僕は今、最っ高に幸せだよぉ、ダークぅ♡ えへ、うへへへへぇ」
獣化してヘソ天してもらった彼のお腹の上にダイブし、僕は温かいモフモフの海を思う存分堪能していたのだった。
「ふわぁ、このモッフモフたまらぁん……あはぁ、気持ちよすぎてダメになっちゃうぅ……あへぇ♡」
『……お前はなんて顔をしているんだ……だいぶダメな顔になっているぞ……』
とろんとしてよだれを垂らしそうになっている僕の顔を見て、彼がなんとも言えない眼差しを向けてくるけど、このモフモフの誘惑に僕は抗えないのだ。
猫吸いならぬ狼吸いをして、彼の匂いを思いっきり吸い込み、モフモフの毛並みを撫で回して楽しむ。
「ダークのモフモフいい匂する♡ ふんふん、くんくん、すーはーすーはー、はむはむ、あむあむ」
『あっ、こら、吸うのはやめろっ、くすぐったくてかなわん! おわぁ!? 食むな! 舐めるなぁ!! そこはダメだっ、はぅっ……はふっ、はふっ……くぅん……っ!!』
身悶えて犬みたいに鼻を鳴らしちゃった彼が、慌てて両手で鼻を押さえる仕草もまた可愛いくてたまらない。
「はぁ~ん♡ ダーク可愛い~、好き、好き、大好きぃ~、んん~♡ モフモフなダーク、最っ高に可愛い~♡」
『……こんな俺を可愛いと言うのはお前だけだぞ……』
周りの人が暗黒色を怖がるから、彼は獣化することを極力避けるのだけど、僕はこの巨大で格好良くも可愛い狼姿が大好きなのだ。
めちゃくちゃ可愛がりたい気持ちにもなるし、ちょっと意地悪して愛でたい気持ちにもなってしまう。
今日は特別な日なのだからと開き直り、メロメロデレデレな僕は彼におねだりする。
「人姿のダークも獣姿のダークも僕は大好きだよ。今日は特別な日だから、いつも見せてくれないダークの獣姿をいっぱい見せて、いっぱい触らせて。ねぇ、お願い、ダークぅ♡」
『ぐぅっ……漢に二言はない! どうにでもしろ!! …………はぅっ……はふっ、はふっ……は、くぅん……っ!!』
僕は最高に可愛いくて愛しい狼姿の彼を、思う存分堪能したのだった。
◆
「お母様はまたなんてものを紛れ込ませてるの!」
二人で大量のプレゼントボックスを開けていると、中からとんでもないものが出てきたのだ。
白いフワフワ毛並みの猫耳と尻尾がセットになった、フリフリスケスケのランジェリーである。
これはきっと、エプロン同様に母チョイスの代物だろう。
だが、何故にこんな刺激的な下着が送られてくるのかは、甚だ疑問なのだが……。
「これはまた、可愛いのが混ざっていたな。お前によく似合いそうじゃないか?」
「こんなヒラヒラでスケスケなの、破廉恥すぎるよ! 僕、絶対着ないからね!!」
「その下着はともかく、この耳くらい付けてみてもいいだろ? ほら、白猫の獣人みたいで可愛いぞ。ふふ」
僕の手元を覗き込んでいた彼が楽しげに笑い、猫耳カチューシャを手に取って僕の頭に付ける。
「白豚なのに白猫でいいの?」とか、「耳が四つになるけど変じゃない?」とか、ツッコミ所は満載なものの、彼がご機嫌なので「まぁいいか」とそのまま付けておく。
「同じ箱に菓子の包みも入っているぞ」
「あ、本当だ。これチョコレートのお菓子かな?」
飴玉よりも一回り大きいだろうか、一口サイズの真ん丸チョコレートがたくさん入った包みがでてきた。
一粒摘まんで見てみると、とても美味しそうなキラキラとした光沢を放っていて、僕は釘付けになって涎を垂らしそうになる。
「美味しそう、じゅるり……ちょっとだけ食べちゃおう。パクッ」
チョコレートを口に放り込んでカリッと齧ると、中からジュワリと蜜が溢れでてきて、濃厚で芳醇な味わいが口いっぱいに広がり、うっとりとしてしまう。
蜜がじんわりと喉を伝い身体に浸みこんでいく感覚がフワフワポカポカとして、酩酊するような心地になっていく。
「ふわぁ、美味しい……これお酒みたい。チョコレート・ボンボンだぁ♡」
「ああ、箱の奥から添え書きがでてきたな。何々――」
【愛しの子豚ちゃんへ。奇跡のお菓子をありがとう。お返しにアイス・ランド王国が総力を挙げて開発した魔法技術の集大成、ラブラブ・ミラクル・チョコレートを贈ります。子宝が欲しくなったら使ってね♡ 使い方は~】
思考がフワフワとしてしまって彼が読み上げてくれているんだけど、内容が全然頭に入ってこない。
「――これはまた、とんでもない代物が贈られてきたな……」
彼が神妙な顔で考え込んでいるけど、僕は身体が熱くなってきてソワソワとしてしまってそれどころじゃない。
どうにも彼にかまって欲しくて仕方ない気持ちになって、甘えた声でおねだりしてしまう。
「ダークぅ、一緒にチョコレート食べよ♡」
「フラ――んっ!」
開いた彼の口にチョコレートをねじ込んで、僕は自分の唇で彼の口を塞ぎ、深い口付けをする。
彼の首に腕を回して、舌先で彼の口内のチョコレートを転がし、少しづつとろけていく味を楽しむ。
「……ん、ふぅ……ちゅ、ちゅっ……ふぁ、ん……ちゅぷ、ちゅ……ん、はぁ……」
とろけたチョコレートの中から蜜酒が溢れ、二人で舌を絡め合い、舐め合って味わう。
蜜酒に酔わされて、僕はどんどん気持ちが高ぶって、彼をもっと味わいたくてたまらなくなっていく。
「はぁ、美味しい……ちゅっ、ちゅ……なんだかエッチな気分になってきちゃった……ねぇ、ダークはもっとエッチな僕の姿見たい?」
「ごくり…………見たい」
彼は生唾を呑み込んで、蜜酒のせいか熱に浮かされたような目で僕を見つめ、頷いた。
「いいよ、僕のお願いきいてくれたら……エッチな僕の姿いっぱい見せてあげる♡」
酩酊して理性が飛んでいるなと意識の片隅でぼんやりと思いつつ、それでも愛しい彼を味わいたい気持ちが抑えられず、ベッドへと誘ってしまうのだった。
◆
「ダークもこんなの好きなの? どう、似合う?」
エッチな気分になっていた僕は、正気だったら絶対に着ないだろうランジェリーを身に着け、白いフワフワの猫耳と尻尾のアクセサリーも付けて、彼の前で後ろ向きに腰を振って尻尾を揺らして見せていた。
「ああ、可愛い……早く抱きたい……」
「ダァーメ、『待て』だよ。僕に触っちゃダメ。もっとエッチな僕のこと見てて、ダークをいっぱい味あわせてくれたら、その後は好きにしていいから、ね?」
「ウ゛ウゥ、グルルゥ……」
彼は肉食獣のギラギラした目で僕を見つめ、獣っぽい唸り声を上げて歯噛みする。
絶対的強者である筈の彼に『待て』をして服従させているこの状況に征服感が刺激されて、僕はゾクゾクとした愉悦に酔い痴れてしまう。
ベッドに仰向けで寝そべる彼に乗り上げて、身体を添わせて見下ろし、耳元に口を寄せて囁きかける。
「そんなに唸らないでよ。ちゃんと気持ち良くしてあげるから……はぁむ♡」
「うぁっ、フ、フランッ?!」
フワフワな耳を食んで舌先でチロチロと舐めると、彼の身体がビクンと跳ねた。
「ちゅっ、ちゅ、ちゅぅ、ぺろ、ぺろ、れろり」
「ふっ……はっ……っ……はぁ……ぅ……」
やっぱり、人より獣の部分は敏感なのかもしれないなと思い、丁寧に舌を這わせて舐めると、彼の吐息に艶が混じっていく。
手も使って反対の耳も柔らかく撫でてくすぐり、ピクピクと震えるフワフワの耳の感触を楽しむ。
僕に翻弄されて悶えている彼の姿がたまらなく愛おしい。
「ちゃんと『待て』できて偉いね。ダーク、可愛い……ちゅっちゅっちゅっ、ん♡」
「くぅ……っ……ん」
よしよしと彼の耳や頭を撫でて、彼に口付けの雨を降らせていく。
口付けながら彼の衣服を脱がせ、褐色の肌を食んで舐め上げ、吸いついてじっくりと味わう。
「ちゅぱ、れろ、れろぉ、ちゅっ、ちゅうぅ」
「はぁ……はぁ……はっ……は、ぁ……は、くぅ」
身体に手を這わせて撫でながらチラリと見上げれば、眉根を寄せて悩ましく僕を見つめる視線と目が合い、支配感にすごくドキドキしてしまう。
徐々に下の方へと降りていき、下腹の辺りまで口付けていくと、パンパンに張り詰めた下穿きが目に留まる。
そのまま下穿きの上から弄って意地悪しようかなとも思ったのだけど、少し指を這わせて撫でただけでも苦しそうに息を吐くので、可哀想かなと思ってすぐに下穿きを脱がしてあげる。
「フゥ、フゥ……ハァッ、ア……」
ちょっと下穿きをずらしただけで、ブルンと飛び出してきた肉棒は血管が浮くほどにぼってりと膨れ上がっていて、ムワリと濃厚な雄の匂いをさせて透明な先走りを垂らしている。
それが、僕の目にはたまらなく映り――。
「はぁ、すごい美味しそう……あぁ~ん♡」
「っ!?」
――思わず、大きく口を開けてしゃぶりついてしまう。
「れる、れろぉ、ちゅうぅ、ちゅっ……んはぁ、美味しい……ちゅぷ、ちゅっ、ちゅうぅ」
「ハァッ……はぁ、くっ……はあ……ッ……グルゥ……ハァッ、ハァッ……」
彼の肉棒が大きすぎて口に入りきらないので、舌先で先端をなぶり、カリ首を唇でしごいて、両手で裏筋や陰嚢を撫でて気持ち良くしてあげる。
そうすると、甘くてとろりとした蜜がじわじわと滲んでくるから、美味しく味わっていただく。
「ハァッ、ハァッ……フラン、もう……お前の中に、出したい……ハァッ、ハッ……」
彼は躊躇いがちに手を伸ばし、僕の髪を梳き頭を撫でて、切なげに息を吐いて懇願する。
いつも彼は僕の奥に出したがるから、甘くて美味しい蜜を最後まで口で味わったことがないのだ。
「んーんっ、らぁーめ♡ 今日はダークをたっぷり味わうんだから、もっと♡」
カリやコブがいつもより張り詰めていて大きくなっている気がする。
このまま続けていたら、極上の蜜が味わえるかもと思い、より彼が感じるであろう性感帯――尻尾の根元を同時にしごいて、悶える彼を追い詰めていく。
「もっと気持ち良くなって、口の中にいっぱいちょうだい♡ ちゅっ、ちゅぱ、ちゅぷ、ちゅる、れろぉ、ちゅるぅ」
「フラッン! 尻尾はダメだっ……アッ……ハアッ、ハッ……もう、口離せ……ハ、ッ……出るっ、くうぅっ!!」
肉棒が脈動して、ビュクンビュクンと口の中に熱い蜜液が放出される。
大量に出てくる熱い蜜液を慌てて飲み込もうとするのだけど、ねっとりとした蜜が喉に絡んで、多すぎる量も相まって飲み込み切れず、口の端から白い蜜が溢れて零れ落ちていく。
「んふぅ、あむっ、ごくん、んはぁ、あふ、こく、こくん、ぷあっ!」
息苦しさについ口を離すと、放出し終わっていない肉棒から熱い蜜液が吐き出され、僕の顔や胸元にかかって白い蜜でドロドロになってしまう。
「ああ、せっかくのダークの美味しいの、零れちゃった……ぺろ、ぺろ……ぺろ、ぺろ」
もったいなくて、手の甲や顔や胸についた蜜液も掬って舐め取る。
さながら、猫が顔を洗っているような仕草かもしれないなと何となく思う。
それから、ちゃんと白い蜜液にまみれた彼の肉棒も綺麗に舐めてあげる。
「ぺろ、ぺろ、ちゅっ、ちゅぷ、ちゅうぅ、うふぅ……ダーク、美味しい♡」
「ハァッ、ハァッ……フゥ、フゥ……もう充分味わったよな、フラン?」
僕が極上の味わいに酔い痴れて恍惚としていると、唸り声を上げる彼に押し倒された。
「グルウウゥ……後は俺の好きにしていいんだろう?」
ギラギラと光る肉食獣の眼で彼に見下ろされると、支配されてめちゃくちゃに愛されたい欲求が湧いてきて、キュンキュンと身体が疼き切なくなってしまう。
「うん……ダークの好きにしてぇ♡」
両手を伸ばして彼の首に回して抱きつき、甘えた声でおねだりした。
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転生×学園ラブコメ×じわじわ迫る恋。
これは、悠真が「本当に選ぶべきもの」を見つける物語。
続編『元社畜の俺、大学生になってまたモテすぎてるけど、今度は恋人がいるので無理です』
かつてブラック企業で心を擦り減らし、過労死した元社畜の男・藤堂悠真は、
転生した高校時代を経て、無事に大学生になった――
恋人である藤崎颯斗と共に。
だが、大学という“自由すぎる”世界は、ふたりの関係を少しずつ揺らがせていく。
「付き合ってるけど、誰にも言っていない」
その選択が、予想以上のすれ違いを生んでいった。
モテ地獄の再来、空気を読み続ける日々、
そして自分で自分を苦しめていた“頑張る癖”。
甘えたくても甘えられない――
そんな悠真の隣で、颯斗はずっと静かに手を差し伸べ続ける。
過去に縛られていた悠真が、未来を見つめ直すまでの
じれ甘・再構築・すれ違いと回復のキャンパス・ラブストーリー。
今度こそ、言葉にする。
「好きだよ」って、ちゃんと。
過労死転生した公務員、魔力がないだけで辺境に追放されたので、忠犬騎士と知識チートでざまぁしながら領地経営はじめます
水凪しおん
BL
過労死した元公務員の俺が転生したのは、魔法と剣が存在する異世界の、どうしようもない貧乏貴族の三男だった。
家族からは能無しと蔑まれ、与えられたのは「ゴミ捨て場」と揶揄される荒れ果てた辺境の領地。これは、事実上の追放だ。
絶望的な状況の中、俺に付き従ったのは、無口で無骨だが、その瞳に確かな忠誠を宿す一人の護衛騎士だけだった。
「大丈夫だ。俺がいる」
彼の言葉を胸に、俺は決意する。公務員として培った知識と経験、そして持ち前のしぶとさで、この最悪な領地を最高の楽園に変えてみせると。
これは、不遇な貴族と忠実な騎士が織りなす、絶望の淵から始まる領地改革ファンタジー。そして、固い絆で結ばれた二人が、やがて王国を揺るがす運命に立ち向かう物語。
無能と罵った家族に、見て見ぬふりをした者たちに、最高の「ざまぁ」をお見舞いしてやろうじゃないか!
売れ残りオメガの従僕なる日々
灰鷹
BL
王弟騎士α(23才)× 地方貴族庶子Ω(18才)
※ 第12回BL大賞では、たくさんの応援をありがとうございました!
ユリウスが暮らすシャマラーン帝国では、平民のオメガは18才になると、宮廷で開かれる選定の儀に参加することが義務付けられている。王族の妾となるオメガを選ぶためのその儀式に参加し、誰にも選ばれずに売れ残ったユリウスは、国王陛下から「第3王弟に謀反の疑いがあるため、身辺を探るように」という密命を受け、オメガ嫌いと噂される第3王弟ラインハルトの従僕になった。
無口で無愛想な彼の優しい一面を知り、任務とは裏腹にラインハルトに惹かれていくユリウスであったが、働き始めて3カ月が過ぎたところで第3王弟殿下が辺境伯令嬢の婿養子になるという噂を聞き、従僕も解雇される。
【新版】転生悪役モブは溺愛されんでいいので死にたくない!
煮卵
BL
ゲーム会社に勤めていた俺はゲームの世界の『婚約破棄』イベントの混乱で殺されてしまうモブに転生した。
処刑の原因となる婚約破棄を避けるべく王子に友人として接近。
なんか数ヶ月おきに繰り返される「恋人や出会いのためのお祭り」をできる限り第二皇子と過ごし、
婚約破棄の原因となる主人公と出会うきっかけを徹底的に排除する。
最近では監視をつけるまでもなくいつも一緒にいたいと言い出すようになった・・・
やんごとなき血筋のハンサムな王子様を淑女たちから遠ざけ男の俺とばかり過ごすように
仕向けるのはちょっと申し訳ない気もしたが、俺の運命のためだ。仕方あるまい。
クレバーな立ち振る舞いにより、俺の死亡フラグは完全に回避された・・・
と思ったら、婚約の儀の当日、「私には思い人がいるのです」
と言いやがる!一体誰だ!?
その日の夜、俺はゲームの告白イベントがある薔薇園に呼び出されて・・・
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この作品は以前投稿した「転生悪役モブは溺愛されんで良いので死にたくない!」に
加筆修正を加えたものです。
リュシアンの転生前の設定や主人公二人の出会いのシーンを追加し、
あまり描けていなかったキャラクターのシーンを追加しています。
展開が少し変わっていますので新しい小説として投稿しています。
続編出ました
転生悪役令嬢は溺愛されんでいいので推しカプを見守りたい! https://www.alphapolis.co.jp/novel/687110240/826989668
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校正・文体の調整に生成AIを利用しています。
魔界最強に転生した社畜は、イケメン王子に奪い合われることになりました
タタミ
BL
ブラック企業に務める社畜・佐藤流嘉。
クリスマスも残業確定の非リア人生は、トラックの激突により突然終了する。
死後目覚めると、目の前で見目麗しい天使が微笑んでいた。
「ここは天国ではなく魔界です」
天使に会えたと喜んだのもつかの間、そこは天国などではなく魔法が当たり前にある世界・魔界だと知らされる。そして流嘉は、魔界に君臨する最強の支配者『至上様』に転生していたのだった。
「至上様、私に接吻を」
「あっ。ああ、接吻か……って、接吻!?なんだそれ、まさかキスですか!?」
何が起こっているのかわからないうちに、流嘉の前に現れたのは美しい4人の王子。この4王子にキスをして、結婚相手を選ばなければならないと言われて──!?
【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】
古森きり
BL
【書籍化決定しました!】
詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります!
たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました!
アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。
政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。
男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。
自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。
行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。
冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。
カクヨムに書き溜め。
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