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泥棒
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「やっぱり山はいいなぁ」
巫女の娘の、楓は山に山菜を採りに
出かけていた。
楓の母、椿が妖怪に殺されてから100年…
当時15歳だった楓の姿は未だに
変わってない…
その理由は椿を殺された時に楓の
足元に転がってきたモノのせいだろう、
と皆が口を揃えて言った。
そんな、昔の事を考えながら山菜を
採っていた。
しかし、その瞬間、母の片身が
盗られた!
後ろを振り向くと、そこには妖怪、
百済がいた…
「返せ!」
「嫌だ」
百済は低い声で言った。
「この笛は力を簡単につける事ができる
からな」
百済はニヤリと笑い、そのままどこかへ
消えてしまった…
こうなったら、巫女の力と陰陽師の力を
使うことは出来ない…
「クッソー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
楓は取り返す術のなさに両の目から
涙がこぼれた…
巫女の娘の、楓は山に山菜を採りに
出かけていた。
楓の母、椿が妖怪に殺されてから100年…
当時15歳だった楓の姿は未だに
変わってない…
その理由は椿を殺された時に楓の
足元に転がってきたモノのせいだろう、
と皆が口を揃えて言った。
そんな、昔の事を考えながら山菜を
採っていた。
しかし、その瞬間、母の片身が
盗られた!
後ろを振り向くと、そこには妖怪、
百済がいた…
「返せ!」
「嫌だ」
百済は低い声で言った。
「この笛は力を簡単につける事ができる
からな」
百済はニヤリと笑い、そのままどこかへ
消えてしまった…
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