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第9章・世界の歪み
異世界に吹き飛ばされた竜太③
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崖がなければどこから帰るのか……さっぱり分からずにいたがどうしようもない。老夫婦宅にテレビがあるのでそれを見て何か手がかりを掴むしかないと竜太は考えていたのだ。
「しかし、何だか知らない番組ばかりやし。」
無理はない。この竜太のいる地域は彼がいた地域とは何かが違うのだから…………そしてテレビを見ているとヒナの世界で言うアニメが放送されていた。ちょうど人気投票の結果発表のときであった。一位のキャラクターは竜太から見て“特定の人々に支持されるキャラクター”のイメージがあった。
「もう人気投票とか信用できねえよ。どうせ作者にとって都合悪いやつが一位になりかけたからとりあえずその票を不正だと認識して省いて勝てるやつに票を回しただけだろ。」
竜太は今の自分の発言に自分で驚いたのである。もはや今までのことが重なり、自分が社会に適合できなくなっているのではと心配してしまったのである。
「なぜこんな性格に…………」
竜太は自分を責めた。『あまりにも酷すぎる自分の思想が悔しくなってしまった』と考え込んでしまったのである。
「気にしなさんな。生き方で考えは変わってくるんよ……だから自分の考えに自信は持ちなさい……」
女性は竜太の元にやってくると梨のような果物を切って持ってきてくれたのである。それを食べると竜太の目は潤んでいた。
「ありがたい……おいしい。俺は全然人を信用できなくなっているのが辛い…………」
「今、周りに仲間がいるのやね?彼ら彼女らを信じたらいつか辛い姿の自分と決別できるはずやから……諦めたらあかんで!!」
「ありがとう!!諦めへんように頑張る!!」
諦めずに向上する気持ちを忘れていた竜太は目を輝かせた。失敗も悪運もあったが、やはり諦めたくないという気持ちが再び湧いてきたのである!!
一方、松浦のグループは竜太が転落した崖を発見したのである。その崖から勿論彼らは竜太が転落した場所とは知る由もないが、その崖の下を松浦は覗いたのだが…………
「うわあ…………この崖、底が見えないなあ!!」
底が見えず松浦は『奈落の底』と表現した。あいにく竜太が落ちたとは知らずに結局は去っていったのである。山道を進む松浦グループであった。
一方、転落した竜太は海岸へと老夫婦の家にあった釣り道具なる物を背負って歩いていったのである。その釣り場でのんびり釣りをしているととなりに二人組の男性が釣りにやって来て座ったのである。竜太は誰だと警戒したのであった……
「しかし、何だか知らない番組ばかりやし。」
無理はない。この竜太のいる地域は彼がいた地域とは何かが違うのだから…………そしてテレビを見ているとヒナの世界で言うアニメが放送されていた。ちょうど人気投票の結果発表のときであった。一位のキャラクターは竜太から見て“特定の人々に支持されるキャラクター”のイメージがあった。
「もう人気投票とか信用できねえよ。どうせ作者にとって都合悪いやつが一位になりかけたからとりあえずその票を不正だと認識して省いて勝てるやつに票を回しただけだろ。」
竜太は今の自分の発言に自分で驚いたのである。もはや今までのことが重なり、自分が社会に適合できなくなっているのではと心配してしまったのである。
「なぜこんな性格に…………」
竜太は自分を責めた。『あまりにも酷すぎる自分の思想が悔しくなってしまった』と考え込んでしまったのである。
「気にしなさんな。生き方で考えは変わってくるんよ……だから自分の考えに自信は持ちなさい……」
女性は竜太の元にやってくると梨のような果物を切って持ってきてくれたのである。それを食べると竜太の目は潤んでいた。
「ありがたい……おいしい。俺は全然人を信用できなくなっているのが辛い…………」
「今、周りに仲間がいるのやね?彼ら彼女らを信じたらいつか辛い姿の自分と決別できるはずやから……諦めたらあかんで!!」
「ありがとう!!諦めへんように頑張る!!」
諦めずに向上する気持ちを忘れていた竜太は目を輝かせた。失敗も悪運もあったが、やはり諦めたくないという気持ちが再び湧いてきたのである!!
一方、松浦のグループは竜太が転落した崖を発見したのである。その崖から勿論彼らは竜太が転落した場所とは知る由もないが、その崖の下を松浦は覗いたのだが…………
「うわあ…………この崖、底が見えないなあ!!」
底が見えず松浦は『奈落の底』と表現した。あいにく竜太が落ちたとは知らずに結局は去っていったのである。山道を進む松浦グループであった。
一方、転落した竜太は海岸へと老夫婦の家にあった釣り道具なる物を背負って歩いていったのである。その釣り場でのんびり釣りをしているととなりに二人組の男性が釣りにやって来て座ったのである。竜太は誰だと警戒したのであった……
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