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第4章・ドーリンの洞窟と若さの効用のルーツ
となり町の洞窟の秘密と怪しい動き⑤
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一方で束椎木を追いかける直露は運転中にある疑問を抱いたのである。
「(あの束椎木という男……服装を見た感じだとドーリン町の人間かもしれないな……しかしなぜヒナちゃんを狙っていたのか……もしかしたら洞窟に何らかの秘密があるのかもしれないな……!!)」
車を走らせてヒナを探す直露の目は強度の怒りに満ち溢れていたのである。すると夫人の足下に何かが転がったのである。
「あ、これはヒナさんのサングラスだ……片付けようとしたときに急いで車に乗ったからそのまま持ってきていたんだわ……」
「(もしかして……)ちょっとサングラスを貸してくれないか?」
「はい。何かありましたか?」
「ありましたも何もこれはもしかしたら持ち主の身元が分かるように作られているかもしれないからな……偶然持っていたとはいえでかしたぞ!」
「ありがとうございます!」
夫に誉められて嬉しい気持ちの直露の妻だったがヒナのことを思うとすぐに表情を切り替えた。直露がサングラスを装着するとマップが映り謎の点がドーリン町付近に点滅していたのである。
「あいつら、Uターンしたのか……?よし、俺らも戻るゾッ!!スピードあげるからシートベルト閉めてその辺にしがみついとけよ!!」
「はい!!」
ドーリンから離れたインターチェンジを降りて、すぐに再び高速道路に入った直露はとんでもなく速いスピードでドーリン方面へと向かう。後ろから警察らしき車が走ってきたのである。警察官が窓から顔を出して叫ぶ。
「そこの車止まりなさい!!」
直露は警察官の方を振り返り、窓を開けて言う。
「今そんなこと出来るかァァァッッ!!!人が拐われてるんだぞ!!!?そっち優先だろがぁぁぁと!!!」
「な……なんだと!?」
一方、束椎木の車はどこかの廃工場へとやって来たのであった。しかし車から降りたのは彼と彼の兄を名乗る男性だけだった。二人は途中のサービスエリアで買ったハンバーガーを食べていた。
「おい、反逆分子はどんな感じだろうな?」
「尋問したら分かるさ。はい、鍵!」
鍵を渡された束椎木兄はトランクの鍵を開けたのである。するとトランクの中には口をタオルで塞がれて手と足をロープでぐるぐる巻きにされていたヒナがいた。手は背中の方にぐるぐる巻きにされていて彼らが常習的な誘拐犯であることを伺わせる。
口のタオルをほどくと束椎木がハンバーガーを口に加えながらヒナの胸ぐらを掴む。そして横から兄がハンバーガーを嗜みながらヒナに尋問したのである。
「君は何を企んでいるのかな?昨日ドーリン洞窟を捜索しているのを見たけど君はどういう目的で来ていたのか?」
「ただの詮索よ!!離してっ!!」
するとヒナは束椎木の掌を噛みつこうとしたのであった。束椎木はそこでヒナに平手打ちをして凄みを利かした。
「君、可愛いな。その強気の姿勢を気に入ったよ。ちょっと予定を変えてしまうかも知れないけど兄貴、いいね?どうだい?僕の嫁さんになるなら解放してもいいよ。」
「ハハハ、気に入ったのかよお前(笑)。まあいい、自由にしな。」
「お断りします。あなたのような顔は良くても性格の悪い方とは関わりたくないですよ!!」
するとムッとした表情を見せた束椎木は彼女に抱きついたのである。
「顔を誉めてくれるなんて嬉しいな。やっぱり君は最高だよ……」
「離してください!!私はただあの洞窟に調べたいことがあって来てるだけであなた方の妨害をしようとしてるわけではないんです!!」
「へえ、そうなんだ。君の顔を見ていたら色んな場所へ行って何かをしたそうに感じるけどそうなのかな?」
「そうよ!文句ある?」
「いやいや、その目的も今日までだなと思うと僕も寂しくなっちゃう。君の旅はここでお仕舞いだよ……残念。」
「あなたたちに終わらされてたまりませんよっ!!だから離せと言ってるでしょっ!!!」
いつも以上に怒りを見せるヒナを束椎木はおちょくるような笑顔で見つめていたのであった。
その頃直露の車はドーリンまであと少しであった。しかし車が渋滞となり進めなくなっていた!
「(あの束椎木という男……服装を見た感じだとドーリン町の人間かもしれないな……しかしなぜヒナちゃんを狙っていたのか……もしかしたら洞窟に何らかの秘密があるのかもしれないな……!!)」
車を走らせてヒナを探す直露の目は強度の怒りに満ち溢れていたのである。すると夫人の足下に何かが転がったのである。
「あ、これはヒナさんのサングラスだ……片付けようとしたときに急いで車に乗ったからそのまま持ってきていたんだわ……」
「(もしかして……)ちょっとサングラスを貸してくれないか?」
「はい。何かありましたか?」
「ありましたも何もこれはもしかしたら持ち主の身元が分かるように作られているかもしれないからな……偶然持っていたとはいえでかしたぞ!」
「ありがとうございます!」
夫に誉められて嬉しい気持ちの直露の妻だったがヒナのことを思うとすぐに表情を切り替えた。直露がサングラスを装着するとマップが映り謎の点がドーリン町付近に点滅していたのである。
「あいつら、Uターンしたのか……?よし、俺らも戻るゾッ!!スピードあげるからシートベルト閉めてその辺にしがみついとけよ!!」
「はい!!」
ドーリンから離れたインターチェンジを降りて、すぐに再び高速道路に入った直露はとんでもなく速いスピードでドーリン方面へと向かう。後ろから警察らしき車が走ってきたのである。警察官が窓から顔を出して叫ぶ。
「そこの車止まりなさい!!」
直露は警察官の方を振り返り、窓を開けて言う。
「今そんなこと出来るかァァァッッ!!!人が拐われてるんだぞ!!!?そっち優先だろがぁぁぁと!!!」
「な……なんだと!?」
一方、束椎木の車はどこかの廃工場へとやって来たのであった。しかし車から降りたのは彼と彼の兄を名乗る男性だけだった。二人は途中のサービスエリアで買ったハンバーガーを食べていた。
「おい、反逆分子はどんな感じだろうな?」
「尋問したら分かるさ。はい、鍵!」
鍵を渡された束椎木兄はトランクの鍵を開けたのである。するとトランクの中には口をタオルで塞がれて手と足をロープでぐるぐる巻きにされていたヒナがいた。手は背中の方にぐるぐる巻きにされていて彼らが常習的な誘拐犯であることを伺わせる。
口のタオルをほどくと束椎木がハンバーガーを口に加えながらヒナの胸ぐらを掴む。そして横から兄がハンバーガーを嗜みながらヒナに尋問したのである。
「君は何を企んでいるのかな?昨日ドーリン洞窟を捜索しているのを見たけど君はどういう目的で来ていたのか?」
「ただの詮索よ!!離してっ!!」
するとヒナは束椎木の掌を噛みつこうとしたのであった。束椎木はそこでヒナに平手打ちをして凄みを利かした。
「君、可愛いな。その強気の姿勢を気に入ったよ。ちょっと予定を変えてしまうかも知れないけど兄貴、いいね?どうだい?僕の嫁さんになるなら解放してもいいよ。」
「ハハハ、気に入ったのかよお前(笑)。まあいい、自由にしな。」
「お断りします。あなたのような顔は良くても性格の悪い方とは関わりたくないですよ!!」
するとムッとした表情を見せた束椎木は彼女に抱きついたのである。
「顔を誉めてくれるなんて嬉しいな。やっぱり君は最高だよ……」
「離してください!!私はただあの洞窟に調べたいことがあって来てるだけであなた方の妨害をしようとしてるわけではないんです!!」
「へえ、そうなんだ。君の顔を見ていたら色んな場所へ行って何かをしたそうに感じるけどそうなのかな?」
「そうよ!文句ある?」
「いやいや、その目的も今日までだなと思うと僕も寂しくなっちゃう。君の旅はここでお仕舞いだよ……残念。」
「あなたたちに終わらされてたまりませんよっ!!だから離せと言ってるでしょっ!!!」
いつも以上に怒りを見せるヒナを束椎木はおちょくるような笑顔で見つめていたのであった。
その頃直露の車はドーリンまであと少しであった。しかし車が渋滞となり進めなくなっていた!
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