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眠れない夜
4 ※
「や···だ·····んっう·····」
拒絶と淫らな吐息の入り混じった声が莉人の口から洩れる。
アシュレイに手を重ねられた状態で自分の半身に指を絡め、快楽を求めるように動かされる様は卑猥で、莉人の羞恥心を煽った。こんなのは嫌だ···と思いながらも淫らな姿に欲情がそそられるのも否めず、手を動かし続ける。
「はぁ····ぁ·····やっ·····んんっ」
絶頂を迎えそうになるのに吐き出す事が出来ず、莉人はその度に脚を引き攣らせ、シーツの上で躰を撓らせた。
「······あぁ·····はっ··あ······」
先ほどシャワーで鎮めた筈の躰の奥に眠る熱が目覚め、もどかしく腰が揺れる。
前だけでは物足りない
中に欲しい ───
と彼の愛撫を思い出しながら躰を慰めるのは···
───── もう充分だ
莉人は空いていた片方の手でアシュレイの手に触れ動きを制すると、自身に触れていた手をスルリとアシュレイの手から抜け出させる。そして、彼の首の後ろに手を回し、引き寄せ口づけた。
深く舌を忍ばせ、淫らな音を立てながら何度も口づけを繰り返す。
「リヒト·····」
唇を離し、アシュレイは愛おしく名を口にした。
上気した莉人の顔は妖艶さが漂い、濡れた唇が誘うように開かれる。
「これ以上·····焦らすな·····」
指で後ろを解した後、アシュレイは熱い昂ぶりを押し当て莉人の中へと埋めていった。少し急いていた所為で解し方が甘く、入口はきつくアシュレイを締めつけてくる。
奥まで飲み込ませると、アシュレイは荒々しく呼吸をしている莉人の頬を優しく撫でた。
「リヒト···大丈夫か?」
荒々しく息を吐き、小さく頷く。
「いいから····」
もっとお前を感じさせろと、濡れた瞳で訴える。
アシュレイは緩やかに腰を動かした。
「は、あっ·····ぁ·····」
甘い喘ぎ声が吐息に混ざり、せがむように腰を揺らし始めると、アシュレイは会えなかった分を埋めるかのように激しく責め立てた。
「ああっ····ゃ·····あっ····んぅ·····」
待ち焦がれた刺激に莉人は、喉を仰け反らせて乱れる。しどけなくシーツの上で黒髪が揺れる姿にアシュレイはゾクリと欲情が駆け抜けるのを感じた。
「リヒト····」
───── 愛してる
耳元で囁やき、更に深く腰を突き入れ、欲情を掻き乱す。
「や····ぁああっ····」
悶え揺らぐ腰を押さえ、アシュレイは莉人の中に愛液を注ぎ混んだ。流れ込んでくる生暖かいものを感じながら、莉人はアシュレイに向かって手を伸ばし抱き締める。
──── 眠れない夜は
もう 終わりに ────
❇ ❇ ❇ ❇ ❇ ❇ ❇ ❇ ❇ ❇ ❇
「······昨日、遅く帰ってきた貴方が普通に執務室に顔を出してリヒトが来れないってどうことでしょうね」
グレースは極上の笑みを浮かべアシュレイに問いかけた。だが、その笑みの奥には怒りのオーラが見える。
「なぜだろうな···」
視線を合わせず答えるアシュレイの前に書類の山をドサッと置き、
「今日、リヒトにお願いする筈の書類です。ただでさえ第一部隊は人手不足で書類が滞ってるんですよ?責任取ってもらいますからね。コレが終わるまで帰れるとは思わないで下さい」
「っ·····」
昨日のは不可抗力だと言い返したい言葉を飲み込み、グレースの圧力に負けたアシュレイは書類に手を伸ばす。
書類の山を見ると深く息を吐き、もう少し自重しよう···と思うアシュレイだった。
拒絶と淫らな吐息の入り混じった声が莉人の口から洩れる。
アシュレイに手を重ねられた状態で自分の半身に指を絡め、快楽を求めるように動かされる様は卑猥で、莉人の羞恥心を煽った。こんなのは嫌だ···と思いながらも淫らな姿に欲情がそそられるのも否めず、手を動かし続ける。
「はぁ····ぁ·····やっ·····んんっ」
絶頂を迎えそうになるのに吐き出す事が出来ず、莉人はその度に脚を引き攣らせ、シーツの上で躰を撓らせた。
「······あぁ·····はっ··あ······」
先ほどシャワーで鎮めた筈の躰の奥に眠る熱が目覚め、もどかしく腰が揺れる。
前だけでは物足りない
中に欲しい ───
と彼の愛撫を思い出しながら躰を慰めるのは···
───── もう充分だ
莉人は空いていた片方の手でアシュレイの手に触れ動きを制すると、自身に触れていた手をスルリとアシュレイの手から抜け出させる。そして、彼の首の後ろに手を回し、引き寄せ口づけた。
深く舌を忍ばせ、淫らな音を立てながら何度も口づけを繰り返す。
「リヒト·····」
唇を離し、アシュレイは愛おしく名を口にした。
上気した莉人の顔は妖艶さが漂い、濡れた唇が誘うように開かれる。
「これ以上·····焦らすな·····」
指で後ろを解した後、アシュレイは熱い昂ぶりを押し当て莉人の中へと埋めていった。少し急いていた所為で解し方が甘く、入口はきつくアシュレイを締めつけてくる。
奥まで飲み込ませると、アシュレイは荒々しく呼吸をしている莉人の頬を優しく撫でた。
「リヒト···大丈夫か?」
荒々しく息を吐き、小さく頷く。
「いいから····」
もっとお前を感じさせろと、濡れた瞳で訴える。
アシュレイは緩やかに腰を動かした。
「は、あっ·····ぁ·····」
甘い喘ぎ声が吐息に混ざり、せがむように腰を揺らし始めると、アシュレイは会えなかった分を埋めるかのように激しく責め立てた。
「ああっ····ゃ·····あっ····んぅ·····」
待ち焦がれた刺激に莉人は、喉を仰け反らせて乱れる。しどけなくシーツの上で黒髪が揺れる姿にアシュレイはゾクリと欲情が駆け抜けるのを感じた。
「リヒト····」
───── 愛してる
耳元で囁やき、更に深く腰を突き入れ、欲情を掻き乱す。
「や····ぁああっ····」
悶え揺らぐ腰を押さえ、アシュレイは莉人の中に愛液を注ぎ混んだ。流れ込んでくる生暖かいものを感じながら、莉人はアシュレイに向かって手を伸ばし抱き締める。
──── 眠れない夜は
もう 終わりに ────
❇ ❇ ❇ ❇ ❇ ❇ ❇ ❇ ❇ ❇ ❇
「······昨日、遅く帰ってきた貴方が普通に執務室に顔を出してリヒトが来れないってどうことでしょうね」
グレースは極上の笑みを浮かべアシュレイに問いかけた。だが、その笑みの奥には怒りのオーラが見える。
「なぜだろうな···」
視線を合わせず答えるアシュレイの前に書類の山をドサッと置き、
「今日、リヒトにお願いする筈の書類です。ただでさえ第一部隊は人手不足で書類が滞ってるんですよ?責任取ってもらいますからね。コレが終わるまで帰れるとは思わないで下さい」
「っ·····」
昨日のは不可抗力だと言い返したい言葉を飲み込み、グレースの圧力に負けたアシュレイは書類に手を伸ばす。
書類の山を見ると深く息を吐き、もう少し自重しよう···と思うアシュレイだった。
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