ヒナの国造り

市川 雄一郎

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第12章・ヒナの国造り

あやしげな面々

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ヒナ達3人はWのもとを目指しているとある四人組と会ってしまったのである。

「あーら、お客様よ。」

一人目は背の高い女性、日堂ファルル(ひのどう・ふぁるる)という。

「ウハハハ、俺が倒すっ!!」

二人目は体つきのでかい男性、高城ゴメス(たかじょう・ごめす)である。

「う~ん、強そうな感じよね。」

三人目は少し背の低い感じの女性、道岸輝(みちぎし・きらら)である。彼の叔父は元野球選手の道岸与一郎(みちぎし・よいちろう)であり、父親も元野球選手の野球一家育ちである。彼女もまた武器(?)に金属バットを所持している。

「ふん、強そうには見えないな!!」

四人目は雁部護(かりぶ・まもる)である。彼の背中には霊獣・ハイデルンがいた。ハイデルンはジョーラ島のジャングルに生息するジョーラタイガーの霊でもある。だが、人を護るために具現化して戦うのが霊獣である。ハイデルンは護の口を舐めはじめたのである。

「くすぐったいな!やめろよハイデルン!」

護の口調とは裏腹に顔が笑顔であった。彼らは友情が厚いようだ。

「護君、そろそろ本番よ。」

「そうだったなファルルよ。やい、お前達!!ここで会ったが100年目!俺がお前達を倒す!!」

するとヒナは怒りを護に見せたのである。

「ここを通してください!!私達は仲間を二人探しています!!」

すると護は衝撃発言をしはじめたのである。

「二人?ああ、あいつらか。少し太い短気のやつと細長いお調子もんのやつか。あれなら捕らえてW様のところにいる。」

「!!?」

ヒナは驚いたのである。二人はなんと合流する前に連れ去られていたのだ!!ハビラは護の方を見て怒鳴った。

「お前達!!!彼女の仲間はどこに行ったのだ!!?」

「おや、ハビア王子ではございませんか。ここで何をなされているのでしょうか……!?しかもルビィ王女もご一緒に……」

なんと護の口から皇帝一族の名前が出たのである。ハビラとルミはその一族の人間だったようだ。

「あなた!!それ以上何も言わないで!!!」

「ルミさん……ハビラさん……一体……?」

「ナル皇太子から二人の捜索を依頼されていましたのよ。ちょうど良かったわ……」

キララは二人の姿を見ては怖い笑いを見せながら言う。ガッチ皇帝の息子であるナル皇太子とその妃であるミランダから捜索願いが出されていたというのだ。
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