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【第一章】猫耳娘・菜苺の冒険開幕
最悪の実験台
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ー菜苺のいる場所ー
菜苺は布団にはさまれて出られない状態が続いていた。彼女が挟まれたあたりの布団はもがもが動いているが動きが弱まっているため体力の限界の可能性がある。するとその部屋に謎の若い男性がはいってきたのだ。
「何や、あの布団は?はぁ~、あのおっさんまた何かしでかしたな。」
そうぼやくと男性は右腕を菜苺のいる柱の方に向けて伸ばすと透明の巨大な腕が彼の拳の先から現れてそれを柱の中に入れると貫通し、布団の中から少し弱り果てていた菜苺を取り出したのだ。
「・・・あなたは?」
「僕?僕はここのエージェントリーダーだよ。また長官がこんなことをしているなんて。」
「助けてくれたの?」
「君、弱ってるね。ちょっとこれはきついと思う。よく耐えたね!!」
「ありがとう・・・ございます・・・!!」
「声が弱々しいぞ・・・って大丈夫か!?」
菜苺のまぶたは閉ざされて暗くなり、まぶたが開いたときにはベッドの上にいてシュリケとヘンプーに先程の男性がいた。
「大丈夫?菜苺!!」
「菜苺ちゃん!!良かったよ!!無事だったんだね!!横にいる彼から話は聞いたよ。よく頑張ったね!!」
ヘンプーの言葉を聞いた男性は軽く頷いた。そして菜苺は身体を起こすと涙を浮かべてシュリケとヘンプーに謝罪する。
「シュリケ君、ヘンプー様、迷惑かけてごめんなさい。」
「大丈夫、迷惑なんかかけてないよ菜苺!!」
「そうだよ。菜苺ちゃんが無事で誰に迷惑をかけるの?大丈夫だよ、心配性だな菜苺ちゃんは(笑)。」
ヘンプーもシュリケも笑顔で菜苺を見つめていた。菜苺も涙を流しながらではあるが笑顔を見せた。すると男性と菜苺は軽く話し合いをする。
「菜苺と言ったな?」
「は、はい。」
「君をひどい目に逢わせたのは神田長官だな?」
「はい・・・!!」
「あの神田という長官に君は関わるべきではない。彼は君を【最悪の実験台】にしようと企んでいるぞ。」
「!?」
「最悪の・・・」
「実験台!?」
菜苺は驚き、シュリケとヘンプーは【最悪の実験台】という言葉に強く反応したのだ。そしてシュリケは男性に質問をする。
「最悪の実験台とは?」
「かなりヤバイやつだ。」
それを聞いた3人は言葉を失い黙り込む。
菜苺は布団にはさまれて出られない状態が続いていた。彼女が挟まれたあたりの布団はもがもが動いているが動きが弱まっているため体力の限界の可能性がある。するとその部屋に謎の若い男性がはいってきたのだ。
「何や、あの布団は?はぁ~、あのおっさんまた何かしでかしたな。」
そうぼやくと男性は右腕を菜苺のいる柱の方に向けて伸ばすと透明の巨大な腕が彼の拳の先から現れてそれを柱の中に入れると貫通し、布団の中から少し弱り果てていた菜苺を取り出したのだ。
「・・・あなたは?」
「僕?僕はここのエージェントリーダーだよ。また長官がこんなことをしているなんて。」
「助けてくれたの?」
「君、弱ってるね。ちょっとこれはきついと思う。よく耐えたね!!」
「ありがとう・・・ございます・・・!!」
「声が弱々しいぞ・・・って大丈夫か!?」
菜苺のまぶたは閉ざされて暗くなり、まぶたが開いたときにはベッドの上にいてシュリケとヘンプーに先程の男性がいた。
「大丈夫?菜苺!!」
「菜苺ちゃん!!良かったよ!!無事だったんだね!!横にいる彼から話は聞いたよ。よく頑張ったね!!」
ヘンプーの言葉を聞いた男性は軽く頷いた。そして菜苺は身体を起こすと涙を浮かべてシュリケとヘンプーに謝罪する。
「シュリケ君、ヘンプー様、迷惑かけてごめんなさい。」
「大丈夫、迷惑なんかかけてないよ菜苺!!」
「そうだよ。菜苺ちゃんが無事で誰に迷惑をかけるの?大丈夫だよ、心配性だな菜苺ちゃんは(笑)。」
ヘンプーもシュリケも笑顔で菜苺を見つめていた。菜苺も涙を流しながらではあるが笑顔を見せた。すると男性と菜苺は軽く話し合いをする。
「菜苺と言ったな?」
「は、はい。」
「君をひどい目に逢わせたのは神田長官だな?」
「はい・・・!!」
「あの神田という長官に君は関わるべきではない。彼は君を【最悪の実験台】にしようと企んでいるぞ。」
「!?」
「最悪の・・・」
「実験台!?」
菜苺は驚き、シュリケとヘンプーは【最悪の実験台】という言葉に強く反応したのだ。そしてシュリケは男性に質問をする。
「最悪の実験台とは?」
「かなりヤバイやつだ。」
それを聞いた3人は言葉を失い黙り込む。
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