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第12章・ヒナの国造り
ウィングフィールドの謎①
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ロージーパイン内をヒナ達が駆けている最中、隣の村のウィングフィールドではある出来事が起きていた。
「まただ……これで8人目だ……」
ある警備部隊(警察)の男性が若い男性の射殺遺体を見て呟いた。ウィングフィールドではここ1ヶ月で8人が射殺されたのである。
「一体……何のために……!?」
「犯人はたぶん銃使いの人間でおそらくあいつらの一味じゃないかな。」
「あいつらとは?」
「W(ウイユ)の一味だよ。あいつらしか考えられねえよ!!」
ウィングフィールドの警備部隊関係者もWの危険性について触れたのである。この連続殺人犯がWの関係者ではないかと既に噂になっているのだ。
「とんでもないやつらだな……W……!!」
「必ず捕縛しましょう。そして必ず斬台(ざんだい/斬首の死刑台のこと)に立たせてやる!!」
ウィングフィールド警備部隊の幹部の一人である若手の日柄樹語(ひがらき・かたる)は意気込んでいた。続く殺人事件に怒りを覚えただけではないのである。
「二人目の被害者は僕の幼馴染みでした。あいつが死んでどれだけ泣いたか……必ず仇を討ちたいっ!!」
「大丈夫だ。お前ならできるさ、語。」
語の上司である警備部隊長・北向橋林平(きたむかいばし・りんぺい)は彼を励ました。林平もまた生まれ故郷をW一味に焼かれて両親を失っていた。
「必ず私もWを斬台へと送る……」
二人の怒りはW捕縛に繋がるか……ウィングフィールドの住民は二人や警備部隊に期待を寄せていたのである。ある被害者の遺族が語に声をかけた。
「犯人を……必ず捕まえてください。大切な息子を殺した憎き犯人を斬台へと送ってください!!」
「分かりました!!必ず斬台に送ります!!」
語と林平は多数の部下を引き連れてWを犯人と前提していたのかWが潜むロージーパイン村に移動したのである。そしてアジトらしきビルの前についた時にたまたま先に来ていた直露と対面したのである。
「む、貴様はWの遣いか!?」
林平は突然直露に銃口を向けたのである。直露はあわてて否定したのである。
「あ、いやいや!!僕はWを探しにやって来たものです!?僕じゃないですよ!!」
「そうか、すまんかったな。我々はここの隣のウィングフィールドからやってきた警備部隊の者で私はその隊長の北向橋林平で隣の右腕の日柄樹語です。」
「僕は日紙直露です。旅館の店長と議員を勤めています。」
※この世界では議員の掛け持ちは禁止されていません。
「そうですか、議員さんですか。一緒にWを捕まえましょう。よろしくお願いします。」
「こちらこそ!!」
直露は林平とガッチリ握手をしたのである。一緒にWを倒すことを決意したのであった……
「まただ……これで8人目だ……」
ある警備部隊(警察)の男性が若い男性の射殺遺体を見て呟いた。ウィングフィールドではここ1ヶ月で8人が射殺されたのである。
「一体……何のために……!?」
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「あいつらとは?」
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「とんでもないやつらだな……W……!!」
「必ず捕縛しましょう。そして必ず斬台(ざんだい/斬首の死刑台のこと)に立たせてやる!!」
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「二人目の被害者は僕の幼馴染みでした。あいつが死んでどれだけ泣いたか……必ず仇を討ちたいっ!!」
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語の上司である警備部隊長・北向橋林平(きたむかいばし・りんぺい)は彼を励ました。林平もまた生まれ故郷をW一味に焼かれて両親を失っていた。
「必ず私もWを斬台へと送る……」
二人の怒りはW捕縛に繋がるか……ウィングフィールドの住民は二人や警備部隊に期待を寄せていたのである。ある被害者の遺族が語に声をかけた。
「犯人を……必ず捕まえてください。大切な息子を殺した憎き犯人を斬台へと送ってください!!」
「分かりました!!必ず斬台に送ります!!」
語と林平は多数の部下を引き連れてWを犯人と前提していたのかWが潜むロージーパイン村に移動したのである。そしてアジトらしきビルの前についた時にたまたま先に来ていた直露と対面したのである。
「む、貴様はWの遣いか!?」
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