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【第一章】猫耳娘・菜苺の冒険開幕
副長官職
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まさかだった。副長官職を解かれていないのは本人にとっては不覚だったからだ。
「まさか副長官職を解いていないなんて・・・」
すると神田長官は苦笑いをする。
「まあ、君のような優秀な子が簡単に辞められたら困るし捕まえてからまた就任させようとしたわけだよ。私もいちいち人材を育てるのはめんどくさいと感じていたからね。」
「でも私は何があっても絶対復帰なんかしないわよ!!あなた達のお陰で私は不名誉な肩書きも出来たし、何よりも純粋に生きたかった私の人生をも狂わされたわ!!」
「それは君がしっかりしていれば不名誉なことにはならなかったんだよ・・・」
「あなたには分からないようね!!私の長年の傷が・・・!!」
「君の長年の傷など知ったことない。我々【諜報機関『サレントリース』】は反社会的なやり方が主流だからな・・・!!」
「・・・その考えが嫌だから私はサレントリースを辞めたはずなのにどうして副長官職を解いていないの!?」
「もうひとつ理由がある。」
「?」
「それは15歳で副長官職に任じられるほどの実力があるということと君の能力に私は目をつけていてね・・・」
「私の能力?」
菜苺の能力を狙う神田の真意とは?また菜苺の能力とは一体何なのか!?
「私は年齢で言えば君が副長官職についた頃からサレントリースに所属して諜報活動を続けてきた。それでもなかなか認められない日々が続いたんだ。」
「・・・!!」
「私は40の頃から『サレントリース』の副長官職となり、長官になるまでの間、多数の出来事を乗り越えて経験を積んできた。」
「じゃあ長いこと副長官職を・・・」
「そう、そして60を前にして長官に就任した時に君の力に目をつけた部下がすぐに私に相談してきたので君の潜在能力を見るために能力を使わすテストをしたんだ。」
「そ、そのために!?」
「ああ、だから君も私が判断して要職になってもらったわけだ。つまり素晴らしい経験を積ませてもらったことに感謝してもらわなければならないはずだが。」
自分は正当だと言わんばかりの神田に菜苺はついに激怒したのだ。その怒りを見た神田は再び指をパチンと鳴らしたのである。
「あなたは!!そうしてすべてを正当化する!!そんなあなたが大き・・・」
急に菜苺の姿が再び消えてまたガラス柱の一部の布団と布団の間のもがもがと動いたのである。
「せっかく復帰してほしかったが復帰すると決意するまではもうそのまま窒息したまえ・・・」
神田は何かに呆れたかのような不気味な笑みを見せていた。
「まさか副長官職を解いていないなんて・・・」
すると神田長官は苦笑いをする。
「まあ、君のような優秀な子が簡単に辞められたら困るし捕まえてからまた就任させようとしたわけだよ。私もいちいち人材を育てるのはめんどくさいと感じていたからね。」
「でも私は何があっても絶対復帰なんかしないわよ!!あなた達のお陰で私は不名誉な肩書きも出来たし、何よりも純粋に生きたかった私の人生をも狂わされたわ!!」
「それは君がしっかりしていれば不名誉なことにはならなかったんだよ・・・」
「あなたには分からないようね!!私の長年の傷が・・・!!」
「君の長年の傷など知ったことない。我々【諜報機関『サレントリース』】は反社会的なやり方が主流だからな・・・!!」
「・・・その考えが嫌だから私はサレントリースを辞めたはずなのにどうして副長官職を解いていないの!?」
「もうひとつ理由がある。」
「?」
「それは15歳で副長官職に任じられるほどの実力があるということと君の能力に私は目をつけていてね・・・」
「私の能力?」
菜苺の能力を狙う神田の真意とは?また菜苺の能力とは一体何なのか!?
「私は年齢で言えば君が副長官職についた頃からサレントリースに所属して諜報活動を続けてきた。それでもなかなか認められない日々が続いたんだ。」
「・・・!!」
「私は40の頃から『サレントリース』の副長官職となり、長官になるまでの間、多数の出来事を乗り越えて経験を積んできた。」
「じゃあ長いこと副長官職を・・・」
「そう、そして60を前にして長官に就任した時に君の力に目をつけた部下がすぐに私に相談してきたので君の潜在能力を見るために能力を使わすテストをしたんだ。」
「そ、そのために!?」
「ああ、だから君も私が判断して要職になってもらったわけだ。つまり素晴らしい経験を積ませてもらったことに感謝してもらわなければならないはずだが。」
自分は正当だと言わんばかりの神田に菜苺はついに激怒したのだ。その怒りを見た神田は再び指をパチンと鳴らしたのである。
「あなたは!!そうしてすべてを正当化する!!そんなあなたが大き・・・」
急に菜苺の姿が再び消えてまたガラス柱の一部の布団と布団の間のもがもがと動いたのである。
「せっかく復帰してほしかったが復帰すると決意するまではもうそのまま窒息したまえ・・・」
神田は何かに呆れたかのような不気味な笑みを見せていた。
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