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第4章・ドーリンの洞窟と若さの効用のルーツ
洞窟の中の禁断の成分⑪
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成分の柔らかさにヒナはついつい抱きつくかのように持ったのである。時間をかけてついにたどり着いた終点……二人の苦労がやっと報われた瞬間であったのだ。成分の正体はもちろん二人に分からないが資鑼村研究員に渡せば判るはず……だから今は手に入れたことだけを素直に喜べるのであった。ところが……
「あー、あー、持ち出したいのか?もしそうなら二人とも生かして帰すことは出来へんな……」
「誰?」
後ろを振り返ると先程の鷹酉と年齢の近そうな男性と少年二人がいたのである。ヒナと直摩は三人に問いかけた。
「あんたら、誰なんだ?俺らの念願にいちゃもんつけるように絡んできやがってよ……何が言いたいんだ?」
「そうよ!あなたたちには関係ないわ!!」
「うるさいっ!!お前らが持っているのはな、何かの成分とか抜かしているけど成分に使わせる気はねえ!!これは古代都市を復活させるためのお供えものだよ!!」
「古代都市?それって私が登った山の池に沈んでいた都市のこと?」
「ああ、そうだ。お前はあの池を見つけたのか?まあそれなら話は早いな。あの都市を復活させるためにこの物体を俺たちは守っている。この物体は古代都市の植物から生まれたものなんだよ!!」
「それは知らなかったわ……けど何であなたたちがあの街を復活させたいの?」
「あの“頭の悪い兄貴”は耳を貸さないけど俺たちはあの古代都市の王家の末裔なんだよ!!束椎木兄弟も含めてな!!」
実はこの成分はヒナが見つけた池に沈む古代都市の植物から派生した栄養抜群の繊維の集まりであり、さらに古代都市復活のために備えるものとして必要だと男性は主張しているのである。
「ところで兄ちゃん、お前の言う兄貴って誰だ?」
「あの議員とか抜かしてる野郎だろ(笑)。おれは鷹酉唐伊智(たかとり・とういち)!!この名前で分かるな……」
なんとあの鷹酉とこの男性は兄弟であったのだ。しかし、ヒナはある点から二人の関係を気づいていたという。
「だと思いました。顔が鷹酉さんに似ていましたし、“あのバカ”とか“頭の悪い兄貴”とか対象への怒りの言葉が似ていましたからね。だから何らかの関係だと分かりました。」
「ほお、兄貴に会っていたか。あとな、アホとかバカとかあの野郎は俺にしょっちゅう言ってきやがるんだよ。『古代都市はあるはずない』とか抜かしてな!でもあいつも自分がその末裔と気づいてやがらへんみたいや。お前も末裔なのにバカだなあと心のなかで思っているよ。」
さらに彼は語気を強め始めたのである。二人はそれを聞くしかなかったのであった。
「あー、あー、持ち出したいのか?もしそうなら二人とも生かして帰すことは出来へんな……」
「誰?」
後ろを振り返ると先程の鷹酉と年齢の近そうな男性と少年二人がいたのである。ヒナと直摩は三人に問いかけた。
「あんたら、誰なんだ?俺らの念願にいちゃもんつけるように絡んできやがってよ……何が言いたいんだ?」
「そうよ!あなたたちには関係ないわ!!」
「うるさいっ!!お前らが持っているのはな、何かの成分とか抜かしているけど成分に使わせる気はねえ!!これは古代都市を復活させるためのお供えものだよ!!」
「古代都市?それって私が登った山の池に沈んでいた都市のこと?」
「ああ、そうだ。お前はあの池を見つけたのか?まあそれなら話は早いな。あの都市を復活させるためにこの物体を俺たちは守っている。この物体は古代都市の植物から生まれたものなんだよ!!」
「それは知らなかったわ……けど何であなたたちがあの街を復活させたいの?」
「あの“頭の悪い兄貴”は耳を貸さないけど俺たちはあの古代都市の王家の末裔なんだよ!!束椎木兄弟も含めてな!!」
実はこの成分はヒナが見つけた池に沈む古代都市の植物から派生した栄養抜群の繊維の集まりであり、さらに古代都市復活のために備えるものとして必要だと男性は主張しているのである。
「ところで兄ちゃん、お前の言う兄貴って誰だ?」
「あの議員とか抜かしてる野郎だろ(笑)。おれは鷹酉唐伊智(たかとり・とういち)!!この名前で分かるな……」
なんとあの鷹酉とこの男性は兄弟であったのだ。しかし、ヒナはある点から二人の関係を気づいていたという。
「だと思いました。顔が鷹酉さんに似ていましたし、“あのバカ”とか“頭の悪い兄貴”とか対象への怒りの言葉が似ていましたからね。だから何らかの関係だと分かりました。」
「ほお、兄貴に会っていたか。あとな、アホとかバカとかあの野郎は俺にしょっちゅう言ってきやがるんだよ。『古代都市はあるはずない』とか抜かしてな!でもあいつも自分がその末裔と気づいてやがらへんみたいや。お前も末裔なのにバカだなあと心のなかで思っているよ。」
さらに彼は語気を強め始めたのである。二人はそれを聞くしかなかったのであった。
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