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第10章・団結に向けて
東住吉家の謎①
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俊策は話が再び東住吉家の話題になると目を輝かせていたのである。
「じゃーん!!」
英寛は俊策が取り出したあるものを見て驚いたのである。
「俊策くん、それ東住吉氏の古文書ではないのか!?」
「はい、東住吉家の古文書です。とはいってもこちらでの歴史は長くないのでやや薄いですが貴重な資料が掲載されています。」
「誰から借りたんだ?」
「僕の母方の祖母が東住吉家の出身で祖母の弟の長男から借りました。実は東住吉の本家筋なんですよ。」
「竜太くんは分家の方か?」
「彼は分家だと思いますよ。本家の方に『竜太』の名はありませんでした。」
「ところで父方の祖母はどこの出だ?」
「晝頭(ひるがしら)家です。」
英寛は俊策に質問をすると彼はしっかりと答えただけでなく古文書を英寛に読ませるというのである。
「1944年4月6日に名門家出身の東住吉家の先祖が地元の旅館で宿泊していると翌日起床したらラビリンシングタウン周辺の旅館……しかも最初に宿泊した旅館と内部のよく似た旅館にいたといいます。そして後にラビリンシングタウンの名門公家の女性と結ばれて子孫を繁栄させていったといいます。息子の一人がウィンガタウンへ移住し、そこで現地の人と結ばれて子孫を繁栄させたことからウィンガタウンには東住吉姓が多く、また婚姻などで地元の名望家・西住吉家とも関わりがあるとのことです。」
「最近来たばっかじゃないか。」
「見たいですね。しかしそんな状態でたくさんの東住吉姓の人達がいますよね。」
「それの理由は分からないがとにかく一族がここ数年で増えたということだけは確実のようだな。」
「まあ東住吉一族はつい最近活躍著しいようになったからな。」
周参見野一族内で東住吉家の議論が活性化してきたのである。英寛は気になることがあるようで俊策に質問したのである。
「ラビリンシングタウンによく似た異世界の場所が彼(東住吉家先祖)の故郷なんだな?」
「そうですよ。」
「西村君は知っているだろう?その場所を……」
「知ってはいますけど……先祖の方はなくなられていますからもう帰ることはできないでしょう。」
「無念だな……」
自身の先祖も同じ道を歩んでいたからか英寛は東住吉家の先祖に同情していたのである。
一方、竜太はある農家で目を覚ましたのである。
「ここは……?」
気づいたらお世話に老夫婦の家であった。身長が戻らないせいでいつものパワーが出せずいつのまにか敗北していたようだ……
「じゃーん!!」
英寛は俊策が取り出したあるものを見て驚いたのである。
「俊策くん、それ東住吉氏の古文書ではないのか!?」
「はい、東住吉家の古文書です。とはいってもこちらでの歴史は長くないのでやや薄いですが貴重な資料が掲載されています。」
「誰から借りたんだ?」
「僕の母方の祖母が東住吉家の出身で祖母の弟の長男から借りました。実は東住吉の本家筋なんですよ。」
「竜太くんは分家の方か?」
「彼は分家だと思いますよ。本家の方に『竜太』の名はありませんでした。」
「ところで父方の祖母はどこの出だ?」
「晝頭(ひるがしら)家です。」
英寛は俊策に質問をすると彼はしっかりと答えただけでなく古文書を英寛に読ませるというのである。
「1944年4月6日に名門家出身の東住吉家の先祖が地元の旅館で宿泊していると翌日起床したらラビリンシングタウン周辺の旅館……しかも最初に宿泊した旅館と内部のよく似た旅館にいたといいます。そして後にラビリンシングタウンの名門公家の女性と結ばれて子孫を繁栄させていったといいます。息子の一人がウィンガタウンへ移住し、そこで現地の人と結ばれて子孫を繁栄させたことからウィンガタウンには東住吉姓が多く、また婚姻などで地元の名望家・西住吉家とも関わりがあるとのことです。」
「最近来たばっかじゃないか。」
「見たいですね。しかしそんな状態でたくさんの東住吉姓の人達がいますよね。」
「それの理由は分からないがとにかく一族がここ数年で増えたということだけは確実のようだな。」
「まあ東住吉一族はつい最近活躍著しいようになったからな。」
周参見野一族内で東住吉家の議論が活性化してきたのである。英寛は気になることがあるようで俊策に質問したのである。
「ラビリンシングタウンによく似た異世界の場所が彼(東住吉家先祖)の故郷なんだな?」
「そうですよ。」
「西村君は知っているだろう?その場所を……」
「知ってはいますけど……先祖の方はなくなられていますからもう帰ることはできないでしょう。」
「無念だな……」
自身の先祖も同じ道を歩んでいたからか英寛は東住吉家の先祖に同情していたのである。
一方、竜太はある農家で目を覚ましたのである。
「ここは……?」
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