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【第一章】猫耳娘・菜苺の冒険開幕
猫耳菜苺の冒険はじまる
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ーある森の中にてー
小さな恐竜らしきモンスター(とは言っても大きさは人間の2倍近くはある)4体が森の中で短髪の猫耳のカチューシャらしきものと猫の尻尾を着けて共に虎柄で先端に爪らしきものがある長い手袋と長いブーツを装着していた女性を追いかけていた。
「あーん!またこんな目に遭うの~!!もうイヤ~!!」
殺気が満ちた眼をするモンスター達に追いかけられていた女性は泣きながら逃げるしかなかったのである。
ー5時間前・2018年4月8日午後16時ー
人気はあるが静かな大阪府羽曳野市の近鉄南大阪線の古市駅前。その女性は駅前の喫茶店でアルバイト店員として勤務していたのであった。
「(さて、頑張ってお金を貯めて念願の海外旅行へ行くよ!)」
彼女はどうやらお金を貯金して海外へ行く夢を持っていたのだ。そのためバイトも真剣に取り組んでいたのである。
ー彼女の名前は【繁田菜苺】で22歳の現役女子大生ー
彼女は大学(女子校ではない)では人気者でスポーツ万能・成績優秀の文武両道であり、性格も優しい子である。そんな彼女の夢は『作家』である。色々な場所を旅して取材するのが夢であり、海外旅行はそのための行動の一つだ。
ー同日夕方ー
菜苺は夕方にバイトを終えると古市駅から徒歩5分の自宅へと帰宅する途中に車の通りが少ない細い道のマンホールが光っているのを見つけたのである。
「何あれ!?マンホールが光っているわ!!」
興味を持った菜苺はマンホールに近付くとマンホールからさらに光が放たれたのである。菜苺は更に恐る恐る近付いて見ると突然マンホールの蓋が開いて穴の中に吸い寄せられて落ちたのだ。
「キャアーーーーッ!!」
深い穴に転落して水の中にダイビングした菜苺は沈んで少しして浮上するとえずいていた。
「ゲホッ!ゲホッ!なんでこうなるのよ~!!」
菜苺は水から出て下水道の通路に上がるとびしょびしょの服を触って不快そうな表情をしていたのだ。
「もう~!!最悪~!!身体全体がびしょびしょや~!!」
嫌な気分ではあるが菜苺はとりあえず地下から脱出するための場所を探し通路を進んで行くと地下道内にあるまじきお城のような門(扉)を見つけたのである。
「あれ、何これ?」
門を見て菜苺は開けようとすると硬くて開かない・・・と思いきや簡単に開いたのだ。
「簡単に開いたわ・・・」
そしてその門を完全に開けると先にはジャングルが広がっていた。そして門をくぐると段ボールの箱を発見したのである。箱に貼り紙があり、そこには『装着するように』と書かれていたのである。そして菜苺は後ろを振り向くと何と門が無くなってしまったのだ。
「うわーっ!!門が無くなってる!?どうしようかしら・・・興味本意でくぐってしまったから・・・!!」
これで帰る方法を失った菜苺は焦りの表情を見せるが再び箱を見つめると気持ちが落ち着いた。
「ちょっと・・・この箱を開けてみようかな?」
すると興味津々で箱を開けた菜苺だったが箱の中には猫耳のカチューシャのようなやつと尻尾のようなやつと先が爪のようになっている長い虎柄の手袋とブーツが入っていた。
「これを・・・つけるのかな?」
とりあえず菜苺はこれらを装着すると別の意味で猫娘のようになったのであった。
「にゃお~!!」
誰もいないけど愛想を振りまく菜苺だが気がつけば夜になり、誰もいないジャングルの中で恐怖のあまり身体を震えさせていたのであった。
「こわいよ~!!帰りたいよ~!!またこんな知らない世界にいるのは嫌だよぉ~!!」
恐怖心でなかなか動けない菜苺であったが仕方なく歩くと人間より2倍大きいが小さな恐竜のようなモンスターが4体いたのだ。
「わあ!本物の恐竜かな!?可愛いなあ!」
すると菜苺の声に気付いた恐竜達が彼女を猛スピードで追いかけてきたのだ!
「キャアーーーーッ!!来ないでーーーっ!!あ~ん!!またこんな目に遭うの~!!もういや~!!」
目を充血させて追いかけてくる恐竜達から全力疾走で逃げる菜苺。
「(あれ、猫耳やブーツを着けたら脚が速くなってる!?けど・・・)だれかー!!助けに来てー!!」
猫耳等を装着した途端に身体が軽くなったのか身体能力がアップした菜苺だがさすがに戦う能力まではアップしていないようだ。しかし菜苺が大声を上げた瞬間、ある大人しい火山が大噴火したのであった。
「え!?」
なぜか菜苺の声に反応したかのように噴火した山・・・一体これはどうなっているのか?すると噴火に驚いた恐竜達は退散したのだ。
「(まさか・・・これ?)」
菜苺は驚くと急に眠気がしたのでその場で眠ってしまった菜苺だった。
ー4時間後ー
菜苺は目を覚ますといつの間にか先程退散させたはずの4体のモンスターに囲まれていた。完全に絶体絶命だ。
「ど、どうしよう!?助けて~!!」
菜苺は窮地に立たされていた。するとジャングルの出口らしきトンネルが見えたのだ。
「(あそこへ逃げよう!)」
菜苺はトンネルに向けて走り出したのである。脚が速くなったためモンスター達の間をすり抜けることに成功した。
小さな恐竜らしきモンスター(とは言っても大きさは人間の2倍近くはある)4体が森の中で短髪の猫耳のカチューシャらしきものと猫の尻尾を着けて共に虎柄で先端に爪らしきものがある長い手袋と長いブーツを装着していた女性を追いかけていた。
「あーん!またこんな目に遭うの~!!もうイヤ~!!」
殺気が満ちた眼をするモンスター達に追いかけられていた女性は泣きながら逃げるしかなかったのである。
ー5時間前・2018年4月8日午後16時ー
人気はあるが静かな大阪府羽曳野市の近鉄南大阪線の古市駅前。その女性は駅前の喫茶店でアルバイト店員として勤務していたのであった。
「(さて、頑張ってお金を貯めて念願の海外旅行へ行くよ!)」
彼女はどうやらお金を貯金して海外へ行く夢を持っていたのだ。そのためバイトも真剣に取り組んでいたのである。
ー彼女の名前は【繁田菜苺】で22歳の現役女子大生ー
彼女は大学(女子校ではない)では人気者でスポーツ万能・成績優秀の文武両道であり、性格も優しい子である。そんな彼女の夢は『作家』である。色々な場所を旅して取材するのが夢であり、海外旅行はそのための行動の一つだ。
ー同日夕方ー
菜苺は夕方にバイトを終えると古市駅から徒歩5分の自宅へと帰宅する途中に車の通りが少ない細い道のマンホールが光っているのを見つけたのである。
「何あれ!?マンホールが光っているわ!!」
興味を持った菜苺はマンホールに近付くとマンホールからさらに光が放たれたのである。菜苺は更に恐る恐る近付いて見ると突然マンホールの蓋が開いて穴の中に吸い寄せられて落ちたのだ。
「キャアーーーーッ!!」
深い穴に転落して水の中にダイビングした菜苺は沈んで少しして浮上するとえずいていた。
「ゲホッ!ゲホッ!なんでこうなるのよ~!!」
菜苺は水から出て下水道の通路に上がるとびしょびしょの服を触って不快そうな表情をしていたのだ。
「もう~!!最悪~!!身体全体がびしょびしょや~!!」
嫌な気分ではあるが菜苺はとりあえず地下から脱出するための場所を探し通路を進んで行くと地下道内にあるまじきお城のような門(扉)を見つけたのである。
「あれ、何これ?」
門を見て菜苺は開けようとすると硬くて開かない・・・と思いきや簡単に開いたのだ。
「簡単に開いたわ・・・」
そしてその門を完全に開けると先にはジャングルが広がっていた。そして門をくぐると段ボールの箱を発見したのである。箱に貼り紙があり、そこには『装着するように』と書かれていたのである。そして菜苺は後ろを振り向くと何と門が無くなってしまったのだ。
「うわーっ!!門が無くなってる!?どうしようかしら・・・興味本意でくぐってしまったから・・・!!」
これで帰る方法を失った菜苺は焦りの表情を見せるが再び箱を見つめると気持ちが落ち着いた。
「ちょっと・・・この箱を開けてみようかな?」
すると興味津々で箱を開けた菜苺だったが箱の中には猫耳のカチューシャのようなやつと尻尾のようなやつと先が爪のようになっている長い虎柄の手袋とブーツが入っていた。
「これを・・・つけるのかな?」
とりあえず菜苺はこれらを装着すると別の意味で猫娘のようになったのであった。
「にゃお~!!」
誰もいないけど愛想を振りまく菜苺だが気がつけば夜になり、誰もいないジャングルの中で恐怖のあまり身体を震えさせていたのであった。
「こわいよ~!!帰りたいよ~!!またこんな知らない世界にいるのは嫌だよぉ~!!」
恐怖心でなかなか動けない菜苺であったが仕方なく歩くと人間より2倍大きいが小さな恐竜のようなモンスターが4体いたのだ。
「わあ!本物の恐竜かな!?可愛いなあ!」
すると菜苺の声に気付いた恐竜達が彼女を猛スピードで追いかけてきたのだ!
「キャアーーーーッ!!来ないでーーーっ!!あ~ん!!またこんな目に遭うの~!!もういや~!!」
目を充血させて追いかけてくる恐竜達から全力疾走で逃げる菜苺。
「(あれ、猫耳やブーツを着けたら脚が速くなってる!?けど・・・)だれかー!!助けに来てー!!」
猫耳等を装着した途端に身体が軽くなったのか身体能力がアップした菜苺だがさすがに戦う能力まではアップしていないようだ。しかし菜苺が大声を上げた瞬間、ある大人しい火山が大噴火したのであった。
「え!?」
なぜか菜苺の声に反応したかのように噴火した山・・・一体これはどうなっているのか?すると噴火に驚いた恐竜達は退散したのだ。
「(まさか・・・これ?)」
菜苺は驚くと急に眠気がしたのでその場で眠ってしまった菜苺だった。
ー4時間後ー
菜苺は目を覚ますといつの間にか先程退散させたはずの4体のモンスターに囲まれていた。完全に絶体絶命だ。
「ど、どうしよう!?助けて~!!」
菜苺は窮地に立たされていた。するとジャングルの出口らしきトンネルが見えたのだ。
「(あそこへ逃げよう!)」
菜苺はトンネルに向けて走り出したのである。脚が速くなったためモンスター達の間をすり抜けることに成功した。
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