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第一章 お嬢様の塩
第十二話 弱きを助け強きをくじく
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前日の飲み会から一夜明け、昼前ごろに俺とお嬢様は再びギルドを訪れた。
お嬢様が「ちょい依頼見てくるわ~」と掲示板に向かう。俺はカウンターで紅茶を注文し、その様子を眺める。
……が、掲示板の前で立ち止まったお嬢様の表情が曇った。
「……クラウ」
「はいなんでしょう」
「これ、ちょっと見て」
お嬢様に呼ばれて掲示板に近づくとそこには――
『日曜大工の手伝い(報酬:銅貨5枚)』
『迷い猫探し(報酬:銅貨1枚)』
『薪割り手伝ってください(報酬:銅貨3枚)』
『買い物に付き添ってほしい(報酬:銅貨2枚)』
報酬の安い依頼ばかりが残っている。依頼分から想像すると、子供やお年寄りが出しただろうか。
討伐依頼や素材集めといった、冒険者らしい依頼は跡形もない。
「これは宜しくない...カッコいい大人じゃないっしょ」
お嬢様が素の口調で呟く。
「何がでしょうか」
「だってさ、これ全部自分でできなくて困っている人たちの依頼じゃん。で、誰も受けてない。つまり冒険者のみんな、お金にならない依頼スルーしてんじゃん」
「……それは当然かと。冒険者も生活がありますから」
少し冷たくも聞こえるであろう俺の発言を聞きながら、お嬢様は改めて掲示板を見つめる。
「・・・・・」
無言のその瞳の奥に何か決意のようなものが宿っている。
……嵐の前の何とやら。残念ながらこういうときだけは、俺の予感は大抵当たる。
◇
その日の夕方。
お嬢様がギルド内で大声を上げた。
「みんなちょっと集まって~! 大事な話あるから!」
すると昨日の飲み会メンバーがぞろぞろと集まってくる。
「姐さん、どうしたんすか?」
「今晩も飲みっすか!?」
「もっと集めますか?」
冒険者たちが口々に声をかけ集まり始める。
お嬢様は受付嬢に頼み込み、ギルドの会議室を借りた。
会議室には黒板があり、お嬢様がチョークで大きく書く。
『弱きを助け強きをくじく』
……この娘、今度は何を始めるつもりだ。
俺は部屋の隅で腕を組み、静かに見守ることにした。
会議室には既に三十人近い冒険者が集まっている。ダリオもその中にいた。
「姐さん、何するんすか?」
「ちょっとさ、みんなに聞いてもらいたい話があって」
お嬢様が黒板の前に立つと慌ただしかった冒険者たちが一斉におとなしくなり、真剣な顔で聞く体勢に入る。
「あのさ、今日掲示板見たんだけど」
お嬢様が話し始める。
「お金にならない依頼、いっぱい残ってんじゃん」
「あ、ああ...まあ……」
冒険者たちがお嬢様の言わんとしていることを感じ取り、少し気まずい空気感が漂う。
「みんな生活あるし、生活考えたら当然だと思う。そこは誰も責められない」
お嬢様は
「でもさ、ちょっと考えてほしいんだけど」
お嬢様が黒板に書いた言葉を見ながら言葉を紡いでいく。
「みんな、冒険者になった理由って何?」
「……え?」
「お金? それとも強くなりたいから?」
冒険者たちが顔を見合わせる。
「俺は……困ってる人を助けたくて」
一人の若い冒険者が手を挙げる。
「俺は……ヒーローに憧れて」
「母ちゃんに楽させてやりたくて...」
「俺も……弱い奴を守りたくて」
次々と声が上がる。
お嬢様がにっこりと笑った。
「だよね! みんな超カッコいいじゃん! 冒険者カッコいいもんね」
冒険者たちが照れくさそうに笑う。
「それで、今のみんなはその時の自分に誇れる自分になってる?」
「「「「「!!??」」」」」
お嬢様の言葉に、場の空気が変わる。
「強いモンスター倒すのも大切。未踏の地の開拓、素材の回収、どれもすっごい重要。みんなが強いのは分かってる。昨日だってすごい武勇伝いっぱい聞いたし」
お嬢様が一歩前に出る。
「だからこそ、今の子供たちとか、冒険者に憧れた子供の頃の自分にとっても、もっとカッコいい冒険者になろうよ!」
「……カッコいい?」
「そう! 例えばさ、歴戦の冒険者がさりげなくお婆ちゃんの荷物持つとか、人知れず子供の願い叶えるとか、そっちの方がイケてない?」
冒険者たちがハッと息を呑む。
「お金になる依頼を大勢で取り合ってそれ以外の依頼を蔑ろにする冒険者はカッコいい? みんなならもっとカッコよくできるっしょ!」
お嬢様の瞳が輝いている。
「うちさ、思うんだよね。本当に強い人って、弱い人に優しくできる人だと思うんだ」
会議室が静まり返る。
「ドラゴン倒せるのに、迷い猫探してあげるとか。オーク百体倒せるのに、お爺ちゃんの薪割り手伝うとか。めっちゃエモくない?」
冒険者たちの目が、まるで子供がヒーローに憧れるように輝き始める。
「みんな、マジで強いじゃん。だったらその強さ、困ってる人のために少しずつでも使おうよ! 報酬とか関係なく!」
お嬢様が拳を握る。
「それが本当のヒーローだと思うんだ! みんなならなれるよ、絶対!」
しばしの沈黙。
そして――
「姐さんの言う通りっす!」
ダリオが立ち上がった。
「俺、冒険者になった理由忘れてた! 姐さん、ありがとうございます!」
「俺もっす!」
「やってやるぜ!」
「姐さん最高!」
会議室が大喝采に包まれる。
冒険者たちが次々と立ち上がり、お嬢様の言葉に応える。
「明日から変わるぜ!」
「カッコいい冒険者になってやる!」
「姐さん、俺たち頑張ります!」
熱気が部屋を満たす。
お嬢様が満面の笑みで応える。
「みんな、だからと言って自分の生活を犠牲にしようって訳ではないからね!? 大前提はみんな自身が幸せでいないと意味ないから!!」
お嬢様の気遣いが最早届かないくらい室内は熱気に包まれている。俺は部屋の隅で、その光景をただ呆然と眺めていた。
……また、お嬢様の無茶が始まった。
一体どこまで人を動かせば気が済むのだろうか、このお方は。
◇
翌朝。
俺とお嬢様が宿を出て町に向かうと――
すぐに異様な光景に気づいた。
「……何が起こっているんだこれは...」
老人の手を引く顔が傷だらけの冒険者。
屋根の上で修理をする、筋骨隆々な冒険者。
子供と手を繋ぎ、一緒に猫を探す魔法使い。
集団でゴミ拾いをする冒険者たち。
町中が……優しさで溢れている。
「おじいちゃん、荷物持つよ!」
「ありがとう、若いの」
「屋根、すぐ直すからね!」
「助かるわ、ありがとう!」
子供やお年寄りが冒険者たちに笑顔で礼を言う。それを受けゴリゴリの冒険者たちが恥ずかしそうにそっぽを向く。気持ち悪い。
そして――
「クラウ、見て見て!」
お嬢様がゴミ袋を持って走り出す。
「みんな超頑張ってるじゃん! マジでカッコいい!」
お嬢様の瞳がキラキラと輝き、冒険者たちに交じりゴミ拾いを始めている。
俺はギルドに向かい、掲示板を確認した。
昨日まで残っていた依頼が――
次々と『達成済み』に変わっている。
日曜大工の手伝い【達成済み】
迷い猫探し【達成済み】
薪割り手伝ってください【達成済み】
買い物に付き添ってほしい【達成済み】
受付嬢が驚いた顔で俺に近付いてくる。
「昨日、会議室で何があったんでしょうか...? あの……今朝から冒険者の皆さんが次々と依頼を受けてくれて……こんなこと初めてです」
「……みんな、大人になるにつれて忘れてしまった大切なことを思い出しただけですよきっと」
柄にもなく気持ち悪いことを言っているな、と思いつつ俺は静かに紅茶を淹れて窓の外を眺める。
冒険者たちが町の人々と笑顔で会話している。
子供たちが冒険者を「ヒーロー」と呼んで駆け寄っている。
お年寄りが嬉しそうに冒険者の肩を叩いている。
冒険者は照れ臭そうに頭を掻く。
そして、その中心にお嬢様がいる。
……お嬢様がこの町に訪れてまだ2日。すでにそれまでのこの町を大きく変えてしまった。
お嬢様の影響力、恐るべしである。
俺は紅茶を一口飲み、小さく溜息をついた。
この先、一体どれだけの人々がお嬢様に心を動かされるのだろうか。そして俺は、どこまでお嬢様に振り回されるのだろうか。
……それも悪くない。
お嬢様が「ちょい依頼見てくるわ~」と掲示板に向かう。俺はカウンターで紅茶を注文し、その様子を眺める。
……が、掲示板の前で立ち止まったお嬢様の表情が曇った。
「……クラウ」
「はいなんでしょう」
「これ、ちょっと見て」
お嬢様に呼ばれて掲示板に近づくとそこには――
『日曜大工の手伝い(報酬:銅貨5枚)』
『迷い猫探し(報酬:銅貨1枚)』
『薪割り手伝ってください(報酬:銅貨3枚)』
『買い物に付き添ってほしい(報酬:銅貨2枚)』
報酬の安い依頼ばかりが残っている。依頼分から想像すると、子供やお年寄りが出しただろうか。
討伐依頼や素材集めといった、冒険者らしい依頼は跡形もない。
「これは宜しくない...カッコいい大人じゃないっしょ」
お嬢様が素の口調で呟く。
「何がでしょうか」
「だってさ、これ全部自分でできなくて困っている人たちの依頼じゃん。で、誰も受けてない。つまり冒険者のみんな、お金にならない依頼スルーしてんじゃん」
「……それは当然かと。冒険者も生活がありますから」
少し冷たくも聞こえるであろう俺の発言を聞きながら、お嬢様は改めて掲示板を見つめる。
「・・・・・」
無言のその瞳の奥に何か決意のようなものが宿っている。
……嵐の前の何とやら。残念ながらこういうときだけは、俺の予感は大抵当たる。
◇
その日の夕方。
お嬢様がギルド内で大声を上げた。
「みんなちょっと集まって~! 大事な話あるから!」
すると昨日の飲み会メンバーがぞろぞろと集まってくる。
「姐さん、どうしたんすか?」
「今晩も飲みっすか!?」
「もっと集めますか?」
冒険者たちが口々に声をかけ集まり始める。
お嬢様は受付嬢に頼み込み、ギルドの会議室を借りた。
会議室には黒板があり、お嬢様がチョークで大きく書く。
『弱きを助け強きをくじく』
……この娘、今度は何を始めるつもりだ。
俺は部屋の隅で腕を組み、静かに見守ることにした。
会議室には既に三十人近い冒険者が集まっている。ダリオもその中にいた。
「姐さん、何するんすか?」
「ちょっとさ、みんなに聞いてもらいたい話があって」
お嬢様が黒板の前に立つと慌ただしかった冒険者たちが一斉におとなしくなり、真剣な顔で聞く体勢に入る。
「あのさ、今日掲示板見たんだけど」
お嬢様が話し始める。
「お金にならない依頼、いっぱい残ってんじゃん」
「あ、ああ...まあ……」
冒険者たちがお嬢様の言わんとしていることを感じ取り、少し気まずい空気感が漂う。
「みんな生活あるし、生活考えたら当然だと思う。そこは誰も責められない」
お嬢様は
「でもさ、ちょっと考えてほしいんだけど」
お嬢様が黒板に書いた言葉を見ながら言葉を紡いでいく。
「みんな、冒険者になった理由って何?」
「……え?」
「お金? それとも強くなりたいから?」
冒険者たちが顔を見合わせる。
「俺は……困ってる人を助けたくて」
一人の若い冒険者が手を挙げる。
「俺は……ヒーローに憧れて」
「母ちゃんに楽させてやりたくて...」
「俺も……弱い奴を守りたくて」
次々と声が上がる。
お嬢様がにっこりと笑った。
「だよね! みんな超カッコいいじゃん! 冒険者カッコいいもんね」
冒険者たちが照れくさそうに笑う。
「それで、今のみんなはその時の自分に誇れる自分になってる?」
「「「「「!!??」」」」」
お嬢様の言葉に、場の空気が変わる。
「強いモンスター倒すのも大切。未踏の地の開拓、素材の回収、どれもすっごい重要。みんなが強いのは分かってる。昨日だってすごい武勇伝いっぱい聞いたし」
お嬢様が一歩前に出る。
「だからこそ、今の子供たちとか、冒険者に憧れた子供の頃の自分にとっても、もっとカッコいい冒険者になろうよ!」
「……カッコいい?」
「そう! 例えばさ、歴戦の冒険者がさりげなくお婆ちゃんの荷物持つとか、人知れず子供の願い叶えるとか、そっちの方がイケてない?」
冒険者たちがハッと息を呑む。
「お金になる依頼を大勢で取り合ってそれ以外の依頼を蔑ろにする冒険者はカッコいい? みんなならもっとカッコよくできるっしょ!」
お嬢様の瞳が輝いている。
「うちさ、思うんだよね。本当に強い人って、弱い人に優しくできる人だと思うんだ」
会議室が静まり返る。
「ドラゴン倒せるのに、迷い猫探してあげるとか。オーク百体倒せるのに、お爺ちゃんの薪割り手伝うとか。めっちゃエモくない?」
冒険者たちの目が、まるで子供がヒーローに憧れるように輝き始める。
「みんな、マジで強いじゃん。だったらその強さ、困ってる人のために少しずつでも使おうよ! 報酬とか関係なく!」
お嬢様が拳を握る。
「それが本当のヒーローだと思うんだ! みんなならなれるよ、絶対!」
しばしの沈黙。
そして――
「姐さんの言う通りっす!」
ダリオが立ち上がった。
「俺、冒険者になった理由忘れてた! 姐さん、ありがとうございます!」
「俺もっす!」
「やってやるぜ!」
「姐さん最高!」
会議室が大喝采に包まれる。
冒険者たちが次々と立ち上がり、お嬢様の言葉に応える。
「明日から変わるぜ!」
「カッコいい冒険者になってやる!」
「姐さん、俺たち頑張ります!」
熱気が部屋を満たす。
お嬢様が満面の笑みで応える。
「みんな、だからと言って自分の生活を犠牲にしようって訳ではないからね!? 大前提はみんな自身が幸せでいないと意味ないから!!」
お嬢様の気遣いが最早届かないくらい室内は熱気に包まれている。俺は部屋の隅で、その光景をただ呆然と眺めていた。
……また、お嬢様の無茶が始まった。
一体どこまで人を動かせば気が済むのだろうか、このお方は。
◇
翌朝。
俺とお嬢様が宿を出て町に向かうと――
すぐに異様な光景に気づいた。
「……何が起こっているんだこれは...」
老人の手を引く顔が傷だらけの冒険者。
屋根の上で修理をする、筋骨隆々な冒険者。
子供と手を繋ぎ、一緒に猫を探す魔法使い。
集団でゴミ拾いをする冒険者たち。
町中が……優しさで溢れている。
「おじいちゃん、荷物持つよ!」
「ありがとう、若いの」
「屋根、すぐ直すからね!」
「助かるわ、ありがとう!」
子供やお年寄りが冒険者たちに笑顔で礼を言う。それを受けゴリゴリの冒険者たちが恥ずかしそうにそっぽを向く。気持ち悪い。
そして――
「クラウ、見て見て!」
お嬢様がゴミ袋を持って走り出す。
「みんな超頑張ってるじゃん! マジでカッコいい!」
お嬢様の瞳がキラキラと輝き、冒険者たちに交じりゴミ拾いを始めている。
俺はギルドに向かい、掲示板を確認した。
昨日まで残っていた依頼が――
次々と『達成済み』に変わっている。
日曜大工の手伝い【達成済み】
迷い猫探し【達成済み】
薪割り手伝ってください【達成済み】
買い物に付き添ってほしい【達成済み】
受付嬢が驚いた顔で俺に近付いてくる。
「昨日、会議室で何があったんでしょうか...? あの……今朝から冒険者の皆さんが次々と依頼を受けてくれて……こんなこと初めてです」
「……みんな、大人になるにつれて忘れてしまった大切なことを思い出しただけですよきっと」
柄にもなく気持ち悪いことを言っているな、と思いつつ俺は静かに紅茶を淹れて窓の外を眺める。
冒険者たちが町の人々と笑顔で会話している。
子供たちが冒険者を「ヒーロー」と呼んで駆け寄っている。
お年寄りが嬉しそうに冒険者の肩を叩いている。
冒険者は照れ臭そうに頭を掻く。
そして、その中心にお嬢様がいる。
……お嬢様がこの町に訪れてまだ2日。すでにそれまでのこの町を大きく変えてしまった。
お嬢様の影響力、恐るべしである。
俺は紅茶を一口飲み、小さく溜息をついた。
この先、一体どれだけの人々がお嬢様に心を動かされるのだろうか。そして俺は、どこまでお嬢様に振り回されるのだろうか。
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