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第7章・Enemy search(敵探し)
14階へ④
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ところでヒナは料理が上手かったのではと思う方が多いだろうが、ヒナは確かに旅館で料理を手伝っていたので実質料理は苦手ではない。しかし、まだ調理の基本が出来ていないのと家事系のことは『のんびり』するタイプ(冒険やスポーツはやや『せっかち』タイプ)のヒナは2分で鍋料理を作れるはずがなく、結果的に殺傷力の高い鍋が完成したのである。
「(京介、あれ食べたか?)」
「(食べるわけないでしょう。死んじゃいますよ……!!)」
「(良かった……)」
「竜太さんにとって意識がぶっ飛ぶほどの美味しさだったんですね!!それでまだ美味しいと……!!」
なんと移動中のこそこそ話がヒナに聞こえていたのである。竜太は焦りを見せながら回答したのである。
「あれを食べたら旨さのあまりに魂がはしゃいでいたんだと思う(笑)。それほど絶品やわ!!(んなわけねーよ……)」
「また頑張って作るね!!」
「あ……ありがとう……(もうええっちゅーねん!!)」
まだ頭の痛みが残る竜太ではあったがモンスターが現れると痛さはどこへいくのか華麗な小刀剣術で敵を斬りまくる!!太っているにも関わらず、動きが良い。
「さあ、敵ちゃんかかってこいよ!!斬りまくったるから覚悟せんかいワレぇ!!」
「竜太さん、調子に乗られるとまた痛い目にあいますよ。」
「けっ!」
京介は竜太に指摘した。竜太は小刀をよく眺めてある必殺技作りを脳内で計画していた。
「必殺技作るわな。」
すると象のような怪物が現れた。竜太は小刀を右手で持つと身体を回転させてそのまま怪物を斬りつけたのだ!!
「これぞ東住吉剣術第一・ローリングブレーダー竜太一号!!!」
敵を一撃で倒すとヒナと京介は拍手をしたのである。竜太は小刀を天にかざすとどや顔でポーズを決めていた。
「(ださい……)」
京介がチラッと本音をぼやくと竜太は激怒してローリングブレーダーをしながら京介を追いかけたのである。
「てめえ!!絶対今の許さん!!」
「今、ターゲットは僕ではないはずで……」
「うるさいわい!!お前を倒して正義を勝ち取るでぇ!!」
「竜太さん、許してあげて!!」
「…………!!仕方ないな。ヒナちゃんが言うなら……もうええな。」
優しい表情に戻った竜太にヒナはある事を感じたのである。
「(そういえば竜太さんが雰囲気変わったのは“あの時”かもしれないわ……)」
「ん?俺の顔をじろじろ見とるけど汁がまだ顔に付いてたんか?」
「ううん、違うわ。ごめんなさいね、不快にさせちゃって……」
「?不快ちゃうからエエで!!」
竜太は笑顔を見せた。ヒナも笑顔になった。京介は穏やかな表情で二人を見つめた。
「(あれだけ狂暴だった竜太さんがあまりにも穏やかになっている。ヒナさんら“二人”が変えてくれたんですね。さすがです。)」
3人は8階の通路をわたり、とある部屋に到着したのである。この部屋で重大な局面を迎えることになるとは3人はまだ気づかない……
「(京介、あれ食べたか?)」
「(食べるわけないでしょう。死んじゃいますよ……!!)」
「(良かった……)」
「竜太さんにとって意識がぶっ飛ぶほどの美味しさだったんですね!!それでまだ美味しいと……!!」
なんと移動中のこそこそ話がヒナに聞こえていたのである。竜太は焦りを見せながら回答したのである。
「あれを食べたら旨さのあまりに魂がはしゃいでいたんだと思う(笑)。それほど絶品やわ!!(んなわけねーよ……)」
「また頑張って作るね!!」
「あ……ありがとう……(もうええっちゅーねん!!)」
まだ頭の痛みが残る竜太ではあったがモンスターが現れると痛さはどこへいくのか華麗な小刀剣術で敵を斬りまくる!!太っているにも関わらず、動きが良い。
「さあ、敵ちゃんかかってこいよ!!斬りまくったるから覚悟せんかいワレぇ!!」
「竜太さん、調子に乗られるとまた痛い目にあいますよ。」
「けっ!」
京介は竜太に指摘した。竜太は小刀をよく眺めてある必殺技作りを脳内で計画していた。
「必殺技作るわな。」
すると象のような怪物が現れた。竜太は小刀を右手で持つと身体を回転させてそのまま怪物を斬りつけたのだ!!
「これぞ東住吉剣術第一・ローリングブレーダー竜太一号!!!」
敵を一撃で倒すとヒナと京介は拍手をしたのである。竜太は小刀を天にかざすとどや顔でポーズを決めていた。
「(ださい……)」
京介がチラッと本音をぼやくと竜太は激怒してローリングブレーダーをしながら京介を追いかけたのである。
「てめえ!!絶対今の許さん!!」
「今、ターゲットは僕ではないはずで……」
「うるさいわい!!お前を倒して正義を勝ち取るでぇ!!」
「竜太さん、許してあげて!!」
「…………!!仕方ないな。ヒナちゃんが言うなら……もうええな。」
優しい表情に戻った竜太にヒナはある事を感じたのである。
「(そういえば竜太さんが雰囲気変わったのは“あの時”かもしれないわ……)」
「ん?俺の顔をじろじろ見とるけど汁がまだ顔に付いてたんか?」
「ううん、違うわ。ごめんなさいね、不快にさせちゃって……」
「?不快ちゃうからエエで!!」
竜太は笑顔を見せた。ヒナも笑顔になった。京介は穏やかな表情で二人を見つめた。
「(あれだけ狂暴だった竜太さんがあまりにも穏やかになっている。ヒナさんら“二人”が変えてくれたんですね。さすがです。)」
3人は8階の通路をわたり、とある部屋に到着したのである。この部屋で重大な局面を迎えることになるとは3人はまだ気づかない……
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