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第9章・世界の歪み
二人組②
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しかし二日も経てば行方不明の二人はすでに見つかっているのでは……と竜太は思っていた。勿論万が一の事態も考えていただけに「あぁ……」と悩む竜太。だが二日あれば何らかの事態が進展する可能性はあったと竜太は見ていた。
ところが二日後……竜太はその状況は勿論知らないのだが、彼の大筋な予測に反して全然進展がなかったのである。トンネルを見つけたはいいが、途中で壁で先に進めず山の頂上にはまだ行けずじまいだったためになにも結果がなかったのである。
「だめだ……どうしよう……」
松浦は焦りを見せていた。松浦だけではなく他の全員も3人の安否を心配していたのだ。
一方、いつの間にか主役の座に輝いている竜太は約束通り、洋明の実家を訪れたのである。家は少し大きく、隣には寺のような建物があった。
「ここがその場所か……」
玄関前で突っ立っていると中から善和が現れた。
「上がりや~」
あれ?ここは……とクエスチョンが沸いた竜太だがとりあえず階段を上ると2階についた。そして障子の扉を開けると…………
「うわあ~!!すげえ!!」
竜太の目の前には大きな祭壇があり、左端、中央、右端には長いろうそくがおかれており、ろうそくの近くに札がおいてあり左から『先祖、先代、前生』『立創神』『長一族』と書かれている。なにか不思議な感じのする部屋であり、入ったときから竜太はなにか懐かしい感じがしたのであった。
「これは…………!!」
すると神社の宮司のような服装をした洋明が竜太を出迎えた。
「これは俺らが先祖代々神様やこの世界のご先祖様達の思いを繋げてきて今のこの世界があるんだ。」
竜太はどう反応すればいいか分からず、戸惑い始めてきた。
「焦らなくていい。今は常に因縁の世界だ。色々なことは前世や前々世から繰り返されてきたことだ。君が今まで悩みや苦しみがあるならばそれは今に始まったことではない。」
竜太はとりあえず頷くしかなかったが少しだけこう言ったのである。
「そういえども僕らが苦しんだときに特定の権力者達が大いなる富を持ち、優雅に過ごしているのを許せない……という思いを抱いてきました。」
「そういう考えはよろしくない。欲を出している。その考えをなくすため、今日は勉強させていただこう。」
「ですが、帰りたいのですが……」
「今勉強させていただければいい。そこから神様やご先祖様が答えを出してくれるだろう。」
洋明の言葉は少し重みがあった。勿論彼は真剣に竜太に声をかけている。だから竜太は真剣に聞いていた。そしてお祈りの時間となった。
一方、松浦達は竜太のお祈り開始の日にも捜索をしていたのである。すると怪しい地下への階段を京介がたまたま発見したのである。
「これは……発見でしょうか?」
「でかしたぞ京介!!」
階段を見つけた松浦達は階段を降りた。すると線路のようなものがあり、それを辿っていくことにしたのである。
ところが二日後……竜太はその状況は勿論知らないのだが、彼の大筋な予測に反して全然進展がなかったのである。トンネルを見つけたはいいが、途中で壁で先に進めず山の頂上にはまだ行けずじまいだったためになにも結果がなかったのである。
「だめだ……どうしよう……」
松浦は焦りを見せていた。松浦だけではなく他の全員も3人の安否を心配していたのだ。
一方、いつの間にか主役の座に輝いている竜太は約束通り、洋明の実家を訪れたのである。家は少し大きく、隣には寺のような建物があった。
「ここがその場所か……」
玄関前で突っ立っていると中から善和が現れた。
「上がりや~」
あれ?ここは……とクエスチョンが沸いた竜太だがとりあえず階段を上ると2階についた。そして障子の扉を開けると…………
「うわあ~!!すげえ!!」
竜太の目の前には大きな祭壇があり、左端、中央、右端には長いろうそくがおかれており、ろうそくの近くに札がおいてあり左から『先祖、先代、前生』『立創神』『長一族』と書かれている。なにか不思議な感じのする部屋であり、入ったときから竜太はなにか懐かしい感じがしたのであった。
「これは…………!!」
すると神社の宮司のような服装をした洋明が竜太を出迎えた。
「これは俺らが先祖代々神様やこの世界のご先祖様達の思いを繋げてきて今のこの世界があるんだ。」
竜太はどう反応すればいいか分からず、戸惑い始めてきた。
「焦らなくていい。今は常に因縁の世界だ。色々なことは前世や前々世から繰り返されてきたことだ。君が今まで悩みや苦しみがあるならばそれは今に始まったことではない。」
竜太はとりあえず頷くしかなかったが少しだけこう言ったのである。
「そういえども僕らが苦しんだときに特定の権力者達が大いなる富を持ち、優雅に過ごしているのを許せない……という思いを抱いてきました。」
「そういう考えはよろしくない。欲を出している。その考えをなくすため、今日は勉強させていただこう。」
「ですが、帰りたいのですが……」
「今勉強させていただければいい。そこから神様やご先祖様が答えを出してくれるだろう。」
洋明の言葉は少し重みがあった。勿論彼は真剣に竜太に声をかけている。だから竜太は真剣に聞いていた。そしてお祈りの時間となった。
一方、松浦達は竜太のお祈り開始の日にも捜索をしていたのである。すると怪しい地下への階段を京介がたまたま発見したのである。
「これは……発見でしょうか?」
「でかしたぞ京介!!」
階段を見つけた松浦達は階段を降りた。すると線路のようなものがあり、それを辿っていくことにしたのである。
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