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第12章・ヒナの国造り
『もっと強いやつがいる』
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俊策の笑いは勤やドロシーからすれば少し威圧感のあるものであった。
「敏也は今は療養している。今までの怪我が重なり、起き上がることが出来ないとか。」
「じゃあ……誰でしょうか?」
勤の問に俊策は答えた。
「大型新星(ビッグ・ルーキー)……猫屋敷日奈凛……!!」
「!?」
その頃、ヒナはルミとハビラの二人をお供(?)にはぐれた市山達を探し、Wの元を目指す。
「それでお二人は何者で……?」
「私達は戦う戦士です……よ?」
「正体など関係ないさ。戦うことに今は専念したいんだ。だから私達は君の正体にも興味はない。」
ハビラはヒナに対して『自分は興味がない』と言った。ヒナは寂しい気持ちもあったが人と自分を比べないハビラの性格を気に入ったようだ。
「ハビラさんは優しいですね……」
「どうしてかな?」
「人を見下したりしないから……」
「比べるのが嫌いなだけさ。だから私は家族から少し変な視線で見られている。」
「家族は比べるのが好きなのですか?」
「好きとは言わないが、少し自分より下の人を見下す部分がある。私はそれが嫌であまり彼らとかかわりたくないのだ。」
「お兄様も私も友達は身分とか関係なく友達ですわ。だからヒナさん、私達はもう貴方とは“友達”ですわよ!!」
「!?」
「今、この世界には80億人以上の人がいるの。その全ての人たちと会うには行動力の高い環境でなおかつ200年以上の時間がかかるの……分かるでしょうか?つまり、この私達が一緒に行動している縁と言うのはホンの一握りの人の中から繋がった縁なのですよ。この縁を大切にしないといけないわです。」
「!!!?」
「妹よ、その通りだ。ヒナちゃん!!我々は親友だ、頑張ろう!!」
ハビラはヒナに手を差しのべるとヒナはその手をがっちり握り、握手を交わしたのである。
「協力をしてくれる人の声には応えよう。断れば繋がりを切ることになる……何かあれば助けがなくなるから声をかけられたら応えよう!!」
「はいっ!!!」
一方俊策は勤達に語りかけていたのである。
「勤君は何か言われたら動く人間か?」
「いえ、まずは自ら計算して動きます。」
「それなら君は“真実の心”を持っているな。」
「!?」
「私の母は生前言っていた。『言われて動いたら正直者』で『言われて動かないなら横着者』と……そして自ら動くことを『真実の心』とな……君は真実が見えているみたいだな……!!」
「真実!?」
「ああ、状況に応じた動きの能力には力の上下などない。状況に応じて人は強くなったりするわけだ。つまり今からリーダーになる私より『もっと強いやつがいる』わけだ。それが敵であろうと部下であろうと……な?」
「はい……」
勤には俊策の言葉は難しくて理解できないが、この言葉から見えるある“根本”には気づいているようだった。
「敏也は今は療養している。今までの怪我が重なり、起き上がることが出来ないとか。」
「じゃあ……誰でしょうか?」
勤の問に俊策は答えた。
「大型新星(ビッグ・ルーキー)……猫屋敷日奈凛……!!」
「!?」
その頃、ヒナはルミとハビラの二人をお供(?)にはぐれた市山達を探し、Wの元を目指す。
「それでお二人は何者で……?」
「私達は戦う戦士です……よ?」
「正体など関係ないさ。戦うことに今は専念したいんだ。だから私達は君の正体にも興味はない。」
ハビラはヒナに対して『自分は興味がない』と言った。ヒナは寂しい気持ちもあったが人と自分を比べないハビラの性格を気に入ったようだ。
「ハビラさんは優しいですね……」
「どうしてかな?」
「人を見下したりしないから……」
「比べるのが嫌いなだけさ。だから私は家族から少し変な視線で見られている。」
「家族は比べるのが好きなのですか?」
「好きとは言わないが、少し自分より下の人を見下す部分がある。私はそれが嫌であまり彼らとかかわりたくないのだ。」
「お兄様も私も友達は身分とか関係なく友達ですわ。だからヒナさん、私達はもう貴方とは“友達”ですわよ!!」
「!?」
「今、この世界には80億人以上の人がいるの。その全ての人たちと会うには行動力の高い環境でなおかつ200年以上の時間がかかるの……分かるでしょうか?つまり、この私達が一緒に行動している縁と言うのはホンの一握りの人の中から繋がった縁なのですよ。この縁を大切にしないといけないわです。」
「!!!?」
「妹よ、その通りだ。ヒナちゃん!!我々は親友だ、頑張ろう!!」
ハビラはヒナに手を差しのべるとヒナはその手をがっちり握り、握手を交わしたのである。
「協力をしてくれる人の声には応えよう。断れば繋がりを切ることになる……何かあれば助けがなくなるから声をかけられたら応えよう!!」
「はいっ!!!」
一方俊策は勤達に語りかけていたのである。
「勤君は何か言われたら動く人間か?」
「いえ、まずは自ら計算して動きます。」
「それなら君は“真実の心”を持っているな。」
「!?」
「私の母は生前言っていた。『言われて動いたら正直者』で『言われて動かないなら横着者』と……そして自ら動くことを『真実の心』とな……君は真実が見えているみたいだな……!!」
「真実!?」
「ああ、状況に応じた動きの能力には力の上下などない。状況に応じて人は強くなったりするわけだ。つまり今からリーダーになる私より『もっと強いやつがいる』わけだ。それが敵であろうと部下であろうと……な?」
「はい……」
勤には俊策の言葉は難しくて理解できないが、この言葉から見えるある“根本”には気づいているようだった。
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