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第16章・ステラガーデン編
とある国②
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とある王家に対する怒りを見せた竜太に菊三朗は語る。
「あるとき、レオナルドやレンジは『アラドシティ』をある一族に売ろうという計画も立てていたのが明かになった。」
「ある一族?」
「たしか君達が追いかけている人間の生家である。」
「・・・まさか?」
「ああ。それは『グリーンウッドフィールド家』だ。昔からグリーンウッドフィールド家はアラドシティに目をつけていたのだ。」
「また・・・なぜ?」
「不要な人類を滅ぼして自分達だけの国を作るためにはアラドシティの構造が重要だったからだ。」
アラドシティの洪水対処が出来る特殊な構造に目をつけたWの先祖やグリーンウッドフィールドの先祖もまたこの町を自分の手中に入れようとしたのであった。
「しかしそれは失敗に終わった。当時その地(アラドシティ)にやって来たある男性にそれを妨害されたからである。」
「それ?」
『ククク・・・菊三朗よ。それ以上機密情報を流すんじゃねえ・・・』
「誰だ!?」
菊三朗の背後から声がしたため彼が振り向くと背中に鞘を背負い、昔の貴族のような服装をした男性がいたのである。
「あ・・・あんたは・・・!?」
「俺?俺は『レンジ』だ。俺の血を引くあんたたちがどうして俺の悪口を言うのだ?悲しいじゃないか・・・」
「菊三朗さん・・・血を引く・・・とは?」
「隠していてすまなかった。我々は私の母方を通じてレオナルド国王やレンジ国王の血を引いているのだ。」
菊三朗は自分達にレンジ達の血が流れていることを竜太に説明すると竜太は剣を取り出した。そしてレンジに宣戦布告したのである。
「気分悪いこと言われた顔をしているが・・・おい、戦う気か?」
「俺はこいつら二人を斬りに来た。秘密を知っていちゃ生かしてはおけない。」
「ふん!そうか・・・菊三朗さんは戦わないのですよね?」
「私は戦えなくもないが・・・ん・・・」
「彼らは先祖と戦うには抵抗があるようだ、ならばお前と縁すらない俺が相手をしようか?」
「ふっ・・・それも良いな。貴様もただ者ではないみたいだしな。」
「元からただ者じゃねえし!!」
竜太はレンジに対して剣を向けたのである。するとレンジも隠し持っていた剣を背中の鞘から取り出したのであった。
「あるとき、レオナルドやレンジは『アラドシティ』をある一族に売ろうという計画も立てていたのが明かになった。」
「ある一族?」
「たしか君達が追いかけている人間の生家である。」
「・・・まさか?」
「ああ。それは『グリーンウッドフィールド家』だ。昔からグリーンウッドフィールド家はアラドシティに目をつけていたのだ。」
「また・・・なぜ?」
「不要な人類を滅ぼして自分達だけの国を作るためにはアラドシティの構造が重要だったからだ。」
アラドシティの洪水対処が出来る特殊な構造に目をつけたWの先祖やグリーンウッドフィールドの先祖もまたこの町を自分の手中に入れようとしたのであった。
「しかしそれは失敗に終わった。当時その地(アラドシティ)にやって来たある男性にそれを妨害されたからである。」
「それ?」
『ククク・・・菊三朗よ。それ以上機密情報を流すんじゃねえ・・・』
「誰だ!?」
菊三朗の背後から声がしたため彼が振り向くと背中に鞘を背負い、昔の貴族のような服装をした男性がいたのである。
「あ・・・あんたは・・・!?」
「俺?俺は『レンジ』だ。俺の血を引くあんたたちがどうして俺の悪口を言うのだ?悲しいじゃないか・・・」
「菊三朗さん・・・血を引く・・・とは?」
「隠していてすまなかった。我々は私の母方を通じてレオナルド国王やレンジ国王の血を引いているのだ。」
菊三朗は自分達にレンジ達の血が流れていることを竜太に説明すると竜太は剣を取り出した。そしてレンジに宣戦布告したのである。
「気分悪いこと言われた顔をしているが・・・おい、戦う気か?」
「俺はこいつら二人を斬りに来た。秘密を知っていちゃ生かしてはおけない。」
「ふん!そうか・・・菊三朗さんは戦わないのですよね?」
「私は戦えなくもないが・・・ん・・・」
「彼らは先祖と戦うには抵抗があるようだ、ならばお前と縁すらない俺が相手をしようか?」
「ふっ・・・それも良いな。貴様もただ者ではないみたいだしな。」
「元からただ者じゃねえし!!」
竜太はレンジに対して剣を向けたのである。するとレンジも隠し持っていた剣を背中の鞘から取り出したのであった。
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