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第10章・団結に向けて
東住吉竜太対高直シャロン②
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息をまだしている竜太の姿を見た高直は驚いたのである。
「あんな攻撃受けてなぜ生きているんだ?死んだんじゃないのか……!?」
「あいにく……あんたみたいに……“守る人”はいないけど……“守りたい仲間”……が……いるっ!!」
「!?」
小さな身体でもダメージが大きすぎてもまだ死ねない……竜太の意地があった。
「子供の姿の……俺を見て……大人とすぐ分かってくれた……あんた……には……感謝している。」
「お前に“さん付け”をしたからか?」
「ああ……そうだ……」
「あれは……ただ付けただけだ……」
「それでも……いい……ん……?」
すると竜太の身体が少しずつ伸びてきて元の身体に戻っていたのである。なぜか分からないが大人に戻っていたのだ……
「なんで……?ダメージも少し落ち着いているし……」
「食べ物のなかに入れていたんだよ。身体が元に戻るための薬物を……お前のハンデがあれば殺しがいがないしな……」
「…………あ……ありがとう…………」
「さあ、まだまだ終わらんぞ。お前の言うラストとやらを見せてもらおうか!?」
「よっしゃ!!」
身体がまさかの展開で元に戻った竜太であった。小さい身体で家業を手伝い、お務めをこなしたりしてきたがもうそれも終わりである。元の竜太に戻ると身体がよく動くのだ!!
「これなら……いい技を出せるぞ!!うっ…………!?」
なんと再び吐血したのである。ダメージ自体が回復したわけではなく痛みが治まった程度であったのだ。つまり痛みとは別のダメージは残っていたのだ。
「ダメージはそう簡単に回復しないぞ。さあ、俺に意地を見せてみろっ!!」
「ああ、見せてやるさ。さっき負けたけどこれは“最後のチャンス”だからな。チャンスを生かさなければダメに決まっているっ!!」
「ハハハハハハ、殺りがいがあるなあっ!!!」
この戦いの中で高直にある記憶が甦ってきたのである。
「…………おじーちゃん!!何か技見せてよっ!!」
「よっしゃ、水森家伝統の衝撃技を見せてやるさ。」
子供だった高直が妹ともに母方祖父の実家を訪れていたときだった。自分の娘や孫が殺し屋のようなことをしていたのは悔しかっただろうがその思いを殺して孫達に技を教えていた水森は代々伝わる衝撃攻撃を高直に伝授したのである。その衝撃攻撃を学んだ高直の力は日に日に強くなっていたのである。
「あんな攻撃受けてなぜ生きているんだ?死んだんじゃないのか……!?」
「あいにく……あんたみたいに……“守る人”はいないけど……“守りたい仲間”……が……いるっ!!」
「!?」
小さな身体でもダメージが大きすぎてもまだ死ねない……竜太の意地があった。
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「お前に“さん付け”をしたからか?」
「ああ……そうだ……」
「あれは……ただ付けただけだ……」
「それでも……いい……ん……?」
すると竜太の身体が少しずつ伸びてきて元の身体に戻っていたのである。なぜか分からないが大人に戻っていたのだ……
「なんで……?ダメージも少し落ち着いているし……」
「食べ物のなかに入れていたんだよ。身体が元に戻るための薬物を……お前のハンデがあれば殺しがいがないしな……」
「…………あ……ありがとう…………」
「さあ、まだまだ終わらんぞ。お前の言うラストとやらを見せてもらおうか!?」
「よっしゃ!!」
身体がまさかの展開で元に戻った竜太であった。小さい身体で家業を手伝い、お務めをこなしたりしてきたがもうそれも終わりである。元の竜太に戻ると身体がよく動くのだ!!
「これなら……いい技を出せるぞ!!うっ…………!?」
なんと再び吐血したのである。ダメージ自体が回復したわけではなく痛みが治まった程度であったのだ。つまり痛みとは別のダメージは残っていたのだ。
「ダメージはそう簡単に回復しないぞ。さあ、俺に意地を見せてみろっ!!」
「ああ、見せてやるさ。さっき負けたけどこれは“最後のチャンス”だからな。チャンスを生かさなければダメに決まっているっ!!」
「ハハハハハハ、殺りがいがあるなあっ!!!」
この戦いの中で高直にある記憶が甦ってきたのである。
「…………おじーちゃん!!何か技見せてよっ!!」
「よっしゃ、水森家伝統の衝撃技を見せてやるさ。」
子供だった高直が妹ともに母方祖父の実家を訪れていたときだった。自分の娘や孫が殺し屋のようなことをしていたのは悔しかっただろうがその思いを殺して孫達に技を教えていた水森は代々伝わる衝撃攻撃を高直に伝授したのである。その衝撃攻撃を学んだ高直の力は日に日に強くなっていたのである。
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