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第7章・Enemy search(敵探し)
8階②
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少しすると恐い顔つきの男性が現れた。ただし四人とも怖がるそぶりは見せておらず男性はアウェー感を感じながら喋り出したのである。
「ああ、松浦君に東住吉君か……久しぶりだな……ほぉ、東住吉君は“あれだけ”の男だったのに非常に丸くなった感じがするね……」
「あなたは社長ですね……お久しぶりです。」
「元気そうで何よりだ。」
「あなたこそ……!」
再会のはずが松浦・竜太の二人はくちもとは笑いながらも目付きは男性を警戒しているようなものだった。
「そこの二人は?」
「女の子は最近知り合ったお友だちで男の子は遠い親戚です。」
「君は東住吉君の彼女…………かね?」
ところがこの質問にヒナは顔を赤らめて信じられない返しをしたのだ。
「はい!!竜太さんとはおつきあいしています!!!」
「!!?」
「!?」
「ヒナちゃん、何て……!?」
松浦と京介は驚き、竜太も気持ちが普通の状態でなく顔を赤らめて焦っていた。
「え……私は何を言ったの?」
「俺と恋愛してるということを言ってもうたんや!!」
「おーーーーっ!!はずかしーーーっ!!?」
ヒナは取り乱した。どうやら無意識で恋愛発言をしてしまったようだ。
「…………東住吉君、良かったじゃないか。彼女は純粋だな。」
「いや、恋愛してないんですが……」
「まあいい。」
「良いんかい!!?」
「君達が来たのは送られてきた物の送信した人物を知りたいということだな?」
「はい……それを知りたくてここに……」
竜太は少し取り乱しながらも目的を社長に伝えた。すると社長は拳銃を懐から取り出して竜太に向けたのである。
「東住吉君……君のような可愛い部下だった男を私の手で殺めるのは寂しくて悲しいがここまで来たのならそうするしかあるまい……」
「社長?どういうつもりで……?」
「死にたまえ……」
男性が拳銃を竜太に発砲した。竜太は死を覚悟したが…………拳銃が一発も竜太に当たっていない。弾が切れると男性は苛立ち始めたのだ。
「これはどういうことだ!?」
「社長、そこは僕がさっき異空間を作った場所です。竜太君の目の前の部分が夜中とはいえやけに黒いでしょ。ちょうどそこに遊びで異空間を作ったんですよ。」
松浦はニヤリと笑いながら言うと男性が苦笑いを浮かべた。
「君はさすがだね。日紙家の元々の人間なだけあるよ。」
「そうですよ。元々日紙家の人間だった僕ですからね!!」
男性の言葉に松浦は反応した。竜太は顔をしかめながらヒナと京介は緊迫した表情で二人のやり取りを見つめるしかなかったのである。そして松浦からある事実が明かされる。
「ああ、松浦君に東住吉君か……久しぶりだな……ほぉ、東住吉君は“あれだけ”の男だったのに非常に丸くなった感じがするね……」
「あなたは社長ですね……お久しぶりです。」
「元気そうで何よりだ。」
「あなたこそ……!」
再会のはずが松浦・竜太の二人はくちもとは笑いながらも目付きは男性を警戒しているようなものだった。
「そこの二人は?」
「女の子は最近知り合ったお友だちで男の子は遠い親戚です。」
「君は東住吉君の彼女…………かね?」
ところがこの質問にヒナは顔を赤らめて信じられない返しをしたのだ。
「はい!!竜太さんとはおつきあいしています!!!」
「!!?」
「!?」
「ヒナちゃん、何て……!?」
松浦と京介は驚き、竜太も気持ちが普通の状態でなく顔を赤らめて焦っていた。
「え……私は何を言ったの?」
「俺と恋愛してるということを言ってもうたんや!!」
「おーーーーっ!!はずかしーーーっ!!?」
ヒナは取り乱した。どうやら無意識で恋愛発言をしてしまったようだ。
「…………東住吉君、良かったじゃないか。彼女は純粋だな。」
「いや、恋愛してないんですが……」
「まあいい。」
「良いんかい!!?」
「君達が来たのは送られてきた物の送信した人物を知りたいということだな?」
「はい……それを知りたくてここに……」
竜太は少し取り乱しながらも目的を社長に伝えた。すると社長は拳銃を懐から取り出して竜太に向けたのである。
「東住吉君……君のような可愛い部下だった男を私の手で殺めるのは寂しくて悲しいがここまで来たのならそうするしかあるまい……」
「社長?どういうつもりで……?」
「死にたまえ……」
男性が拳銃を竜太に発砲した。竜太は死を覚悟したが…………拳銃が一発も竜太に当たっていない。弾が切れると男性は苛立ち始めたのだ。
「これはどういうことだ!?」
「社長、そこは僕がさっき異空間を作った場所です。竜太君の目の前の部分が夜中とはいえやけに黒いでしょ。ちょうどそこに遊びで異空間を作ったんですよ。」
松浦はニヤリと笑いながら言うと男性が苦笑いを浮かべた。
「君はさすがだね。日紙家の元々の人間なだけあるよ。」
「そうですよ。元々日紙家の人間だった僕ですからね!!」
男性の言葉に松浦は反応した。竜太は顔をしかめながらヒナと京介は緊迫した表情で二人のやり取りを見つめるしかなかったのである。そして松浦からある事実が明かされる。
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