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【第一章】猫耳娘・菜苺の冒険開幕
長官クイズ
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ガラスの柱の中に積まれた大量の布団の山の一部がもごもご動くのを見て男性は不気味な笑みを浮かべてにやりと呟く。
「(君は相変わらずおてんばな娘だなあ。でもあの事を言えば君は正常ではいられなくなるかもしれないよ?)」
男性の言葉から菜苺の知り合いであることは明白だ。しかし一体どのような繋がりなのか?
「まあ、このまま放置していても窒息するだけだ。助けてやろう。」
男性は柱の方を向いて指を鳴らすと菜苺は柱の外にうつ伏せで苦しそうな表情をしながら出られた。
「・・・誰か助けてくれたの?死ぬかと思った・・・ってあなたは!?」
菜苺は男性の顔を見るや再び恐怖に満ちた表情でいた。
「私を覚えているかな?」
「あ、あなたは!?」
「ではここでクーイズです!!」
「え!?」
突然男性は威圧感を見せる強い表情からコミカルな笑顔になったので菜苺は目を点にしていた。そして出題。
「私の名前は何でしょうか?」
「え!?簡単・・・」
どうやらこの言葉から菜苺も彼を知っているようだ。
「A・・・繁田城国!」
「それ、私の高祖父・・・」
「B・・・梅村章!」
「それ惨殺事件を起こした秋田県警の方・・・」
「C・・・神田真琴長官!!」
「・・・う~ん。」
「D・・・市川雄太!」
「市川雄一郎先生の本名出したら怒られるよ~!!確かに雄太と公表してるけどね。」
「Dの突っ込みがやたら長いじゃないか!!さあ正解は!?」
「Dの市川雄太さん!!」
「ぶっぶー!!次!!」
「Bの梅村章さん!!」
「ぶっぶー!!次!!」
「Aの高祖父の繁田城国さん!!」
「ぶっぶー!!次!!」
「Cの神田真琴さん!!」
「正解!!正解した君には・・・!?」
「な、何ですか?」
「私からのハグだぁ!!」
なんとクイズに正解した途端に菜苺に抱きついてきた男性・・・すると・・・
「8年ぶりだな!!武佐古君!!」
「やめてください神田長官!!」
「やめないよ!!だって今日まで君の副長官職を解かなかったんだから!!」
「え、8年間も!?」
衝撃の事実である。彼は菜苺のいた組織の当時かつ現在の長官である神田真琴といい、副長官だった菜苺の職を8年間もずっと菜苺不在にも関わらず解かなかったからだ。
「(君は相変わらずおてんばな娘だなあ。でもあの事を言えば君は正常ではいられなくなるかもしれないよ?)」
男性の言葉から菜苺の知り合いであることは明白だ。しかし一体どのような繋がりなのか?
「まあ、このまま放置していても窒息するだけだ。助けてやろう。」
男性は柱の方を向いて指を鳴らすと菜苺は柱の外にうつ伏せで苦しそうな表情をしながら出られた。
「・・・誰か助けてくれたの?死ぬかと思った・・・ってあなたは!?」
菜苺は男性の顔を見るや再び恐怖に満ちた表情でいた。
「私を覚えているかな?」
「あ、あなたは!?」
「ではここでクーイズです!!」
「え!?」
突然男性は威圧感を見せる強い表情からコミカルな笑顔になったので菜苺は目を点にしていた。そして出題。
「私の名前は何でしょうか?」
「え!?簡単・・・」
どうやらこの言葉から菜苺も彼を知っているようだ。
「A・・・繁田城国!」
「それ、私の高祖父・・・」
「B・・・梅村章!」
「それ惨殺事件を起こした秋田県警の方・・・」
「C・・・神田真琴長官!!」
「・・・う~ん。」
「D・・・市川雄太!」
「市川雄一郎先生の本名出したら怒られるよ~!!確かに雄太と公表してるけどね。」
「Dの突っ込みがやたら長いじゃないか!!さあ正解は!?」
「Dの市川雄太さん!!」
「ぶっぶー!!次!!」
「Bの梅村章さん!!」
「ぶっぶー!!次!!」
「Aの高祖父の繁田城国さん!!」
「ぶっぶー!!次!!」
「Cの神田真琴さん!!」
「正解!!正解した君には・・・!?」
「な、何ですか?」
「私からのハグだぁ!!」
なんとクイズに正解した途端に菜苺に抱きついてきた男性・・・すると・・・
「8年ぶりだな!!武佐古君!!」
「やめてください神田長官!!」
「やめないよ!!だって今日まで君の副長官職を解かなかったんだから!!」
「え、8年間も!?」
衝撃の事実である。彼は菜苺のいた組織の当時かつ現在の長官である神田真琴といい、副長官だった菜苺の職を8年間もずっと菜苺不在にも関わらず解かなかったからだ。
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