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第3章・若さを保つ食材
村への帰還と食材の正体④
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朝7時頃、目が覚めたヒナは朝食を済ませて直露の運転する軽自動車に乗って例の研究者の元へと向かう。
着いたのは『健康科学センター』というブルーサイド地区で有名な健康について研究している場所である。車を降りた二人をある男性がお迎えしたのであった。
「はじめまして、私がお二方の研究依頼を担当する資鑼村卓美智(しらむら・たくみち)と申します。今回は若さを維持する食材の種を持ってこられたということで拝見させていただきます。」
二人は研究所の5階の『繊維研究室』に招かれてそこで資鑼村研究員と話をするのであった。資鑼村研究員はこの研究所内で一、二を争う食品の成分分析のスペシャリストで彼に食品の成分や効用の正体を聞きに来る人は常に後を絶たない……がこの日は重要な種の話と聞いており二人を優先したのだという。直露は詳しい説明をした。
「私の両親は年齢に似合わず、かなり若く見えましてその理由を調べていたら我々日紙家が先祖代々伝わる畑が彼女の登った山の頂きにある畑でした。その畑から彼女が手にいれてくれたこの種ですが、この種から生まれる野菜のような食材が実家の古文書によると『若さを維持する』とありました。先祖は食べていたようですが両親は食べていません。もしかしたら遺伝する力もあるのかなと思いまして成分とその正体も兼ねて調べてほしいなと思いました。」
「なるほどね……両親は食べてないのに若さが保てているのか。よし、調べてみましょう。一応早くに結果が出そうですが……ただ一週間は最低かかるかもしれません。」
「やはりですか。一週間はかかるのですね……それでも構いません。この種が村に何らかの影響を及ぼすかもしれないので是非とも調べてほしいです!!」
「分かりました!!調べましょう!!これは恐らくこの研究所始まって以来の究極の分析になるかもしれない。だからその成分を徹底的に追求していきましょう!!」
「(取り調べ?)」
ヒナは資鑼村研究員の意気込みを取り調べみたいに感じてしまったが、直露と資鑼村研究員のやり取りから強い意思を感じたのであった。後は結果だけだが……
「ヒナちゃん、一週間どうする?」
「ええ、一週間は旅館を手伝いながら今できる冒険もしたいなと思うわ。」
「それは良いね!ただ、ヒナちゃんが手伝うことはそんなに多くないから自由にやってていいよ!!」
「え、それはダメ!!!泊めてくれてるからお礼は当たり前よ!!」
「そうか……それは嬉しいね……!」
帰りの車内で二人は会話していた。すると信号待ちの際に直露は彼女にある物を手渡ししたのである。
「このネックレスは何?」
「これは君が何かあったときに必ず役に立つアイテムだよ。もし危機が迫ったときにこれを握れば必ず君を助けてくれるはずだよ!!」
「……直露くんありがとう!!」
「必ず危なくなったら使ってね!!」
「うん、ありがとう!」
二人は実の兄弟のように仲良くしていたのであった。そして車は気がつけば民宿に戻ってきたのである。
着いたのは『健康科学センター』というブルーサイド地区で有名な健康について研究している場所である。車を降りた二人をある男性がお迎えしたのであった。
「はじめまして、私がお二方の研究依頼を担当する資鑼村卓美智(しらむら・たくみち)と申します。今回は若さを維持する食材の種を持ってこられたということで拝見させていただきます。」
二人は研究所の5階の『繊維研究室』に招かれてそこで資鑼村研究員と話をするのであった。資鑼村研究員はこの研究所内で一、二を争う食品の成分分析のスペシャリストで彼に食品の成分や効用の正体を聞きに来る人は常に後を絶たない……がこの日は重要な種の話と聞いており二人を優先したのだという。直露は詳しい説明をした。
「私の両親は年齢に似合わず、かなり若く見えましてその理由を調べていたら我々日紙家が先祖代々伝わる畑が彼女の登った山の頂きにある畑でした。その畑から彼女が手にいれてくれたこの種ですが、この種から生まれる野菜のような食材が実家の古文書によると『若さを維持する』とありました。先祖は食べていたようですが両親は食べていません。もしかしたら遺伝する力もあるのかなと思いまして成分とその正体も兼ねて調べてほしいなと思いました。」
「なるほどね……両親は食べてないのに若さが保てているのか。よし、調べてみましょう。一応早くに結果が出そうですが……ただ一週間は最低かかるかもしれません。」
「やはりですか。一週間はかかるのですね……それでも構いません。この種が村に何らかの影響を及ぼすかもしれないので是非とも調べてほしいです!!」
「分かりました!!調べましょう!!これは恐らくこの研究所始まって以来の究極の分析になるかもしれない。だからその成分を徹底的に追求していきましょう!!」
「(取り調べ?)」
ヒナは資鑼村研究員の意気込みを取り調べみたいに感じてしまったが、直露と資鑼村研究員のやり取りから強い意思を感じたのであった。後は結果だけだが……
「ヒナちゃん、一週間どうする?」
「ええ、一週間は旅館を手伝いながら今できる冒険もしたいなと思うわ。」
「それは良いね!ただ、ヒナちゃんが手伝うことはそんなに多くないから自由にやってていいよ!!」
「え、それはダメ!!!泊めてくれてるからお礼は当たり前よ!!」
「そうか……それは嬉しいね……!」
帰りの車内で二人は会話していた。すると信号待ちの際に直露は彼女にある物を手渡ししたのである。
「このネックレスは何?」
「これは君が何かあったときに必ず役に立つアイテムだよ。もし危機が迫ったときにこれを握れば必ず君を助けてくれるはずだよ!!」
「……直露くんありがとう!!」
「必ず危なくなったら使ってね!!」
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二人は実の兄弟のように仲良くしていたのであった。そして車は気がつけば民宿に戻ってきたのである。
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